感情タグBEST3
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2019年43冊目。このシリーズは敵キャラが魅力的。敦賀迷彩は勿論、無事かませ化が決まった真庭忍軍しかり。対比的に七花の異常性を浮き彫りにさせるのも巧い。千刀を生かした戦闘もイカしてる。
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喰鮫が死んだのはすごくショックだった。おいおいおいおいおいマジかよ西尾さん……。
性格がかなりツボでした。まにわにで一番好き。来世で七花とお友達になればいいよ……!鳥居に上るセンスとかすごすぎる。
嫌がる迷彩に詰め寄るけどお酒に弱い喰鮫みたいなのをどこかで見てツボった。
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お姫様だっこの二人の姿が好きです。
相変わらず読みやすく、言葉のリズムが軽快なのでサクサクです。敦賀迷彩が好きなので高評価にしました。
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やっぱりとがめはかっこいい
七花に「でかした」と声をかけるとがめは強い
いつか七花がもう少し成長したら敦賀迷彩を殺したことで
苦い思いをすると思うと今からかわいそう
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刀語シリーズ第3弾
今度の刀は「千刀ツルギ」
1000人の巫女が持つ1000本の刀と
それをたばねる元山賊の女
1000本で1本の変体刀
とがめの、お姫様抱っことか
随所に「はいはい」的なお約束が(笑)
七花の、純粋な刀ならではの怖さも見えてきます
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今回は出雲ということで、巫女さんがどっさり。元山賊の敦賀迷彩は千刀流の使い手。そして彼女が刀にこだわるのはある事件をきっかけに巫女たちを守るため。心の陽動作戦をしかけてくる迷彩に七花はビクともしないが、千刀流で窮地に追い込まれる。それにしても真庭忍者くん・・・おかしなヤツが多いが、強いのはいないのか?
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<内容>
西尾維新×竹が放つ、待ってました!の時代活劇絵巻!
千刀 vs.無刀!
「俺は刀だからな――。とがめ以外のためには、心も身体も、動かないさ」
無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と野心を秘めた奇策士・とがめは、出雲の国は三途神社へ辿り着く!伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた“刀”は12本 ――残るは10本!“千本で一本”なる千刀(セントウ)・ツルギの秘密とは!?刀語、第3話の対戦相手は、三途神社を束ねる敦賀迷彩!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第3弾!
西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!
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冒頭の「この歴史が間違っている」というのは四季崎記紀の言葉かな?
過去に転生した未来人的な言葉に思えたけども。
場所は出雲で敵は千刀流の敦賀迷彩とまにわにの白鷺。
それが人であれば心理戦は通じたのかもしれないけれど、
彼は刀だったため通じなかった。というお話。
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再読。今回は「千本で一本」という定義を持つ千刀・ツルギを所有する敦賀迷彩が相手。今作も七花は相変わらず一本の刀として迷彩と戦った訳だが敦賀迷彩の心情やらバックボーンやらを一切慮る事なく戦い抜いていた。再読だからこそわかる事だけれどそんな七花がこれから先どんどん人間くさくなっていくのが楽しみである。しかしまにわにの忍者たちは本当に良い意味で好感の持てるかませ犬だなぁ。
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ちょっと、西尾らしい空気がしてきたかな。
ただ、それを言ってしまっては、大概の時代小説の主人公に当てはまってしまいそうな気がするけれど。
前の 2 冊はどうあれ、これのアニメ化はちょっと気持ち的にしんどいかなぁ。
良くも悪くも、主人公について行けるかどうかのふるい的一冊ですね。
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どうも七花ととがめの性格、関係が判り難く面白くない。解説も説得力ないし・・まぁ、時代劇と言え時代設定自体が架空だし、読み流しの作品だけど言葉遊びも笑えない。それでも、今回の迷彩は存在感があった。相変わらず、真庭は端役だな(笑)
月1冊で12冊。その1冊でアニメ約25分。12回放映で約3ヶ月分か。一番大変なのはアニメの脚本かも。
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講談社BOXレーベルが送る、大河ノベル第3弾。
四季崎記紀の完成形変体刀を収集する七花ととがめが
三本目の収集対象として選んだのは、千刀・ツルギ。
その所有者は、出雲の三途神社の長・敦賀迷彩――。
ちなみに、「ツルギ」は表示できないから
やむをえずカタカナ表記になっているだけであって、
本当は、金偏に「殺」で「ツルギ」と読む。
第3弾ともなると、この「刀語」のパターンにも慣れてくる。
あくまでひとつの大きな物語のうちの一章なのであって、
原稿の枚数制限などもあるのだから、
このくらいのクオリティがもしかしたら限界かもしれない。
もちろん、決してクオリティが低いという意味ではないが。
毎回毎回、刀の所有者としてゲストキャラが登場し、
その過去などがある程度描写されるのだが、
紙幅の都合からか何なのかわからないが、
ちょっとその描写が薄いような印象を受ける。
枚数を費やせば費やすほど、厚みのある人物描写が
果たして可能になるかといえばそうでもないので、
紙幅の都合を理由にするのは逃げのような気もするが。
次から次へと出てくる刀の異常な性質などは面白い。
来月は、第1話からその存在が予告されていた
日本最強の剣士・錆白兵が登場。
非常に楽しみである。
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人間らしさを捨てようとして捨てきれなかった、敦賀迷彩
刀ととして生き、人間らしい葛藤をしない、鑢 七花
自分という自分を偽りだまし続ける、奇策士とがめ
全然似てないけど、似てないなりに理解ができたり、できなかったり。
あまりに純真無垢に人をあっさり殺す七花。
幼子が虫を炙って焼き殺すかのような姿をみて、
とがめは、どこまで七花を人間らしさのまま留めておけるのかな。
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三本目の刀は、出雲にあり。
出雲、巫女さん!
二本目の刀を奪ったときに植えつけられた恐怖がじわじわと残っている。
ここに、人を殺める罪悪感が加わると、どうなるのだろうと思う。
キャラクターがきちんと成長、というか、どんな変化を遂げるのかとても楽しみ。
千本で一本の刀。
いや、マジで千本あるとは思わなかったけれども。
七花ととがめのラブコメチックな道行を楽しみつつ、巫女さんです。
わけありだけど、真っ黒の巫女装束に、顔に大きなお札はなかなかのインパクトだった。いいな。
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前作よりも人の心に焦点を当てたストーリー展開だった
敦賀迷彩、とがめ、黒巫女 それぞれの心情を野暮ったくなくさらりと書いてあってやはり読みやすかった
全12巻のうちの3巻目、起承転結でいったら「起」の終わりといった感じで少しずつ後の話の重要な含みをちらほら見せているのだろうか
なんにしてもさくっと読めて面白い
面白いがお金が無い
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無刀の剣士・鑢七花と野心を秘めた奇策士・とがめは、出雲の国は三途神社へ辿り着く!伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた“刀”は十二本――残るは十本!“千本で一本”なる千刀・ツルギの秘密とは?刀語、第三話の対戦相手は、三途神社を束ねる敦賀迷彩。
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ツルギという漢字が出てこない…。そういう漢字はあるようです。
手書きパレットで検索できるんだけど、一般的なWEBフォントにはない漢字らしいです。
そういえば本文の中で、水準漢字じゃなくてごめんね! みたいなことが書かれていたような?
たぶん、初めて見たアニメの刀語は、この回だったと思います。最初の、階段を登っているあたり。こんな経緯で、あんなカッコで階段を登っていたのね…。
あとですね、ついに出てきました「しちりん」が(笑)
七花の愛称です。ほら、七花がとがめを愛するという建前だから、そこはほら、恋人同士のような甘い呼び名があるわけですよ。それを「しちりん」て決めたんですって。このバカップルたちめ(笑)
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『刀語 千刀・ツルギ』作:西尾維新
初版発行:070301
発行所 :講談社
登場人物:敦賀迷彩
三途神社の神主にしてツルギの持ち主。
真庭喰鮫
真庭忍軍の頭首の一人。『鎖縛の喰鮫』
あらすじ:『鉋』『鈍』と順調に手に入れたとがめと七花は出雲の三途神社へとやって来たとがめと七花。持ち主敦賀迷彩と交渉するがとある条件を出された。
目次 :序章
三途神社
敦賀迷彩
真庭喰鮫
千刀流
終章
オススメ:七花ととがめが互いのことが大分解って来たようだけれでも、色々な問題点が見え始めて来ました。これから二人がどう変わってくのか楽しみになる巻です。
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敦賀迷彩の過去とか背景設定はよかったが、戦闘シーンがなんとも・・・
あとこれ本当に12冊もあるのか・・・と思うとなかなか続きを読む気にはなれない。
アニメで楽しむのがもしかしたらちょうどいいのかも。
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千本で一本とはこれいかに。
これまでも、刀と使い手の正当性はこの物語で重要視されてきたことだが、今回は少しばかり視点に変化がある。
駆け込み寺として、寺を解放し、守るために刀を欲する。迷彩は正しいことをしたくて、刀を得たわけではない。
これまでの中で、一番葛藤を心に抱いていたキャラクターではないだろうか。
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鑢七花は剣だ。人でありながら、虚刀流という一本の剣だ。千本で一本という奇妙な剣を前に、七花の異状が垣間見える。
活劇調で語られる、奇妙奇天烈ながらも鬼気迫るファンタジー!
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○2008/09/22
冒頭から巫女子ちゃん(の、言い回し)の登場にテンションアップ(笑)
今回はそれほど突っ走らず、これから先の展開に関わってくるのか、主人公2人、七花ととがめの心情とか危うさなんかをピックアップ。…純粋ってすごいわ。
そして毎回毎回まにわには…もうすでに噛ませ犬でしょうが、西尾さん(笑)
"「ま、まにわにですって……?」「なんということでしょう、めちゃくちゃいかしているではありませんか!(略)」""この世界はばかばっかりだ。"
だってそんな世界なんだもの。喰鮫さん…うん、やっぱり個性だけは十分なんだよ。真庭語ができるくらいだものな。
すっかり忘れていた決め台詞をきちんと言っていた七花が律儀だなぁと。
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正直なところ、千刀の使い方は予想出来てました。というか、あれ以外無いでしょうね〜。
でもまぁ、使い手の方こそ問題。その面で言えば、今回の敵役である敦賀迷彩はなかなか面白いキャラで良かったです。
しかし、文中に原稿何枚が云々と字数制限の話があったのですが、その割には四季崎紀記はいっつもフルネームだし、変体刀の名前もフルだし、今回で言うならツルギの字を二ページ分くらいズラッと書いてたり、毎回で言うならダッシュ多いし。
ちょっと、ていうかかなり「ん?」と思いましたけど、どうなんでしょうかね。
そこは直接内容とは関係無いのでスルーしていいのでしょうけどw
今回の千刀より、次回の薄刀にかなり興味があったり。
文中では扱いにくい事だけしか書いてなかったと思うので、それを使いこなせたならばどの様な利点を生むのかが楽しみです。
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戯言シリーズでの語り口が濃く出ており、これぞ西尾維新全開といった感じだった。
セリフ回しも含めて、戯言シリーズでの言い回しに似ていた。→巫女子ちゃん独特の比喩表現とかw
とがめ巫女装束を七花が見るシーンが省略されていたのが残念。
全体的にこの巻は戯言シリーズに近い気がした。