【感想・ネタバレ】忘却バッテリー 4のレビュー

取り戻せ、記憶と情熱! 圧倒的ハイスピード記憶喪失野球コメディ!  
怒涛のギャグ爆笑の第一巻に油断した私、巻を追うごとに何度も熱いものがこみ上げるようになりました。
そんな本作の主人公は、天才バッテリーのキャッチャー「要 圭(かなめ けい)」。中学シニアで無双した有望選手でしたが、なんと記憶喪失に! 野球なんて知らん、と都立高校(※野球部なし)に進学します。そこには、「野球なんて二度としねえ」と覚悟した実力者がちらほらいて…。
誰にでも才能はある、そりゃそうだけど、それでも自分の上位互換はいくらでもいます。そんな残酷なスポーツの原則を突き付けながら、真の天才に打ちのめされた人間の再起が生々しく描かれます。運動部で常に弱かった私は、読みながら何度も目頭を押さえ、そして数ページ後には声をあげて笑ってしまいました。文字通り笑って泣けるマンガです。
天才がネットでいくらでも見つかる現代、今こそ読んでほしい才能と情熱の物語です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

千早の話熱い!!
羨ましい人たちだって努力したからこそその位置に立ってるわけで、その努力を見ないで 運とか才能とかだけ羨ましがるのは失礼なんだよなあ。
未来につながるっていう見返りがなくたって、今やりたいっていう気持ちには意味があって、重要なんだ!って力強く語られて、勇気づけられた。

やめるかやめないかは自分で決めていいんだ!

智将とパイ毛はどちらも捨てがたいので、パイ毛が智将になるコースは大歓迎。
それにしても記憶喪失の原因、そういうことだったのか…いいかんじに重い…

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 頭脳プレーを得てとする俊足のセカンド・千早瞬平にスポットを当てた4巻である。
 記憶を取り戻した要圭の手によって組まれた氷川高校との練習試合が舞台となり、彼の小賢しさが生まれてきた背景にメスが入れられている。

 3巻に続く形で描かれた彼らの背景は、本当にごく当たり前のように中学生の球児たちの身に降りかかっている類だろう。
 抉り出すように描かれた苦悩と、苦悩ゆえに吐かざるを得なかった嘘の苦々しさは、読み手に深く突き刺さる。
 フィジカルに限らず、また野球に限らず、あらゆる世界で垣間見える才能の差は時に絶対的で、彼の苦悩に共感を覚える読者も多いことだろう。

 今回も星五つで評価したい一巻だった。
 ストーリーラインとしては、千早の前に立ちふさがった壁に彼がどう立ち向かうか、というところでクローズしている。次の展開が待ち遠しい締めくくりだろう。
 そんな優れた読後感を番外編7「もし清峰葉流火がアレな感じだったら」でぶっ壊す感じなどもまた、この作品らしいところに違いない。

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2019年09月09日

Posted by ブクログ

智将圭様降臨、続き。だが一巻もたないとか。
ヤマちゃんの緊張感、はるちゃんのぬか喜び、千早くんの壁、いろいろほんとすごいリアル。

うわーもう次巻が出ちゃうよ! それを楽しみに明日も頑張る!!

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2019年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

時々思い出して話を進めるみたいな
しかしこの漫画はおじさんのいじり方がどうかしてるなあ。全カットでいいでしょ

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2022年08月07日

ネタバレ 購入済み

もどかしい

圭ちゃんの記憶が戻ります。一時的に…。でもその間の記憶が無いのは切ないです。おバカな圭ちゃんも含めて治って欲しい。

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2021年07月11日

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