【感想・ネタバレ】薬屋のひとりごとのレビュー

舞台は中華圏を彷彿とさせるとある大国。
元・市井の薬師であり、現・後宮の下働きとして日々を送る少女・猫猫(マオマオ)が、その知識と観察眼を武器に後宮で巻き起こる事件を解決していく、ミステリーシリーズ。
Webサイト『小説家になろう』で掲載され、大人気を博した作品です。

後宮に売り飛ばされた薬師の猫猫。
年に似合わず沈着冷静で頭のいい彼女は、後宮ではひたすら目立たないよう、大人しく過ごし、年季が明けるのを待とうとしていました。
しかし、そんな後宮で、皇帝の子が相次いで三人身まかられ、さらに現在も二人の妃の生まれたばかりの宮がどちらも衰弱するという事件が発生。
呪いとして片付けようとする周囲に対し、元・薬師としての性分がうずいて仕方のない猫猫は、何気ない気持ちから事件解決のヒントを匿名で投げ文しますが、それが宦官・壬氏(ジンシ)の目に止まってしまい……。

頭がよく、常に一歩引いた視点で物事を考える猫猫が、その博識を生かして事件解決にひと役かっていく姿がなんとも痛快な本作。
そんな彼女に執着し、活躍を後押しする美貌の宦官・壬氏との関係からも目が離せません。
やがて宮中の小さな事件を解決するうち、二人は国家転覆計画へと巻き込まれていくことに――。

作りこまれたキャラクターや世界観に、一度ハマったら抜けるのは至難の業!
コミカライズ版もあるので、ぜひどちらも楽しんでください!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前々から気になっていた作品。
娘が観ている同作のアニメを横目でチラ見していたのを、思い切って購入。

「好奇心と知識欲。そして、ほんの少しの正義感」
若干17歳とは思えない冷静さ、洞察力には感心するばかり。比較してはいけないとは分かってはいるけれど、うちの娘と同世代とはとても信じられない。
薬師というよりもはや医者なのではないか、という場面もチラホラ。とても楽しくて頁をめくる手が止まらない。

「無知は罪」
「憶測でものを言っちゃいけない」
ハッとさせられる言葉に反省しきり。

猫猫をはじめ壬氏、阿多妃、猫猫の養父等、正体の気になる人たちがたくさんいるし、物語の展開ももちろん気になるし、で物語を追いかけるのがとても楽しみなシリーズになった。

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2024年02月02日

匿名

ネタバレ 購入済み

これだけでも扱いに出来そう

1巻目でこれほどまでに満足感があり、美しい終わり方をする本は何時ぶりか。玉葉妃、梨花妃、阿多妃、里樹妃、花街の妓女、どれもこれも書ききれない。阿多妃は今からでも補佐役として上がれないのかな。

#ダーク #感動する #じれったい

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメ化して山積みしてあったので、何となく読んだ。

いや、二番煎じがクソミソに言われるのがよくわかった気がした。

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2023年10月26日

ネタバレ 購入済み

猫猫、登場

変な子、爆誕。
毒を好み、男を避け、薬草集めに精を出し、
妙に広い知識をたまに垣間見せる。
無愛想だが、悪い子ではない。
…今後に期待。

#深い #ドキドキハラハラ #シュール

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2023年03月28日

ネタバレ 購入済み

なろう読後購入

なろう(Web版)現在最新分まで読んでから購入しました。なろうよりも書籍の方が猫猫と壬氏の関係が進んでいるとの事なので期待しながら読んでいます。なろうと書籍の違いですが、今のところ話の進行に関係しないような事件・小話が全く別物の話になっている感じです。楽しんで読んでいます。

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2021年01月16日

pon

ネタバレ 購入済み

面白い!

コミックの無料版のみのつもりが、続きが気になってしまって、原作を購入してしまいました。
興味がある分野はどんどん知識として入るけど、興味がないところは勉強しようにも眠たくなってしまって進まない…、という経験、あるあるよくある、と、親近感がわきました(笑)。
ふたりの仲がまた、じれったくていいです

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2020年05月11日

ネタバレ 購入済み

ラノベなのかな?読むべし

採取していたところ、人さらいに誘拐され、後宮に売られた薬師の主人公。
後宮は、2000人の官女と、1000人の宦官が在籍する女の園。
後宮で巻き起きる事件に薬師の主人公の好奇心が、うずうずして始まるストーリー。
この本は、きっと、ラノベというカテゴリーに入るんだと思います。
その理由で敬遠している方がいたら、もったいない。読むべし。深遠な世界の扉が開きますよ。

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2022年12月26日

ネタバレ 購入済み

やっぱり☆1.5

漫画と平行しているから かぶっている所は要らないかな?と思っていたけど…。
お値引きされてたし やっぱりこの文体好みなんだなぁ~。ついつい 引き込まれてしまっていっきに読んでしまう!(笑)のちのち 小説一本にしただけに やっぱり好き

壬氏さまにとって猫猫は 新しい籠の外の刺激的な世界なんだろうなぁ。まさに新しい玩具。
気にいったものはとことんかまう。
そうしてしまう気持ち解るなぁ。
その性格が解るのはもっと後だけど…
見付けた時の瞬間を後から読んでみると
また おもしろい!

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2021年03月16日

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