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Posted by ブクログ
この作品は、父娘の関係を軸に描いたライトテイストのハイファンタジー作品である。
物語設定はタイトルの通りであり、昨今のラノベ業界の流行に則ったネーミングが行われている作品であるが、その内容は実に良質なジュブナイルだ。
子を思う父の心と、親を慕う娘の心が活写されながら、情景描写もまた情感豊かに描かれている。ファンタジー世界の手触りが感じられる作品であり、児童文学などで描かれるような情感の豊かさがこの作品にはある。
今巻の物語は「父親の元へと帰郷したい娘が、Sランク冒険者としてのしがらみによって帰れず苛立つ」という大変地味なストーリーラインになっているのだが、それでも読み進めるのが楽しい一冊であった。
書き下ろし短編のさらりと描かれた親子の姿にせよ、表情豊かに描かれているイラストにせよ、総じて優れた作品であり、優れたネット小説の書籍化である。
素直に星五つで評価したい作品だ。二巻以降も楽しく読んでいこうと思う。
面白い
捨て子の赤ちゃんを拾ったときは25才。
その娘を小さな頃から鍛えて、一人前に育てたお父さんがステキ。
義足なのにEクラスだったのがおかしいほどの腕前。
登場人物が魅力的です
無難に良いお話
アンジェが女としてではなく、娘として父を愛しているというところが一貫していて素晴らしい。
紙灯籠の話の挿絵の父親がヒゲを生やしているのが残念でならない。
まさに父娘だね
父と娘二人の視点で書かれる物語、5巻まで読みましたが面白かったです。
物語全体の雰囲気が良く、父親のことになると暴走しがちな娘を父親が温かく見守る感じが良かったです。
父娘の絆
アーススターコミックのWEBで無料で読み始めたのがこの作品との出会い。
無料だからと読み始め、のんびりとした物語が好きになり、キャラクター達に魅力を感じ、楽しみに読んでいたのですが、読み逃しをしてしまい、思い切って小説版を買ってみたのですが、積ん読状態で長いこと放置してしまいました。
完結したようなので、読んでしまおうと本を開きました。
やはり魅力的な作品です。
ものすごく面白い訳でもないし、先が凄く気になるという訳でもないのですが、暖かく父娘の絆を描かれていて、心が暖まります。
うん、本当に良い父娘。