【感想・ネタバレ】昭和天皇物語 9のレビュー

誰もが知っていて、実は知らない昭和天皇の激動の生涯。
昭和天皇の幼少期からを描き、人格形成の過程も垣間見られる作品。数えで5歳の頃から養育係として仕える足立タカとのやり取りや、初等教育の過程での周囲との立場の異なりへの気持ちの表れなどから、感じることは昭和天皇も庶民と変わらぬ人であるということ。
あの時代に何を思い、どう行動したのか。大元帥陛下であり大天皇陛下として、そして象徴として、人間として。
昭和天皇の内面を描きつつ、突き進む時代が描かれている今作は、ただの歴史マンガとしては括れない。
改めて、日本とは何か、日本人とは何かを見つめ直すきっかけになるような内面に響く作品だ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

ついに

ついにここまできたかという感。
陸軍も海軍も文民統制からほど遠く、統帥権を持っている天皇すらも軽んじる。

#ドキドキハラハラ #アガる #ドロドロ

0
2022年04月23日

購入済み

昭和は長い

思ってた以上に引き込まれました。
全てではないのでしょうが、いいのかな?という思いもありつつ
中々知れない様々な事柄など漫画を通して知れて良かったです。

明治時代も大正時代も多少なりとも垣間見えました。
楽しみにしています。

#アツい #エモい #タメになる

0
2022年04月02日

購入済み

戦争に向かう緊迫感

昭和天皇が悩みもがいている姿が伝わってくる。立憲君主国の体制下で天皇のあるべき姿を求めて悩み続けていたのだろう。昭和天皇の思いとは別に、軍部が勝手な行動を起こし、戦争がどんどん近づいてくる緊迫感がすごい。

0
2021年12月31日

Posted by ブクログ

天皇の立場の難しさと露骨なまでの軽視。
様々な角度で登場人物たちの想いが入り交じり、早い展開だった。

当時の物騒な世相も反映され、イメージしやすい。

0
2021年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

関東軍の暴走と、それに苦悩する昭和天皇、日本の内閣が描かれている。
国際的見地から見て、日本の将来を真に考える人物をどんどん暗殺していき、自分たちの思い通りにしていこうとする軍部。
あくまで国際的に協力して、情勢を穏やかにしていこうとする昭和天皇や内閣。
その闘いに勝っていく(勝手にどんどん暴走していく軍部→追認するしかない天皇)軍部が、後の大戦を引き起こしていくことになる。
もちろん、天皇自身は戦争を起こしたくなかったにちがいない。その苦悩がよく伝わってくる第9巻であった。

0
2021年11月07日

Posted by ブクログ

う~んもし5.15事変でチャップリンが巻き込まれていたら事変の様相は変わっていたかもしれない( ̄▽ ̄;)

0
2023年11月27日

Posted by ブクログ

5.15事件にチャップリンが関係あったとは!ラストエンペラーも登場し、ますます目が離せなくなってきた。

0
2022年05月18日

購入済み

5.15事件直前

軍部の暴走の過程が描かれ、緊迫していく様子と天皇の苦悩が描かれる。
侍従武官長については昭和天皇の親任が厚かったかのように書いている書物もあるが、
実際はこうしてご意向を無視していたとは。白川大将が対照的。

0
2021年11月10日

Posted by ブクログ

うーむ、これで良いのかな。ほんとに。
なかなか実像が見えてこないお方だけにちょっと躊躇しますな、このマンガの解釈は。

0
2021年11月07日

「青年マンガ」ランキング