舞台は中世の中国をイメージさせる宮廷の中。人さらい(!)に連れてこられた薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が、イケメン役人・壬氏(ジンシ)に能力を買われたことで、後宮で起こるさまざまな事件を解決していくことになる、ミステリー&ラブコメディです。
「帝の御子の原因不明の病」や「下女の謎の自殺」などの事件を、猫猫が薬師としての知識と鋭い洞察力で次々と解決していく様子は爽快です。
フィクションではあるものの、作中には昔の文化や薬の知識がふんだんに盛り込まれており、「へぇ〜昔の人の化粧ってこういう感じだったのか」、「媚薬ってアレで作るの!?」など、勉強になります。
そして、このマンガで私が特に好きなのは、猫猫のヒロインらしからぬクールな性格(笑)
人さらいに遭っても動じない肝の据わりっぷり、次第に猫猫に好意を寄せ始める壬氏からのアプローチも華麗にスルー。いつもは女性を誘惑する側の壬氏が、猫猫に完全に翻弄され、やきもきしている様子が微笑ましいです。
猫猫のところへ舞いこむ次の事件は? 猫猫の運命は? 猫猫と壬氏の恋の行方は?
読めば続きが気になること、間違いなしです!
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猫猫の里帰り。ここでも不穏な事件が起こるも猫猫が解決・・・解決といっていいのかわからないのが悲しい。
それとは別で壬氏様の猫猫に関する顔の変わりようが面白い。
匿名
壬氏の脳破回
壬氏がずっと落ち込んでる巻。知らん武官に猫猫を寝とられるわ、やっと帰ったと思えば寝床を一緒にしたかのようなことを猫猫から言われるわ、誤解だったと知った途端に今度は親しい人が亡くなるわ…かわいそうかわいいし面白かった。
Posted by ブクログ
壬氏の素が少しずつ出てきながらも猫猫に振り回されてるのに玉葉妃と同じように笑います
妓楼での推理も見応えあり、禿の幼いながらも強かな発想にゾクリとします
猫猫の毒味役を庇ったり、正義感を感じながらも誰かが罰せられる直接の原因になりたくないといった思いに、この時代の身分の差がはっきりと感じられ少し切ないです
里帰り
後宮にいるから、普通の方法では里帰り出来ないんだな〜。
そこで、目を付けた相手がナイス過ぎる。
あと、そこでも事件に巻き込まれちゃうんだな〜。
匿名
カラーよりモノクロの方が、ベタやトーンがパキッとした絵柄に映えて好み。
天女のような美しい宦官として壬氏を描くときと、高順の前で相好を崩す青年らしい壬氏を描くときとで雰囲気が違い、上手いとおもう。
Posted by ブクログ
まず最初に、猫猫のポニテかわいい!。ジンシの様子どもっぽくてかわいいんですけど!もうその二人のコンビ最高!!あと玉葉ひがなんやかんやで楽しんでいるのもなんかいい!
生まれ育ち
里帰りで垣間見えるヒロインの生い立ち。
常に平然とした態度が、花街で揉まれてきたからとわかり納得。キャラと世界の奥行きが広くておもしろい。
実家
猫猫の実家登場です。
おやじさんの洞察力、判断力すごいです。
今までの猫猫が居るのは、おやじさんが育てたからというのも大きな要素の1つだなと感じました。
巻末の猫猫と小蘭のやりとりも可愛すぎます!
どんどん面白くなっていきます
里帰りで花街での猫猫が描かれていたり、また壬氏もヤキモチ焼いていたり…と二人のそれぞれの素が見え隠れしていてニヤニヤする場面も多い一方、妓楼で事件が起きてドキドキハラハラ、推理もいっぱいのますます面白さが加速する3巻でした。
里樹妃
後宮の妃達の物語が、
ゆっくりと少しずつ進んできています。
猫猫は相変わらず、壬氏に
振り回されて、
壬氏は、
猫猫の嫌〜な顔を見て楽しんでいます。
Posted by ブクログ
里樹妃はまだ幼いが割と大変な人生を送っている、と思う
猫猫はカッコいいです
いやあ、禿の子......何考えてたんだろう......
帰郷
今回は園遊会で知りあった李白と華街へと一時帰郷をする猫猫…
猫猫はソレの意味を知らないのだが、勘違いした壬氏はショックを受ける事に…
一方、猫猫の一時帰郷も平穏とは言えず…
花街やらで
やはり、男女の夜の話も具体的に出てきますね。元が後宮の話だからあれだが。
ババアに売られるとか李白の一夜の夢の件とか猫猫も貞操守れんの?とか全く興味なくて
大丈夫か?とかはらはらしますね。ジンシ(字わからん)のショックは大きかっただろうなw
顔を汚してたおかげで人さらいの時猫猫はぶじだったのかな。あ、売るんだから手を出さなかったんだろうな。