【感想・ネタバレ】茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らすのレビュー

中華風の架空の世界が舞台。
自称「ちょっと物覚えがいい」後宮女官の茉莉花が、皇帝の珀陽にその才能を見いだされ、官吏として成長していくお話です。

この茉莉花の「ちょっと物覚えがいい」というのは、「一度見たものは忘れない」というすごい能力なのですが、そこで簡単に「天才のサクセスストーリー」へとは繋がらないのがこのお話の面白いところ。

珀陽からは理不尽とも思える難題を与えられ、若い女だからと周囲から舐められるのは普通で、うまくいかないことの方が多いかもしれません。

しかし、だからこそ、そんな逆境の中で徐々に才能を開花させ、最終的には周囲が期待した以上の功績をあげていくところは毎回、痛快ですっきりします。

また、皇帝としては完璧な珀陽が、茉莉花と二人きりの時には素の顔を見せたり、茉莉花もそんな「特別扱い」にドキドキしたりと、この二人の恋の行方も見どころです。

※同著者の『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズは本作のスピンオフ作品となります。

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感情タグBEST3

匿名

購入済み

続きが気になるー!

目まぐるしく物語が進み、とてもワクワクする内容でした‼めちゃめちゃいいところで終わるので、続きが気になります‼次回はラブラブ多め期待します♡

#ドキドキハラハラ #じれったい

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2023年10月26日

購入済み

御史台新キャラ

翔景の異動に伴い御史台へ異動になった茉莉花。翔景の後任として引き継ぎされるかと思えば新人いびり?があったり監査対象者が殺されたりてんやわんや。茉莉花がどんどん新しい能力に目覚めていきます。新キャラとの絡みが面白くて次巻も楽しみです。

#ドキドキハラハラ #ダーク #笑える

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2023年10月23日

Posted by ブクログ

活躍を続ける白楼国の新人文官の茉莉花は大きな人事異動で御史台へ異動。指導役の蓮舟と仲良くなろうと試みたものの弱みを握ってしまうという展開を繰り広げた茉莉花は、「あえて悪女になりきる演技をする」ということに挑戦しながら仕事に取り組んでいく(同期の春雪が茉莉花に抱く感想は共感する(笑))
そんな中で事件が起き、茉莉花は珀陽の力を借りながら調査を進める。今巻は序章という感じだったけど、新しく出てくるキャラクターたちもなかなかいい味出しててこれからが楽しみ。茉莉花がやたら深いセリフをたくさん言っててほんと16歳....?って思うところもあれば、珀陽に励ましてもらって頑張る姿もあってかわいかった。ところどころくすっと笑える描写は相変わらず楽しいなーと思ってたんだけど、最後作品名につながる記述があって、鳥肌経つほど興奮した。
はーすでに次巻が楽しみになってる。

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2023年10月22日

匿名

ネタバレ 購入済み

ここで!

『茉莉花官吏伝』ここでこう繋がるんだ!!
ってなりめちゃくちゃ面白い!!
新たな登場人物達も面白いしどんどんハマっていく!!
ここまでハマった長編小説はじめて!!
続きが、はやく読みたいです

#笑える #ドキドキハラハラ

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2023年10月16日

匿名

購入済み

わー

またもやいいとこで終わったー。
早く続きが読みたいです。
どう展開していくのか、
二人の関係の進み具合とかも含め
楽しみにしてます!

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2023年10月17日

購入済み

事件が複雑で話が二転三転していくので話についていくのが大変ですが、茉莉花の有能ぶりが発揮されてて良かった!隙をみて茉莉花とイチャイチャしたがる陛下も可愛い。
次巻で事件解決かな?

#胸キュン #ドキドキハラハラ #カッコいい

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

完結せずに次回へ
今回も茉莉花ちゃんの頭脳はキレてます
初めに比べたらかなりの力を手にしてるのに
虎の威を借る…にならないように自分を律せるところは
世界の政治家や官僚たちに見習って欲しいね

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり春雪くんいいなぁ。茉莉花はめっちゃ頼りにしてて一番の友だちくらいに思ってるのに、春雪くんは基本ドン引きしてる関係性が好き。
そしてついに「茉莉花官吏伝」できちゃう?茉莉花が恥ずかしがるような、という目論見でどんどん盛られてるのがおもしろい。

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2024年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

翔景の後任として御史台に異動となった茉莉花は、ひょんなことから指導役である蓮舟(れんしゅう)の秘密を知り嫌われてしまう。蓮舟の弱みを握った茉莉花は、あえて悪女になりきり仕事で勝負を挑むことに! 
しかし勝負を通して力を認めてもらうはずが、殺人事件の重要参考人として蓮舟が捕まってしまう。茉莉花は珀陽の力を借りながら事件を調査するが――!?

新キャラ蓮舟くんが茉莉花にどんどん追い詰められていくのが面白かった(笑)
しかも茉莉花が誤魔化したせいで、珀陽は蓮舟くんに対してあらぬ誤解をしている気がする…(笑)
蓮舟くん、出てきたばっかりなのに散々な目にあっていて可哀想だったので、次巻では本領発揮していただきたい…(笑)
でも最後まで読むと、蓮舟くんはこの物語にとって重要なキャラクターになりそうな気がします。「あ、そうなるんだ!」と目からウロコでした。
物語の展開的にも書いてくれた方がより素晴らしい演劇になりそうです。

今回では犯人は明かされませんでしたが、中々複雑な状況に進んでいっている感じが…。
続きも楽しみです。

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2023年12月23日

Posted by ブクログ

そこらの転生悪女なんて目じゃない有能悪女な主人公。茉莉花、常識も倫理観もしっかりしてるのになぜ……
茉莉花が首都勤務になると春雪くんの出番が増えて良いですね。

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2023年10月15日

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