『シャーロック・ホームズ』シリーズの名ヴィラン、モリアーティ教授が装いを新たに登場!
皆さんは、ホームズシリーズについて何処までご存知でしょうか。では、モリアーティ教授は?
「悪のカリスマ」「犯罪界のナポレオン」との呼び声高いモリアーティ教授。悪役は、正義に倒される役柄ではありながらも、一定の人気を集めるもの。
この物語は、そんな「モリアーティ教授」を大胆にリメイク。犯罪紳士としての彼の姿を鮮やかに描き出します。更に、彼には「もう一つの正義」としての側面も持ち合わせており、英国社会の闇を炙り出します。
悪役に惹かれる人も、ホームズファンという方にも楽しめるこの作品、是非お手に取ってください!
感情タグBEST3
二人の天才の頭脳戦
シャーロックホームズを知っていても知らなくても楽しめます。ワトソンとホームズがドンドン良いコンビになっていく感じが素敵です
シャーロックが誤認逮捕され、その後自ら真犯人を探し出すというストーリーです。
事件の謎を解決していく時のスピード感や、シャーロックがいかに"謎"というものを愛しているかが伝わってくる。
後半はモリアーティ側メインのお話。
それぞれのキャラの良さが出ていたお話ではないかなぁと。あと、モランさんの厨二病発言も必見です。
主人公
私たちが本来主人公だと思っていたシャーロックホームズはモリアーティー教授によって主人公という舞台の上に存在していたという設定が面白い!悪の根元を叩くために犯罪を犯す自分自身も裁かれる対象であり、それでも弟だけはなるべく無垢な状態にしてあげたいという兄の思いが切ない。
奥行きがあって、のめり込んでしまう内容なのに
テンポがよくて読みやすい!!
逆に早く続きが読みたくなって止まらなくなってしまう💦
作画もほんとうに綺麗でずっと読んでられる😊
匿名
法にも警察にも裁かれる事のないやりたい放題の貴族たち。
そんな貴族たちを命を奪う事で罰するのが、いい事かどうかはわからないが
モリアーティ達の気持ちはわかるなぁ。
でもって自分たちだけを特別視するわけでもなく、自分たちをも「犯罪を犯す貴族」
に位置付けているのがすごいフェア。
悪に鉄槌を
この世の明るみに出ない凄惨な事件がある。正義と悪の境界線は人それぞれだけれど、ウィリアムたちの言動は法を超えて裁けない犯罪を駆逐する信念が確かにある。
私もきっと、貴族の被害者だったらウィリアムたちを応援しちゃうだろうなぁ。彼らの行く先は一体…
酷い殺し方の貴族が目立つ中で、モリアーティ家の事情やホームズの動向が気になります。まだまだ始まったばかりなのにすごい面白い。血の吹き出し方には圧巻ですね。
あの名作の誕生
犯人はシャーロックホームズ!?
状況は、ホームズを犯人と断定する物ばかり、追い詰められたホームズが、この謎をどう解き明かすのか。
そして、コナンドイルの名作 名探偵シャーロックホームズは、どうやって生まれたのか。
モリアーティは、ホームズまでも支配してしまうのか。
シャーロックホームズファンでも楽しめる一冊です。
誤認逮捕
新しいキャラクターが出てくるたびに、モリアーティ達の新たな一面や考え方が知れる面白い作品。
息をもつかせぬ展開とはまさにこのこと。
アニメでみてすごく好きな雰囲気だったため
漫画も購入しました。
アニメで内容は知っていましたが
絵と文字で見るとより内容が
入ってきて漫画も購入して良かったです。
シャーロック
ついにシャーロックが動き出した。
事件解決もそれっぽくて面白かった。
そして、その裏でうまく動いているモリアーティを
かっこよく描けていると思う。。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
ドレッバー伯爵殺害という無実の罪で警視庁に逮捕・投獄されたシャーロック。背後で糸を引く“何者か”を暴くべく、シャーロックは事件の捜査に乗り出す。大英帝国の闇を照らす名探偵の誕生で、ウィリアムの“計画”は新たな局面へ――!!
【感想】
Posted by ブクログ
物語の肝の部分が明確にされた巻。
ホームズはきっと彼らの思う通りには踊ってくれないだろうね~。楽しみ。
しかし後ろ髪切っちゃったの残念ですよホームズ…髪の毛括ってるのがチャラくて格好良かったのに。
Posted by ブクログ
購入。
最近、少年マンガはジャンプスクエアのコミックしか買ってないかも(笑)
イラストよし、ストーリーよし!シャーロックホームズまで出てきて(これまた、裏がありそうな)今後も期待してます!
初心者にも
普段漫画はほとんど見ないですが、物語に引き込まれてあっという間に読み終えました。アニメ版から知って、さらに深堀りした内容を知りたくて買ってみました。モリアーティ達が悪い貴族に罰を下していく様はスカッとしますがこの巻の後半はかなりグロテスクな表現があるので苦手な方はお気をつけて下さいね。アニメ版では知り得なかったフレッドの内面がみれたのが個人的な収穫です!
Posted by ブクログ
警察や法律が裁けない貴族を始末し、ホームズに貴族の悪事を暴かせることで社会を変える。いかに世の中が理不尽だったかがわかる。
それにしても、人間狩りは昔は本当に行われていたのだろうか…。だとしたらタチが悪すぎる。
Posted by ブクログ
竹内良輔構成、三好輝画『憂国のモリアーティ』(集英社)はコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とした漫画である。シャーロック・ホームズの宿敵ジェームズ・モリアーティ教授が主人公である。
原作のモリアーティ教授は、悪党の首領というイメージが強い。ホームズの宿敵と言っても、『名探偵コナン』の江戸川コナンと快盗キッドのような友情が成立しそうな関係ではない。相容れない敵である。
これに対して本書のモリアーティは階級制度による悪を取り除こうとする義賊である。本書で描かれる貴族の横暴は絶望的なほどである。正真正銘の格差社会である。それを取り除こうとするモリアーティに勧善懲悪のカタルシスがあることは事実である。
現代日本にはアングロサクソン的な格差社会になることを危惧する声がある。本書に描かれたような社会になることは避けたいものである。しかし、格差社会批判が新自由主義批判となって現れることには違和感があった。
本書の貴族の横暴は新自由主義とは無縁のものである。むしろ現代日本の新自由主義を批判する勢力にも存在する権威主義に負うところが大きい。そのような権威的な支配に対抗する思想が新自由主義である。現代日本に貴族はいないが、世代間不公平のような不公正は存在する。格差社会にしないためには、そこを問題にすべきだろう。
善悪
何が正しくて何が間違っているのか。
たぶんその時々によって違うものではあると思うけれど、モリアーティの行動にスッとする部分がある一方で、善を感じない。
Posted by ブクログ
緋色の研究とバスカヴィル家の犬のオマージュ?でした。
緋色の方はモリアーティとホームズの対決でした。
ホームズの謎に対する貪欲さ、謎のために手段を選ぶ、選ばないの狭間など人間性を図る意図のある話でした。
バスカヴィル家のほうは胸糞悪い話であり、昔の貴族社会の裏側では行われていたことなのかと思うといたたまれなくなった。
娯楽のため、悪魔的儀式のためとかいろいろあったのかなぁと。
方向性は違えど、黒執事が好きな私としてはこのシリーズも好きです。
Posted by ブクログ
気が向いた時に買い足せばいい
とか思ってたらいつの間にか一年経過。
いやぁ、なるほどでした。
確かにワトソン目線で見たら
原典と同じようにホームズが事件を解決してるわ。
貴族相手に事件を起こし
ホームズが解決して事件が明るみに出ると
貴族の蛮行も知れ渡るっていう
構図にしたいわけですね。
ということは
いいように使われていることになる
ワトソン君ですが
このままピュア路線を担当して
頑張ってくれたまえ!
Posted by ブクログ
モリアーティ目線で描かれたホームズ・パスティーシュ3巻。
ホームズは全く読んだことないんだけど、wikiで見ると少しずつあらすじ変えてる模様。
今回の元ネタは「緋色の研究」と「バスカヴィル家の犬」。
続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
「文字通り"闇"に光を照らす主人公になってもらおう シャーロック・ホームズ」
ホームズのキャラがいかにも漫画的なのだが、これはこれで良い。
モランが思いのほかカッコいいキャラになってきた。人狩りの話はダークで好き。