感情タグBEST3
Posted by ブクログ
浜辺先生のシリーズは、今まで読んだどの本も
引き込まれるし、深い洞察があり考えさせられる
終末期医療と救急を分けること
救急車を、軽症者が呼ばないこと
目の前で、老親が苦しめば助けたいと思うのは人情
しかし助かるはずの若い命をみすみす無駄にしないために、社会全体の利益も考えたい
Posted by ブクログ
下町の救急救命センターの部長さんが書いたおそらくリアルな体験をもとにしたお話です。日本は平均寿命が伸びて長寿国になりましたが、どういう死に方をするのかと言う難しい問題についても考えさせられます。文章力があって内容も面白く、とても読みやすいのですがこの方お医者様でした。下町なのでなぜか江戸っ子口調です。
Posted by ブクログ
東京下町の救命救急センターの現役医師が書いたエッセイ。時代とともに、そこに運び込まれる患者さんも変化していく。
最近は、病気の高齢者の方が増加しているという現実。
とても読みやすい文章で、毎回、一回完結の病院ものドラマを観ているかのような感覚になる。
そこには患者の様々な人間ドラマがあり、また救命医療の医師の悩みや思いが描かれている。
今日も救急車を見るたび(奈良の地方でもよく観るようになって来た気がする)、様々な人間ドラマを想像する。
解説は上野千鶴子さん