感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自宅近くで交通事故に遭った小学生の男の子の話は
自分にも同じ歳の頃の息子がいるので
読み進めるのが辛かった
でも全体としては、他の作品同様
救命の中心である医療行為に留まらず、
患者の救命が果たしてその患者の幸せなのか、や
家族への配慮が描かれており
激務の中でも人の気持ちに配慮する姿勢に
感銘を受けた
個人的には、ずっと気になっていた
仕事中の荒い言葉遣いが!演出でなく
実際通りと分かってすっきりした
Posted by ブクログ
昔から医療ドラマは人気高ですが…
この本には『リアル』が描かれている。
ドラマで表されるような奇跡なんて、皆無なんだなぁ~っと痛感させられました。
うん、まさしく『リアル』。
人間の生も、死も、『リアル』なんです。
Posted by ブクログ
救命センターのドクターが書いた本の2冊目。前作と同様読み終わった後に色々と考えさせられました。中でも自殺未遂を繰り返し、本当に死んでしまった子の話は印象に残っています。
Posted by ブクログ
医者としてというより人間としての葛藤が描かれている
家族が突然植物人間になってしまうとか、
迷惑ばかりかけられていた兄弟がどうなろうと知ったこっちゃない、という家族がいる事とか
明らかに老衰での呼吸停止時に救急車を呼ばないこたが果たしてできるだろうか
Posted by ブクログ
突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラマ。「こちら救命センター」に続く待望の第二弾!日本エッセイスト・クラブ賞受賞。(裏表紙)
Posted by ブクログ
救命センターというとスーパードクターが奇跡的に患者を救うというイメージがテレビで刷り込まれている。現実はほとんどがそんなキレイな話ばかりでない事、命を救う事で起こる問題、患者の家族との対面、等。ここには現実の救命センターで、力を尽くされている医師の姿がある。医療系のドラマは嘘とは言わないが、それ以上に感じるものがある。
Posted by ブクログ
きれいなお為ごかしではない、おそらく救命医療の現場で実際に存在するであろう実際の側面が語られていて興味深かった。
本書に登場した経験豊富な医師の意見、熱意に溢れ現実を知らない、または恐れること臆することを知らない研修医・若手医師の意見、あまり知識のない学生の疑問、医師を傍らで見る看護婦の意見。それぞれの立場からのせりふが書かれていて、読みながら同意したり、啓発されたり、頭を悩ませたり、憤ったりしました。
Posted by ブクログ
「人の命の価値に上下はない」もっともなことだけど、自殺を図った命より労災で怪我をした命が大事だと思ってしまう。労災のひとが身内だったらなおさら思う。自殺を図った人を助けているうちに労災の人のベッドが足りなくてたらいまわしされたら思ってしまう。
Posted by ブクログ
10個の短い話から出来ています。特に印象に残ったのは「自己決定」という話でした。狂言自殺を繰り返すうちに命を落としてしまった若い女の子。どれも考えさせられるところの多い話だと思います。
Posted by ブクログ
突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラマ。
Posted by ブクログ
正直こわかった。医者って壮絶な職業だなあ、と改めて。想像力すら及ばない世界だけれど、でも自分のみに引き寄せてみざるを得ない切迫感がありました。
Posted by ブクログ
実際の裏側も知れて良い。
「『救急医療』は、『地域医療』であると言われる。ある地域に発生した救急患者はその地域の中で適切な医療を受けられるようにしなければならない、つまり『何時でも、何処でも、誰でも』受けられるということが、救急医療のモットーなのである。」