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【第47回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作】突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラマ。「こちら救命センター」に続く待望の第2弾!
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Posted by ブクログ
自宅近くで交通事故に遭った小学生の男の子の話は 自分にも同じ歳の頃の息子がいるので 読み進めるのが辛かった でも全体としては、他の作品同様 救命の中心である医療行為に留まらず、 患者の救命が果たしてその患者の幸せなのか、や 家族への配慮が描かれており 激務の中でも人の気持ちに配慮する姿勢に 感銘を...続きを読む受けた 個人的には、ずっと気になっていた 仕事中の荒い言葉遣いが!演出でなく 実際通りと分かってすっきりした
昔から医療ドラマは人気高ですが… この本には『リアル』が描かれている。 ドラマで表されるような奇跡なんて、皆無なんだなぁ~っと痛感させられました。 うん、まさしく『リアル』。 人間の生も、死も、『リアル』なんです。
救命センターのドクターが書いた本の2冊目。前作と同様読み終わった後に色々と考えさせられました。中でも自殺未遂を繰り返し、本当に死んでしまった子の話は印象に残っています。
医者としてというより人間としての葛藤が描かれている 家族が突然植物人間になってしまうとか、 迷惑ばかりかけられていた兄弟がどうなろうと知ったこっちゃない、という家族がいる事とか 明らかに老衰での呼吸停止時に救急車を呼ばないこたが果たしてできるだろうか
突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラ...続きを読むマ。「こちら救命センター」に続く待望の第二弾!日本エッセイスト・クラブ賞受賞。(裏表紙)
救命センターというとスーパードクターが奇跡的に患者を救うというイメージがテレビで刷り込まれている。現実はほとんどがそんなキレイな話ばかりでない事、命を救う事で起こる問題、患者の家族との対面、等。ここには現実の救命センターで、力を尽くされている医師の姿がある。医療系のドラマは嘘とは言わないが、それ以上...続きを読むに感じるものがある。
「人の命の価値に上下はない」もっともなことだけど、自殺を図った命より労災で怪我をした命が大事だと思ってしまう。労災のひとが身内だったらなおさら思う。自殺を図った人を助けているうちに労災の人のベッドが足りなくてたらいまわしされたら思ってしまう。
10個の短い話から出来ています。特に印象に残ったのは「自己決定」という話でした。狂言自殺を繰り返すうちに命を落としてしまった若い女の子。どれも考えさせられるところの多い話だと思います。
突発的な事故や病気で命の危険にさらされた人間を救うべく登場した救命救急センター。だが、収容された患者の死亡率が、3割を超えるという厳しい現実がある。医療の最前線であるために、人生の表も裏もきれいごとも本音も、鮮やかに浮かび上がらせる病院。24時間態勢の救急医療の現場で医者と患者が織りなす生と死のドラ...続きを読むマ。
正直こわかった。医者って壮絶な職業だなあ、と改めて。想像力すら及ばない世界だけれど、でも自分のみに引き寄せてみざるを得ない切迫感がありました。
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