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空海の誕生
梵字のマントラがすさまじいです。虚空蔵求聞持法というのがあるんですね。にうつ様と呼ばれている褐色肌の不思議な女性に遭遇し、いよいよ本格的に留学、となりそうです。
にうつ様はちょっと「もののけ姫」に出てきそうな。水銀の原材料を加工する生業をしていますが、これも資源枯渇は免れないでしょうし、この後の展開も気になります。
吹き出しなしのページが続くあたりも圧巻でした。描き込みが凄いです。
空海がなるまでの巻。何度も言うが、表現が凄まじい。言葉に命が宿り、空海が単なる渦巻でできてるような体、そしてなによりも個人的にぞっとしたのは、海に大魚が泳いて来た場面。心に刺さって、なんて原始的だろう。自分的に全漫画のトップ1のシーン。
空海誕生!
空と海という深い名前の誕生。古代の丹生(水銀)の価値など、貴重な情報に富んだ作品だと思います。最澄(Extra Purity?)という名前もすごいです。
空海
今回は空海の話が中心。中学生の子どもの歴史の資料を見ると、空海は全国各地に井戸や温泉を開いたという伝承があるとありました。そのきっかけとなるのがこういうことなんですね。
だんだん!
別々の道を辿ってきていた最澄と空海の道がだんだん交わってきました!どんどんテンションが上がってきますね!これからこの2人はどうなるのか。とても楽しみです!
読んでいる側の感覚さえ研ぎすまれていくかのようなすごい作品。読後も興奮が冷めやらぬままずっと頭のなかをぐるぐると駆け巡っているのだが、それが何かなのかわからない。とにかく圧倒された。
面白すぎる
"サプリ"の時から大ファンだったおかざきまり様!作家さん買いって凄くありませんか!ちょっと読んでみよかと悩んでる方がいらっしゃったら是非オススメではし。
Posted by ブクログ
3巻もとても面白かったです。
真魚が修行の末に見た自分自身は大きな魚…そして空海へ。
このところの古生代生物の見開きが好きです。
人間じゃないにうつ様もとても好き。ここが高野山になるのか。
ラストで、最澄と空海の思いが重なります。海を渡り、唐へ。続きも読みます。
Posted by ブクログ
今のところこの3巻が一番好き。
真魚が始めて空海と名乗り、高野山の意味が分かってゾクゾクする。
目に見えない世界と隣り合って生きていたこの時代の人々にあって、空海は更に突出した存在だ。自らの恃む道を、世界を、迷いながら手探りながら、がつがつと力強く進んで行く。
天才の存在感
空海が「空海」となる場面が描かれる。
ただ、天才を側で見る人間というのは常に羨望と絶望が入り混じった感情を持つのだろうと思うと、複雑な気持ちになる。
そして、いよいよ最澄と空海が交わるとなるとワクワクする!
Posted by ブクログ
満を持しての空海登場。空海が修行により心の深層に降りていく描写はサイケデリックで、また、息がつまる。悟りの手前の魔境に落ちかかるところは手に汗を握る。異形のものとの交流やサイキックな能力も描かれる。よかった。