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キノの旅を読み始めて初めての五つ星。
独特の世界観で感動や爽快感が強いわけではないけど、何故か読んでしまう作品。
そのシリーズの中で最も面白かった!オススメ!
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キノの旅13作目。 オススメの話は「違法な国」。 法律で禁じられている行為の描写がある本は全て発禁扱いになり、回収する法律ができたばかりの国の話。 国掛かりの大馬鹿な話にしか私は見えないが、ネット規制とかゲームが子供に犯罪性を付与するとか言っている現代に通じるものがある。 それを抑制するのは、教育や本人の経験なのか、原因そもそもを断ち切ることなのか。
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あいかわらずキノとエルメスの気の抜けた会話に癒されます。
キノの反応がだいたいわかるようになったためか、あまり意外性は感じませんでした。
でも、おもしろいものはおもしろい!
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この巻には、『百年後に本作品を読まれる方へ』という、未来を見据えた(?)前書き的な物が。
『違法な国』もかなり時事ネタで面白かったです。
あとがきは、結構長いインタビュー形式になってました。
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買って仕舞ったままどこに仕舞ったか判らなくなって
読むまでにもの凄い時間がかかってしまった。
この時期にこの話題をネタに持ってくる時雨沢先生がステキな一冊。
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本当にいつも通りの寓話です
普段何気なく接している事柄を抽出し、再構成し、物語化する
一見簡単に見えてとても難しい事を今回もさも簡単そうにやってのけてます
毎度毎度の精巧な物語の構築、恐れ入るの一言です
そんな今作ですが、今回は大分社会風刺色が強いです
特に表現の自由を扱った『違法な国』は秀逸で
「作品」と呼べるものに少しでも携わる人には是非読んでほしいお話
日本がこんな国にならない事を切に祈るばかりであります
と、少々重い話が続くわけですが
決してそれだけで終わらないのが時雨沢クオリティ
スペシャル収録の『いろいろな話』はキノと若かりし頃の師匠が一緒に旅をするという
作者の悪ノリ全開な出来ですし
お待ちかねのあとがきも作者との一問一答の興味深い内容になっております
一読の価値がある、ファン納得の13冊目です
個人的には、巻頭カラーの『嫌いな国』『凄い国』が好きです
シンプルで、でもちゃんとオチがあって人間臭い所がもうたまりません
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やっと読めた13巻。
このシリーズは時雨沢作品の中でも特に好きです。
今回収録されている話の中でも特に気になったのはこんなご時世なこともあり『違法な国』ですかね。
次回作も非常に楽しみです。
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表紙が変わっている?
『人は、他人の残酷さにはよく気づく。』
面白かったのは、「嫌いな国」、「昔の話」。
師匠とハンサムだけの少し背の低い男の話は、いつも意外な落ちで終わるのでとても好きだ。
今回もイイ裏切られ方のオチでした。
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昔の話
お師匠様の話。人の犠牲の上に今の自分はあるのだということをかなりえぐいかんじで実感させるお話。
家族の国
家族でも法的に縁を切ったり、新たな家族を形成できる国の話。一理あるかなっておもうものの、さすがこの世界観ってかんじでその原理が突き進むとこうなるんだってしみじみ思ったりもした。
違法な国
危ないことだらとなにもここまでしなくてもとあきれてしまう。
旅人の国
自分の国の英雄がその祖国で犯した犯罪に愕然とする話。
必要な国
旅人にこのようなことを押し付けるなんでなんとも勝手な国民だなって思ったりもした。
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読んだと思ったら読んでいなかった。最後の番外編短編、てっきりセルフパロディ的なものかと思って読み流していたのだけど、最後の1ページでおお!と思った。1巻を再読したい。というか、大人の国を読みたい。
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「この世界の話」は、中々酷いオチだった。
対して、「昔の話」は意外と良い話だったかもしれない。
罪は罪としても、悔い改めたのならば
そこまで後味は悪くないように思った。
「旅人の国」と「必要な国」が個人的には面白かった。
それと、「家族の国」に出てくる離族システムは
やりようによっては悪くない気がした。
幼児虐待などがあるケースでは、実はかなり有用なような…。
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ラテア―――トっ!!!
息の長いシリーズ。
もう既に新刊が出ていますがようやく読み終わりました。品質は変わらず、このシリーズはライトノベルの中にあって「キノの旅的な」というジャンルを築いているような気がします。
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一時期飽きてきてたケド
ここに来てまた面白くなってきました^ω^
『旅人の国』は結構好きやった。
難しい問題やけど
これも一つの解決法?
持ちつ持たれつ的な・・・
『違法な国』は・・・
やはり本好きとしては考えさせられる。
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カラーページとプロローグBとの間に必ずキャチコピーがあるのだが、
今回は全体を通してピッタリの文章だったのでよかった。
「100年後に本作を読まれる方に」
といういつもの本にはない注意書きが書いてあった。
いつものように昨今の規制に対して作者がブラックユーモアを出しているのと、
話の中で規制に関連する国もあるのでその伏線とも取れる。
今回のあとがきは見た目がちょっと違うだけで普通だった印象。
内容がちゃんとあとがきしてたのでこれはこれで。
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いつも通りさくさく読みやすい1冊でした。
印象に残ったのは「昔の話」「旅人の国」「この世界の話」
あとはスペシャル収録! これは面白かった。
この面白さは絶対あり得ないシチュエーションだからこそ。
もうちょっと読んでみたいです。
あとは時雨沢さんのインタビューもなかなか興味深かったです。
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ファンというのは、同じ話が読みたくてついてくるものなんだそうですよ。
そういう意味ではまったく期待をはずさないいつもどおりのキノのお話。
時系列を入れ替えたショートショートとか、ひとつの出来事が複数の意味を持って語られたりとか、そーいう趣向がこらされてて大好き。
獣をさばいてお肉にしたり、パースエイダーの整備をしたりの、こと細かな旅の日常も何度読んでも飽きることがありません。
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相変わらず素晴らしい。
どんどん、巧くなっていくなぁ。
今回は、あとがきの方も豪奢な内容となっています。これまで、明かされてこなかった作者の素顔に迫ります!読者からの質問にバンバン答えてくれちゃっていますよ。
「必要な国」「違法な国」「凄い国」が好き。
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今回も素敵なお話ばかりでした。キノの旅ばかりではなく、お師匠さんとか、陸さんとかも出てきて良かったです。
なによりあとがきがあとがきじゃなくて、それも新しい!みたいな。
でも最初から最後まで楽しいのはいつもの通りでした。
黒星紅白さんの絵も、好き…
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ティーがいいキャラになっていてびっくり。
最後のインタビューで、時雨沢さんは実は真面目なのかもな、と思いました。
子鹿のライオンキングでの一場面のような話と、キノの夢の話(荷物持ちはひどいよな)、後は死刑に関する話が多かったかも?
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第四話「旅人の国」は、外国で医者として人びとを救い死んでいった男の故郷を、シズ様たちが訪れる話。個人的には、安心して読めるものが多いこともあって、シズ様一行の旅が気に入っています。師匠と相棒の旅にも、ある種のカタルシスがあじわることは事実なのですが。
なお、巻末のスペシャル収録「いろいろな話」は、PS2ゲーム『キノの旅Ⅱ』の付録として出された物語で、著者自身によるセルフ・パロディ的な内容の作品です。
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このシリーズも登場人物が増えたなー。
師匠とハンサムな弟子の話が好き。
相変わらず、現代の日本や世界のおかしなところを最大限に誇張した国がいっぱいでてきて、ブラックな感じのオチで終わる。
なんだかんだいって、やっぱキノの旅のシリーズは好きです。
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寝ながら読んでたため表紙が折り曲がってしまった(T_T)
【嫌いな国】
口だけでは大層な理由を並べてイザ実行できる手段を目の前に突き付けられたら何もできないっていうのは自分も同じだなー
【生きている人達の話】
そして彼には「死ぬことがわかっている朝」がやってくるのか
【家族の国】
離族はたしかに悪くないシステムだとは思うけど、別れられる相手側が弱すぎるな―ッて思う
【違法な国】
殺人などの違法な文章を徹底的に記載し始めた国。
読んでて馬鹿らしいと思うかもしれないけど我が国でも一部でこういった傾向があるので笑えないな―
【旅人の国】
何事も知らないほうがいいことはある。
彼はきっと国に帰ったあと真実は話さないんだろうな
【必要な国】
旅人にしたらいい迷惑だろう、ヘタしたら死ぬし
【いろいろな話】
ハチャメチャだな―。
時系列とかもめちゃくちゃだしと思ったら夢オチか
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今回は風刺的内容が多かった。それは良いんだけど少し強く出し過ぎかな〜。完全に短編なとことか雰囲気はキノっぽくて良かったです♪ あとがき普通すぎて逆にびっくり。あとがきのネタがきれた時がキノが終わる時だと思っているのは私だけか…?(笑)
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とりあえず挿絵感想ー!(笑)
「嫌いな国」と「凄い国」の口絵が、ぷちアールヌーヴォー風(植物の感じが)よかった!
キノがずっと伸びて伸びていっていて、ムネも当初の挿絵よりふくらんでおりちょっとナンだ!
相棒さんの背っていつ見ても低く見えないぜ!
以上!
内容感想!
とりあえず百年後に(以下略)はよかった。
確かにアレがユーモアでなく普通に読まれる日がきてもおかしくないんだな~と思ったら、なんだか感慨深かった。
ipadも出来て、電子書籍化とかアリアリですものね~。
あと十巻よりは面白かった!
ちゃんと短編だし。長編じゃないから好きってのもあるので(合間時間に読める)前回みたいに長編入れられると辛いから。
個人的には「昔の話」が好き。
師匠と相棒コンビが好きというか、彼らが昔にしたことが時間が流れ、今に関係しているといういつもの流れが好きというか。
……あの素敵な相棒が、ああなっちゃう(いや、中身はより素敵になってたけど最期というか)のかとおもうと、いつも切ない……。
「いろいろな話」もおまけならではの組み合わせで面白かった!
しかし、ゲームの封入特典という買ったひとだけのお楽しみの筈の物が収録されちゃうのはどうかなぁ。
(文庫本しか買えない読者としては嬉しいが)
Posted by ブクログ
今回は特にこれといった話がなかったように思う。一応自分の一番は『昔の話』。全体的にもう少しキノの話を増やしてほしい気も。
作者QAにでてきた本やマンガを読みたいと思った。
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時雨沢恵一のデビュー作でもあるキノの旅シリーズ13巻。
イラストノベル 嫌いな国 凄い国 生きている人達の話
プロローグ この世界の話•b
昔の話 家族の国 違法な国 旅人の国 必要な国
エピローグ この世界の話•a
スペシャルとしてPS2ゲームキノの旅Ⅱ収録の色々な話
以上が収録。
今回は良い意味で裏切られた話は残念ながら無かった。
嫌いな国、昔の話は割と好き。
違法な国は時期的にも非実在青少年、児童ポルノ規制と
絡んだブラックジョークだと思う。
いつものキノ。短編なのでちょっとした時に読めるのが良いが
そろそろ過去作品も読んでいないとわからない部分も目立ってきた。あとがきは良かった。