「どうせ働くならよく分かんねぇ一人の社長(やつ)のために働くより 国(1億人)のために働くほうが面白そうじゃねーか!」
そんな一言を軸に、一人前の自衛官を目指す「自衛隊マンガ」です!無鉄砲で熱く、感情のまま行動する主人公は、レスキューマンガなんかでは王道といえば王道ですが、『ライジングサン』は自衛官の細かいディテールにも凝っているので既読感はありません。
キーホルダーやアクセサリーとして一般化してる「ドッグタグ」の用途や、自衛官のズボンのボタンの硬さ、宿舎でのシーツの敷き方など、描写が細かくて感心!!
そして何より、今この時代に「人命救助」や「災害現場」を描くことには、他のテーマのマンガを描くのとは異なった使命感があったことと思います。「災害現場」を描くことへの作者の気遣いや苦悩も、作中から感じ取って貰えれば嬉しいです。(書店員・アンコウ)
感情タグBEST3
戦闘訓練が始まりました
印象に残ったのが指導教官の「てめー達が自衛隊にいる一番の目的は日本をどうこうしようとするクソ野郎どもをぶっ殺すためだろうが!」という決め台詞ですね。現実の自衛官の何%が本当にそう思って訓練に明け暮れているか分かりませんがこの台詞は嬉しかったです。
Posted by ブクログ
甲斐の過去が、自候生訓練にブレーキをかけている。レンジャー隊員に憧れて自衛隊に入隊したはずなのに、過去が彼を追い詰める。来嶋は、なんだかんだ言いながらバディだな~これで甲斐が立ち直ることを望む。「今いる場所で最善をつくせないヤツは どこにいっても何も見つけられねぇよ」はかなり重い台詞だ。