【感想・ネタバレ】ライジングサン 2巻のレビュー

「どうせ働くならよく分かんねぇ一人の社長(やつ)のために働くより 国(1億人)のために働くほうが面白そうじゃねーか!」
そんな一言を軸に、一人前の自衛官を目指す「自衛隊マンガ」です!無鉄砲で熱く、感情のまま行動する主人公は、レスキューマンガなんかでは王道といえば王道ですが、『ライジングサン』は自衛官の細かいディテールにも凝っているので既読感はありません。
キーホルダーやアクセサリーとして一般化してる「ドッグタグ」の用途や、自衛官のズボンのボタンの硬さ、宿舎でのシーツの敷き方など、描写が細かくて感心!!
そして何より、今この時代に「人命救助」や「災害現場」を描くことには、他のテーマのマンガを描くのとは異なった使命感があったことと思います。「災害現場」を描くことへの作者の気遣いや苦悩も、作中から感じ取って貰えれば嬉しいです。(書店員・アンコウ)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

制服に身を包み、銃授与式から候補生の本格的訓練と、教官である班長の厳しく「理不尽」なしごきが始まった。自分は何てユルイ世界にいるのだろう? という思いを抱きながら読み進めた。新海班長の、過去の災害派遣で受けた心の傷も、候補生に辛く当たる理由を正当化できるとは現時点では思えず。まだ、候補生の方に感情移入しているな。

0
2017年08月30日

Posted by ブクログ

いよいよ本格的に訓練が始まり理不尽さへの挑戦が始まる。

主人公よりも班長が目立つ巻。勢いはかなりのものなので熱くなる。軍隊らしいといえばらしいが。

0
2013年10月24日

Posted by ブクログ

 週刊漫画アクションを読んでいて面白かったので購入。作者が元自衛官ということで一気たちキャラのリアクションがとても現実的な印象を受けました。

 自衛隊員の友人に聞いたことありますが、基本自衛隊は「入ってから鍛える」場所なのでどんな人間でも受け入れるそうです。そんな場所だから色んな人間が集まるそうで、作品内にも脱サラ、オタク、併願先など本来入りそうにない人間も入ってくる。ある意味そう考えるとこれ程マンガや小説などのストーリーにあっている場所もそうはないと思います。

 2巻では伊達さんが自衛官にもっとも重要な必要なモノを語っています。「理不尽への耐性」これを見たときはどんな社会でも必要な要素だと思ったんですが、確かにそれを鍛えないで育つ人のほうが多いのだろう。どんなに粉骨砕身しても虐げられ続ける環境。そんな環境で耐え続けるためには耐性が必要である。その耐性を極限まで鍛えなければいけないのが自衛隊なんでしょうね。

 まだまだ始まったばかりの作品のようですが、様々な人間模様も絡めながら自衛隊ならではのストーリーでどんどんおもしろくなっていって欲しいです。

0
2013年02月09日

「青年マンガ」ランキング