【感想・ネタバレ】十角館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

謎解き好きの方には絶対おススメの「館(やかた)シリーズ」の最初の作品です。
この作品をきっかけに、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになったほどです。
奇妙な館(十角館)で起こる連続殺人事件、様々なトリック、そして綾辻先生独特の幻想怪奇的な世界を、たっぷりと楽しんでください。
特に、この作品特有の叙述トリックを駆使した終盤でのどんでん返しは、必読です。
この作品の後には、「水車館の殺人」、「迷路館の殺人」と続きます。
館シリーズ全9作品を読破して、綾辻ワールドを堪能しましょう!

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Posted by ブクログ

いやー噂の1行まで完全に騙されていました。そしてあの1行で全てを裏切られました。これはもうファンになりますね。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんでん返しの一行は確かに衝撃でした。
ニックネームで騙されました。読み応えがある推理小説です。
他のシリーズも読みたくなります。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋でも置きまくり、YouTubeでも度々取り上げられていて、さらに映像化までされるということで読んだ。
軽い気持ちで始まった合宿で大学生たちがどんどん事件に巻き込まれていき、それぞれの怒りや恐怖が増して壊れていく様はとてもつらい気持ちになりながらも楽しめた。
噂通り例の一文で一気に状況が変わって見え、リアルに口が空いて塞がらなかった。
自分が産まれるよりも前の作品でありながらお話やトリックに古さを感じず(自分が読書初心者というのもあるが)、非常に楽しめた。
ミステリー研究会のメンバーが登場人物ということで様々なミステリーの要素が出てきたため、古典的な作品もどんどん触れていきたい。

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2024年05月11日

匿名

購入済み

難しい

重いような軽いような本でした。
読んでるうちに濃い青色と黒、そして最初と最後に出てくる薄緑色の壜の色がずっと頭の中に想像されていました。

#深い #ダーク #じれったい

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても面白かった。
犯人は誰かという答え合わせが1文で行われたのにはとても衝撃を受けた。読み進めていく中でこの人が犯人なんじゃないかと自分も推理をしながら読んだがことごとく外れていてそれもまた楽しいと感じた。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

すごく、面白かった。衝撃の一行というのがこの本のPOPだったのですが、まさにその通りでした。どうして映画化不可能と言われていたのかも納得しました。記憶を消してもう一度読みたい!
ただモヤモヤしているのはどうやって映画化するのか?ということですね。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレは読まずに読むべき。


「最後の一文で全てがひっくり返るらしい」とだけの前情報でネタバレは読まずに読破。


見事に騙されました。


思わずパラパラとページをめくって色々と確認してしまうと、ちゃんと伏線も回収されていてミステリーなのに読んだ後の気分は爽快。


改訂版の方がオススメ。

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2024年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 しっかり驚いた!絶対に驚かまいと意気込んで読んでたのに!!

 そのページをめくった瞬間、思わず「え?」て声が出そうになった。バスの中だったから我慢したけど。察しの悪い私はそれだけでは事の顛末を把握することができず、次章を読んではじめてトリックを理解し「やられた!」という気持ちに。全員=6人であぁ……と。

 以前から気になっていた作品で、みんながみんな「衝撃!」と口を揃えて言うもんだから、逆張り精神が働き「私は驚かないぞ」という気持ちで読み始めたんですけどね。こんなふうに一人一人の特徴をメモしながら。書かれてあることをそっくりそのまま書いていったわけです。

ポウ(本名?)
大柄、髭、太い眉、細い目
色褪せたジーンズ、水色シャツ
煙草(ラーク)
オルツィと幼馴染み
医学部4回生

タバコの銘柄とかも律儀にメモしてましたね笑。
最初、ニックネームがある時点で本名も明かされるものだと思っていたので、明かされたら順次書き加えていくつもりだった。

後にルルウのものだと判明する本名が出てきたとき、一人だけ本名が出てるのおかしい!こいつなんかあるぞ!と名推理した気分になってたのが恥ずかしい笑。ばかだなぁ。むしろ“明かされていないもの”に着目しなければならなかったのだと。
 叙述トリックの作品は数冊読んだことがあるくらいだったが、この作品を読んで“書かれていること”より“書かれていないこと”のほうがよっぽど重要だと痛感した。

 しかし、あの一行が来るちょっと前にも「巽昌章」という名前は出ていたので、察することはできたわけですね。守須の初登場シーンに巽ハイツに住んでいることがはっきり山括弧付きで書かれています。そりゃあ300ページも読んでるうちにマンションの名前なんて忘れてるに決まってるのであの一行に驚かされるんですけど!

 ところで、ルルウが殺される直前に取り憑かれたように外に出て行ったのはなんでだろうとか、なぜ焼身自殺に見せかける最後の一人を「第六の被害者」ではなく「探偵」としたのか(この括りがあることによって犯人は2人いるのだと考えていた)、プレートが焼け切らず残ってしまった場合に「第六の被害者」のプレートがあれば自殺ではなく他殺だと推測されてしまうからだと思ったが、それならプレートがそもそも7枚ある時点で怪しくなってしまうわけだし。犯人は「臆病」な性格だったから、最後の一人に油断させるためとかかなぁ。そんなふうに少し腑に落ちないところはあったので、なんらかの解釈を持ってる人がいたら聞いてみたい。

 「記憶を消してもう一度読みたい」という感想が度々見られますが、その通りです。ただ、叙述トリックだとか、たった一文に驚かされるとか、そういう情報も一切抜きにしてハイッと渡されて読みたいなぁ。それがもう叶わないのが悔しいです。

ちなみにこの本、1泊2日の一人旅の暇つぶし用に購入し、自宅に帰ってくる頃にはすでに読み終えてました。驚異の一気読みでした。

0
2024年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人は…あんたか!!!!
とハッとさせられた作品。

とある"名前"が出た時、実は気づいてなかった笑
さすがにそこで犯人は明らかだったのに、
後の全然関係ないところで「犯人はあの人!!!」と
堂々と指摘してたのだが、もうその前に
犯人誰か判明しちゃってるんだよねぇ…苦笑

ともあれ、こういう古き良き
孤島殺人事件×探偵は、
たとえ何番煎じであろうが最高すぎる。
探偵って……良いよね…!!!☆
ただ最近、格好良い〜!!!と思って
推しつつ読んでいる探偵役が、
最終的に雑で肝心なところで間が抜けてて
犯人が上手ゆえ結局死んじゃうパターンが多くて、
探偵推しとしては涙ちょちょ切れながら読んでる…

今回の作品は、とても綺麗にエンドを迎えていて
妙に落ち着いてスッキリとした読み味だった。
二視点構成なのも、新鮮で面白かった!!

館シリーズなんだね!
他もめっちゃ気になる……!!!










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2024年05月06日

Posted by ブクログ

昔の作品とは思えないくらい読みやすかったですね〜
実現させようと思えばできそうなちょうど良い塩梅の殺しのトリックと、犯人の巧妙なアリバイ作りが凄かった。犯人がわかった時のあの一文は鳥肌だったし、最後の終わり方も洒落てるな〜って思いましたね...

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかったやつ!どんでん返しとは聞いていたけど、見事に騙された〜〜て感じ、何回も前のページ見返したし終わり方もすき。人におすすめしたいくらい

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

50過ぎて2か月前からビジネス書、啓発本をやめ、小説を読むようにしようと思い
はじめて、ミステリ小説を、まともに読み
衝撃を受け 本って凄い❗と感じさせてくれた本でしたww
これが巷のクローズドミステリーかと
知人達も意外に十角館を知らなくてレコメンしています ミステリ沼に片足浸かった一冊になりました。ミステリ初心者のかたで、何読もうかと迷ってるかたは是非
読んでミステリー沼に浸かって見てくださいw

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

「そして誰もいなくなった」がベースになっているようだけど、正直それを超えてきた感じ。
犯人の動機もしっかりしたものだし、そういうことも…確かに…可能だったのか…と呆気に取られるラスト。
もっと凄いのを期待してた自分もいる気がするけど、同時にこれ以上のトリックはないだろうなと思わせられるのも事実。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

孤島に建つ十角形の奇妙な館で起こる連続殺人。
周りは海に囲まれ自力での脱出は不可。

ミステリー好きにはたまらない設定!

名作なのは知っていたがいまさら初読。
もっと早く読んでおけばよかった!!!

「お前怪しいな!!」
と思っても次第にそうではなくなり、
「じゃあお前か!?」or「第三者なのか!?」
というのを繰り返して結局全員、一度は疑った(笑)

いい意味で振り回してくれる最高の作品。

そして突然来るあの衝撃は忘れられない。

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huluでドラマ版も拝見。

映像化は不可能と言われる作品だったが
うまく作られていて、とても良い作品だった。

0
2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!!
殺人犯はこんなところにいたのかと思いました。守須のコードネームを聞いた瞬間、鳥肌が立ちました。よくよく考えてみると、初めにヴァンだけ名前の由来も書いていませんでした。もう一度読みたいと思えた作品でした。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作中に数々に散りばめられた情報がいつの間にか思い込みを作っていき、騙された!と唸ってしまう名作。過去の殺人事件が現在の十角館の状況と読者を見事に惑わしている。これが自分の生まれる前に書かれた作品だということに驚きを禁じ得ない。現代においても色褪せない鮮やかな作品。

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2024年05月03日

Posted by ブクログ

この本をきっかけに、多数のミステリー本を購入した。それくらいミステリーって面白いなと思った本。

「どんでん返し」
鮮やかだった。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結構分厚い本…だったけどあっという間だった。
孤島で事件が起きるので,「そして誰もいなくなった」系かな??と思って読み始めた。
めっちゃ面白かった。人間模様が割とあっさりしてて,スピーディーに話が進む。
島と本土(島に行かなかった人たち)の出来事が平行に進みながら,謎が解かれる感じもよい。(全ての解決は一気にくるが…)
ニックネームで呼び合うのは,そんなもんよな…って思ってしまっていたが,今作品はそれが肝だった…ほんとに鮮やか。

実写化し,「映像化不能といわれた…」みたいなことを謳ってて,「何でだ??」と思ったので読んでみた。確かに映像化は難しそう…映像化の方も見てみたい。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

あの一行に驚かさると聞いていたが…
圧巻のトリックに思わず声が出た。
読み出したら止まらなく1日で読み終えました。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いと勧められて、たしかに面白かった!
殺人が起きつつも、なにかもんにょりとすっきりしないまま進んでいき、怪しい人はいながらも誰が犯人かわからん!となってからの驚き。
すごいトリックだわ。
後半はひたすらどうやって?なぜ?を解き明かすためにペラペラめくった。
映像化すると聞いたけどどうやってするんだろう。
細かい謎を残しながらも、それもまた余韻となって、いい本読んだなー!と思った。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 いい加減に積みっぱなしの暗黒館に着手しようと十角館から再読。初読時は例の一文で思わず声が出た。小説を読んで文字通り唸らされたのは、後にも先にも本書だけ。まだ読んでいない人が羨ましい。事前知識など一切仕入れず、ただ読んでほしい。500ページ近いボリュームだがすらすらと読める。犯人の忙しさときたら体育会系も真っ青。トリックを分かった上で読むと、犯人の体調が心配になってくる。犯人自らが告白文を壜に入れて海に流したり、登場人物のほとんどが煙草を吸っており、要所要所で時代を感じた。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ヴァン・ダインです」
この衝撃たるや。調べたらこれは、衝撃の一文として有名らしい。

十角館という非現実さ、シリーズもの、初版が30年以上前っていう古さetcから読まずにいたけど、ミステリ欲に駆られて読んだらあまりの面白さに一瞬で読破した。もっと早く王道ミステリとして触れておきたかった…。
読み終わってから見返すとちらほら伏線はあるけど、まんまと騙された。ミステリ好きとか言いながら見抜けなくてほんとすみません……。江南でコナンを匂わせるなら守須はモーリスでしょうよ作者の掌上コロコロすぎる。海外作家の名前など知識があることでより面白さが増す作品かも。
みんな憎めないキャラばかりだった。特にエラリイは切れ者として出てくるたびに安心感がありつつも、犯人だとしたら一枚上だなと思いながら読み進めたら最後は頭のキレがどっかいっちゃった…けど、エラリイの性格として青司が生存してる可能性に陶酔したのかも。頭が切れるリアリストというより頭が切れるロマンチストという感じだったし。それがエラリイの好ましさであり、生死を分けた面なんだろうな。

0
2024年04月29日

衝撃の一行

2024年 一冊目

館シリーズ 第一作目 十角館の殺人
シリーズ物だったので敬遠していた作品でしたが
読んでよかったと思える一冊でした。

数々の伏線回収、終盤に出てくる衝撃の一行
本当に綺麗な締め方で出来ることなら記憶を消して再読したい作品です。

#ドキドキハラハラ #ダーク #スカッとする

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2024年01月22日

購入済み

展開が目まぐるしく変わる

ミステリー小説を初めて読みましたが、こんなに展開が目まぐるしく変わるのかと驚きました。後半は時間を忘れて読み進めてしまった…

#ドキドキハラハラ

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2024年01月12日

mii

購入済み

悔しい

様々なミステリー小説のランキングにおいて絶対的上位にあるこの作品をずっと気になっていて、この度映像化されるということで手に取りました。

やられたーー!
伏線は多々拾えていたのに、それをうまく繋ぎ合わせることができなかったのがめちゃくちゃ悔しいです。
叙述トリックの完全なる勝利。お見事。

それにしても叙述トリックは文字だからこ成り立つわけだし、トリックとアリバイの中にはその時代だからこそというものがあったと思うのですが、これを今の時代にどうやって映像として成立させるんでしょう?

小説の完成度が高かっただけに映像版がどう来るのか楽しみです。

あと個人的に小野不由美先生のお名前を拝見してほっこりしました。改めてすごいご夫婦だなぁ。

#ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2023年12月25日

敬意を表するにふさわしい一冊

孤島の館で起きる殺人。
ミステリは知的なパズルであると。
やまいだれはもちろんつくはずがない。

そう捉えたら、古典とか海外ミステリはそんなに読まないけれど敬意を表するにふさわしい作品に間違いない。

いまだに語り継がれるあの一行。色褪せない。読者レビューを読んでも、これだけ有名なのだから読者もそのつもりで読んでいるはずなのに「途中でわかった」という意見をほとんど見かけないのが凄すぎる。

#エモい #ドキドキハラハラ #深い

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2023年09月29日

購入済み

その1行で鳥肌が立つ

ここでのレビューの評価が高かったこと、また、ミステリー小説の歴史の上でもとても重要な作品、とどこかで聞いたので、興味が湧き読みました。
映像ではなく小説だからこその犯人像、読んでいてゾクッとしました。
友人達に勧めたいです。館シリーズを順に読んでいきたいと思います。

#ドキドキハラハラ #深い

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2023年06月29日

購入済み

何度読んでも面白い

本屋さんで見かけて、いまだに人気だと知り、久しぶりにまた購入しました。
ストーリーをわかっているのに面白い。
読み出したらもうノンストップ、一気読みしてしまいます。
何度読んでも面白かったです。

0
2023年02月03日

購入済み

どんでん返し

どんでん返し

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2023年01月02日

購入済み

面白かった

読んでる途中で、なんだか既視感あると思ったら、以前にサスペンスドラマで観ていたようです。思わず「あー、この本だったのか」と納得。読みたかった作品なので結果オーライです。

#ドキドキハラハラ

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2022年12月09日

購入済み

面白い

本格ミステリの流行りを作ったとされる作品。本をあまり読んでない人、たくさん読んでいる人どちらの人にもおすすめできる作品。

#切ない #ドキドキハラハラ #深い

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2023年10月04日

ネタバレ 購入済み

あー、面白かった!

再読。あー面白かった!
何年振りだろうか。
大筋を知っていても、面白い。
あー。よくできてるなぁ、と感心した。
人に勧めたら、自分がスッカリ再ハマりしてしまって、続篇も再読しようかしら!と思っている、
夜明け前(やめられずあさを迎えてしまった)

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2022年08月16日

購入済み

すごいミステリー

かの有名な綾辻先生の十角館の殺人。
初めて読んだときのこの衝撃をきっと忘れないと思います。
被害者と一緒になって犯人に騙されて夢中になれる作品でした。

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2022年08月04日

購入済み

めちゃくちゃ面白い

29年ぶりに読破しました。全く色褪せず、楽しめました。

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2022年06月16日

購入済み

十角館の殺人

話の順番がとても素晴らしかったです
犯人が誰なのかを自分も探ってたのですが見事にどんでん返しされました。
でも今考えたら最初からおかしかったんですよね
余韻に浸ってます

0
2022年02月28日

購入済み

鳥肌ものです

一気に読み終えてしまいました。
真相が分かったときは鳥肌です!
これぞミステリー!
おすすめします。

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2021年10月16日

購入済み

最初に読むならこれかな

館シリーズが好きで全作何度も読み返してますが、最初にどれから読んだら良いのと聞かれたらいつも十角館かなと言ってます。並行した時間の流れの場面展開がワクワクドキドキを高めていって何度読んでも楽しめる作品だと思います。

#ドキドキハラハラ

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2021年10月14日

購入済み

面白い

普通に面白かった

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2021年06月30日

購入済み

まーーーじか

本格的なミステリー小説は初挑戦でしたが、非常に読み応えのある良い話でした。
動機や主犯などは正解していたのですが、思いもよらない仕掛けがあり、最初から最後まで楽しめる美しい話の組み方だと思いました。
ぜひ著者の他作品や全く別のミステリにも手を伸ばしてみたいです。
素晴らしい作品をありがとうございました。

0
2021年04月28日

購入済み

どんでん返し

綾辻行人氏の作品を初めて読みました。
最後の方で、この作品あんまりかな…?と思ったところまさかの衝撃展開が…!!
思わず最初から読み返してしまいました(笑)
ミステリー好きには必読です。

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2020年09月18日

ネタバレ

騙された!

十角館の殺人
最初はあだ名(名探偵の名前)とキャラクターが一致しなくて全然読み進められなかったけど殺人が起こったあたりから続きが気になって一気に読了!島で起こる事件と本土で明かされる過去の事件、純粋に事の解決を急ぎ前のめりで読み進めたばっかりに完全に騙された!!
島に行った大学生メンバーと全く同じ気持ちで準備されたプレートの文字や作者の書き方に違和感を覚えることが無かった、彼らの中に犯人はいると思い込んでいた。事実彼らの中に犯人はいたのだけれど、島にいる彼と本土にいる彼が同一人物だと最後の最後まで気が付かなかったのでこれは本当に言葉にできない。気持ちいいほどしてやられたり(笑)こういうミステリは最後犯人が捕まらないのが定番なのかな?と思って終わり方を気にしていたけど最初に罪のすべてを書いた瓶を流した伏線が回収される終わり方は最高!としか言いようがない!名作だった!

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2018年06月13日

購入済み

さすがの

本格派スタンダード、とても引き込まれました。
ベストセラー、綾辻以降と言う言葉ができたのも納得です。
早く続編も配信されて欲しい!

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2013年09月20日

購入済み

だまされたー

読み応えあって面白かった!
似たような話(こっちにほうが先やとおもうけど)金田一少年の電脳山荘があるね。

ミステリー好きなら読むべき一冊でした!

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2013年12月31日

Posted by 読むコレ

発表当時はミステリー界に大きな影響を与えた作品らしい。
名作であることは間違いないので読んでみることを勧める。
未読の方は、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んでからにするとより楽しめると思う。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

カタカナの登場人物が7人も登場したため、情けないと自覚しつつも紙に登場人物と特徴を書き出しそれと照らし合わせて読み進めた。その努力が実を結んだのか、読んだ後の満足感が大きかった。
終わり方が粋で好きだった。日本のミステリーの礎、と堅苦しい二つ名が付けられている事に反して、読み易かったように思う。
ステリー好きには是非おすすめして、読み進める中でいつ犯人に気付いたかを酒の肴にするささやかな夢ができた。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

オリジナルを読んでから、20年以上経って新装版を読み直し。犯人は分かりながらもディテールを失念してしまったので、読み返しは楽しかったです。引き込まれて短期間で読み終わりました。館シリーズをこれを機に読んでいきたいと思うパワーのある作品。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

読みやすいのにしっかり面白い。伏線回収が気持ちいいのと同時になぜ読んでて気づかなかった??という悔しさも味わえるシンプル良作。ただ自分が横文字ネームに弱いせいで、登場人物が途中この人どっち…?ってなった。辛い。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1行で一気に頭がこんがらがる。犯人は外から来てるか、中の人か、という点について、見事なミックス案となっている。
予想できない終わりだった。
最後の犯人の振り返りは、丁寧で分かりやすい。
真の探偵役の推理披露がないのが珍しい。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーは普段あまり読まないけど、最近ドラマ化もして話題になっていたので、どんだけすごい話なんだろうと気になって。

いやーめちゃくちゃ面白かった!!!!
ほんと、あの1行は衝撃すぎた!!!!

海外のミステリー作家に詳しくないので、最初はニックネームで呼び合うのがとっつきにくいなと感じたんだけど、面白すぎてそんなの気にならなくなるし、ページを捲る手が止まらず1日で一気読み。
そしてこのニックネームがこんな風に回収されるとは!お見事すぎる!!!あの1行に持っていかれて、ページを巻き戻していろいろ確認したり。
ニックネームは先輩からの世襲制だったから、最初ヴァンが2人いるのかと思っちゃった。

面白いミステリーって、読むと気持ち良くなるんだなと発見でした!

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「方舟」でどんでん返しミステリーにハマり、閉鎖的な場所で起こる殺人という点で似てて話題だった本書を続いて読んだ。

見事に騙されました。
気味の悪い殺人に途中怖くなりましたがイヤミスではない仕上がりに少し安堵。
分厚いですが2日ぐらいで読み終わりました。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

登場人物の個性がちゃんとあり、誰が誰かわからなくなる現象は起きなかった。
結構身構えて読んだのに、あっさりトリックに引っかかってしまった。
私は思い込みを持って読んでしまっていたけど、柔軟な思考の人なら推理して犯人を当てることができただろうなと思う。
ただ動機や本筋以外の部分で、「あれは何の意味が?」と釈然としないところがあるので、もう一度じっくり読み返したい。
※古典ミステリーについて知識を持っている人の方がすらすら読めるかもしれないが、私はにわか知識で最後まで楽しめた。

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2024年04月16日

匿名

購入済み

面白すぎた

言い回しもかなり好みな作品でした。
映像化不可の文言に惹かれて購入した読みましたが、そういう感じなんだ!!!と感動するくらいどんでん返しがありました。
映像も楽しみです。

#ドキドキハラハラ

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2024年03月22日

ネタバレ 購入済み

さすが

綾辻行人さん作品の中で
読もう読もうと思って今まで温めてしまっていた一作。漫画版の試し読みをきっかけに原作を読み始めました。
漫画版とはことなる展開(漫画版はさわりしか読んでいないので想像ですが)というか、小説ならではの巧みな技術でさすがだなと思いました。気持ち良く騙されたい人におすすめです。

#怖い #ドキドキハラハラ

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2024年01月09日

ネタバレ

予想だにしていなかった真犯人

全く見当もつかなかった人物が真犯人だったので、読み応えがありました。本土と島の話のバランスが丁度良くて、とても読みやすかったです。

真犯人が警察の口から告げられた際に初めて、学生サークルの皆があだ名で呼ばれていたことの面白さを最大限に感じました。

あの1ページの1行目に彼のあだ名が明かされたのは、作者の趣向なのか偶然なのかは分かりませんが、どちらにせよ天才的な演出でした。

ただ、トリックに感心させられる代わりに、描写が淡々としており、登場人物への感情移入は難しかったです。本編が唐突に終わってしまって、消化不良になるところでしたが、エピローグにて瓶が彼のもとに流れ着き、子どもに島田へ渡すように声をかけたところで終わったところが、綺麗に物語がおさめられているという印象を受けました。

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2023年04月04日

購入済み

日本版そして誰もいなくなった

最近漫画版も出版されたので、両方を読み比べると、文字で本を読むことの楽しさを味わえる作品だと思う。
言葉による表現から物語の場面が頭の中に映像化される楽しさを実現してくれる表現力、描写力が備わった作品である。
ストーリー自体は、アガサクリスティのそして誰もいなくなった仕立てかと予想はしながらも、独自のトリックとアリバイ工作、謎解きから結末への物語の終息のさせ方が綺麗で充分に楽しめた。読後の余韻が心地よいミステリーだった。

#切ない

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2022年03月10日

匿名

購入済み

どんでん返しものということで購入しましたが、イニシエーションラブのようなラスト一行で話の見方が変わってくるものを想像して読んだので個人的にはそこまでの衝撃はありませんでした。

しかし犯人は予想もしなかった人物でしたし、ミステリーは事実が判明していく内に先の展開が読めてくることも多いのですがこちらは先の展開も読めず、ラストの回収も好きでした。面白かったです。

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2019年12月13日

購入済み

十角館の殺人

綾辻さんのデビュー作と言ったらこれ。
高校の時、初めて読んで再読したく買いました。



アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」がモデルかな?
特に、読んだ当時は記述トリックといものを知らなかったので、これは騙されたという作品。

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2020年04月26日

ネタバレ 購入済み

舘シリーズは有名なので流石に名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。
ですがふと推理小説が読みたくなり、評判の高い今作を購入しました。
亡くなった中村氏やその弟は犯人としては在り来りですし、本土の登場人物が皆本名で描写されているのに対して島にいる学生の本名は頑なに出てこない(結び付けさせない)辺りに何かヒントがあるのだろうとまでは思いましたが、それでも他の皆さんのコメントの通りあの一文は驚きました。
いや、他の学生より先に島に来ていると言う点では少し怪しいとも思ったのですが、この人物の描写を見て違うのかなと感じてしまいました。
冷酷で残忍な犯人、と言うイメージに縛られていたのかもしれません。
全体としては面白かったのですが、個人的にはあれほどの殺人を犯したことに対して肝心の動機が犯人のある種の妄想に過ぎずこじつけっぽいというか身勝手(故人の死を悼んでいる者まで殺している。またその理由もただの自己満足の範囲を出ず偽善的)なのが少しだけスッキリしませんでした。
そもそも被害に遭った学生達は亡くなった千織が中村氏の娘であることは知らず、つまり十角館が千織と関係があることも知らなかったのでしょう。
なのにも関わらず、自らが十角館に呼ぶように仕向けておきながら何も知らずに喜んでいる学生達を憎むと言う一連の行動には些か疑問を覚えます。
結局のところ、自分で千織を救えなかった自己嫌悪を他者に責任転嫁したに過ぎないでしょう。そう言った点が多少納得出来なかったため星4です。

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2018年01月28日

購入済み

十角館の殺人

何となく後回しにして、結果、積本化してたけど…。もっと早く読んでおけば良かった‼︎後発の他の作品で同じ系統のトリックを使ったものを先に読んでいたので、驚きは半減してしまった。勿体無い…この本ほど鮮やかのものは中々無いというのに。この本の紹介でよく聞く一文、『衝撃の一行』とは良く言ったものだと思う。デビュー作だけあり、鼻息の荒さがモロに感じられる。それがまた心地良い。

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2017年10月10日

Posted by 読むコレ

ミステリを読んでいると聞くともなしに聞こえてくる伝説の一冊。
ということで少し佇まいを正して取り組みましたが、結論から言えば非常に僕の好みに合っていて面白かった。
つまりリーダビリティに気を遣った大変「読ませてくれる」作品でした。
ただ引っかかるのが、本格的なミステリ読みが読んでも同様に満足いく内容だったろうかという点。
殺人の動機、背景にある青屋敷事件との絡み、探偵の役割などが、パチッとピースが嵌っていく感じをさせなかったのがその理由です。
云わばミステリ入門編といった印象。
楽しめるミステリをお探しの方には是非。

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2014年06月16日

Posted by 読むコレ

以前文庫本で読んだことがあったが、内容はほぼ忘れていて新鮮に読むことが出来た。後半の衝撃は絶品。久しぶりに本格推理を楽しめた。

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2013年02月03日

匿名

ネタバレ 購入済み

最後まで一気に読ませる展開なのは流石プロって感じだけど、かなり前半から犯人の行動が絞れるし、最後の三人になって一人が足跡についてしゃべり出した時点で、誰が犯人でなぜ二ヶ所で物語が同時進行していたかが決定的になる。(果たして残りの二人のうちどちらが犯人だったのかは一瞬迷うが、体格や印象からもほぼ確実)

後はダレて行くだけ。犯人発覚後の犯行説明もつまらないうえに、殺人の動機がストレートで意外性もない上に薄すぎて、読んでて心が動かない。プロローグの瓶もエピローグに登場するのに全く意外性なし。

最後に犯人が裁かれるニュアンスなのは良し。
こんなことで何人もの人を殺した身勝手な奴が裁かれずに終わっていたら非常に後味が悪かった。

退屈はしなかった。それだけの小説。
でも一気に読めるくらいの勢いがあった作品なので同著者の他の作品に期待したいです。

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2015年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一番重要な場面であまり考えずに、「同じニックネームだねー」と軽く読み流してしまった…
しばらく読み進めた後で、「同一人物だったのか!?」と気づく。衝撃を受け損なった。。。
最後の一文と聞いていたので、イニシエーションラブみたいに最後の最後に来るのかと思っていた。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

少々古めかしい文体でありながら読みやすく、飽きさせない展開。
前評判の、衝撃の一文、そして映像化不可能の意味がよくわかった。
本ならではの素晴らしさだと思う。
ただ、内容としては、さほど心揺さぶられるものではなかった。

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2024年05月05日

購入済み

古き良き時代かな

作中の時代は、私も学生の頃であった時でした。推理小説を乱読してかつバイクに乗り、友人達と楽しい時間を過ごしていました。
そのような風景が目に浮かぶ素晴らしい情景描写でした。

#カッコいい

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2024年01月06日

匿名

無料版購入済み

新本格の先陣をきるものとして、これが世に問われてけっこうな月日がたった。本作が古典の仲間入りになったことにふと感慨を覚える。

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2022年09月28日

asa

購入済み

ミステリーたのしい

ミステリーをあまり普段読まないので王道ミステリーを、と思い。まったく頭が切れないので、最初から推理することは放棄し、ぷかぷか流され、純粋に真相を楽しませていただいた。おもしろかったのでよしとしようね。

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2020年12月25日

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