4度にわたりドラマ化された人気医療マンガ『医龍』!
教授に気に入られた者が出世する腐った封建社会と化した大学病院を変えるべく、教授選に出馬する加藤晶(かとうあきら)。しかし、女性の加藤では教授選での票の獲得は見込めない。
そこで教授選を勝ち抜くために天才外科医の朝田龍太郎(あさだりゅうたろう)を迎え入れ、大学病院の頂点を目指すが…。
この作品はとにかく登場人物たちにもの凄い魅力があります。
患者の事を第一に考え、圧倒的な技術で難しい手術を成功させていく朝田。医局内で自分が生き残ることしか考えていなかったが、朝田と出会い成長していく研修医の伊集院。大学病院の改革を目指し、女性初の教授を目指す加藤。
彼らバチスタメンバーが患者の命を救う為に奮闘する医療マンガとしての側面は勿論のこと、教授選を勝ち抜くために行われる心理戦や派閥争いといった人間ドラマも必見です!
感情タグBEST3
・「今焼きつけなければ、この先一生想像することになる。見えない顔を想像し続ける方が、ずっと恐ろしい」
・(これから先、僕が全力で人を救うことをしなかったら、なんだか君を裏切ることになるような気がする。
僕は引き受けたよ…僕が医者であることを)
・「いつか、僕も組織のことを考えるようになり、年を...続きを読むとって少し疲れちゃったりしながら、
誰かを育てなきゃいけない時が来るんでしょうね。その時には多分、霧島先生のように教えると思います。
わからない事があったら、また訪ねてもいいですか」「待ってるよ。頑張ってこい」
Posted by ブクログ 2011年08月21日
助けられない命もある。
それはどんなに優れた医師でも避けられない、いわば天命のようなものかもしれません。ダメだと分かっていてもあきらめられない、そして「あきらめる」という決定をしなければならない。医師とは命の長さを決めなければならないのです。
ひとつの手術が終わりました。
そしてまた、新たな手術が...続きを読む待っています。
第17巻のテーマは「女性が医療現場で働くということ」
出産・育児をテーマに物語は展開していきます。
働くということでは男性以上に女性は大変だと思い知らされます。
重苦しい巻でした。個々のドクター、登場人物の複雑な事情が重なりあって、いろいろ考えさせられました。
オペ中に、オペ室に保育園からの電話がかかるのはびっくりです。本当に?
産休も育休も、地位維持のために不可能となれば、子供は持てない。
職種、また病院により違いはあるかもしれませんが、現実をつきつけら...続きを読むれたような気がします。
私の通っている歯科は院長先生が女医さんで、小さいお子さんの子育て中で、週に一度だけ勤めている女医さんもいます。
そろそろお腹の目立ってきた女医さんは、マタニティのユニフォームを着ていました。
院長が女医ならではのはからいもあるのかもしれません。
心臓外科医と個人の歯科では違いがあり、大病院の外科医となれば、勤めるだけで激戦区でしょうが、勤務体制にもう少しゆとりがあればいいと思います。
ただ、そう簡単にはいかないのでしょうね。
この作品を読むまで知りませんでしたが医者にとって妊娠や出産、育児は相当ハードルが高いんですね。
難しい病気や手術よりもよっぽど身近なテーマだからか読んでて暗い気分になります。
Posted by ブクログ 2012年08月04日
なんだかドロドロしている巻だった
医局に限らず、出産や育児というのが仕事場において煙たがられるという話はよく聞くけれど、実際にそうなのだろうか。
Posted by ブクログ 2012年02月10日
ネタが妊娠とか仕事と家庭の両立とか、
そんな方向に。
個人的には興味無いけど、自分の周りの
人間が良く話題にしてるネタだったりするので、
いろいろ考えさせられます。
幸せって、なんでしょね。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
【これから先、 僕が全力で人を救うことをしなかったら、】
【なんだが… 君を裏切ることになるような気がする…】
【僕は、 引き受けたよ…】
僕が医者であることを。
(第132幕 遺族)