【感想・ネタバレ】鉄腕バーディー 6のレビュー

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Posted by ブクログ

 さてさて、宇宙のほうがどうなっとるのか、連邦の首都オリオテーラが登場いたします。複眼の宇宙人が神官のようで、昆虫的といえば昆虫的ではありますが、これだけがちょっと異質な生物で、首席執政官はオウム型宇宙人。バーディの上司メギウスはカミキリムシ型宇宙人、警察学校の恩師スケルツォは恐竜の骨格みたいな貌をしております。その周囲には、キツネか何かのような宇宙人、イルカのような宇宙人などなど。ゆうきまさみの想像力は貧困で、宇宙人といったって地球の動物みたいなものしか作れないんだなあと思ってかつて読んでいたのでありまするが、そしてそれは真実なのかもしれないにしろ、それをあとで伏線として利用してしまうしたたかさには脱帽しましたです、はい。いやいやそれはちょっと先走りました。
 そんな宇宙人たちの連邦の社会において、地球人型のアルタ人は少数派の様子。むかし、古エネマ人の大帝国ができてから衰退期にかけてアルタ人は迫害されていたんですと。アルタ人にはイクス系(イクシオラ)とエタナ系(エタニオラ)がおりまして、前者はバーディーたちなんですが、怪物的力を持つわけです。そして後者は地球人にそっくりなんでございます。スピリッツをエタニオラに投与して超人的な戦士を作ることをレビは、そしてその意向で動いていると思しき氷川は画策していることがだいぶ明らかになってきやした。
 それからびっくりでございますが、地球にはアルタ人難民もひっそり暮らしており、難民のネットワークを作っているのでございました。
 以上、地球と宇宙の状況でした。

 氷川の研究は人間を超人化しても知能を下げてしまう問題があるものの、低脳超人小隊を形成し暗躍。他方、バーディーは人体実験をしているらしき新興宗教団体の附属病院に潜入を試みます。

 おまけマンガは防衛省のお役人らしい重信さんの「メンインブラックな日々」。

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2016年03月11日

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