舞台は中国・春秋戦国時代。戦乱の世を終わらせ、中国を統一するという目的を掲げる政(後の始皇帝)と、低い身分でありながらも、大将軍になるという野望を胸に邁進する信の物語。
主人公が己の才覚のみを駆使し、底辺からのし上がっていくという、成長ドラマ的な面白さはもちろん、本作の一番の魅力は、個性的すぎる登場人物にあります。まず、どの人物もみんな「濃い」! 勧善懲悪などありえない戦乱の世だからこそ、誰もが己の信じる道を目指そうとします。熱い魂を秘めているという意味では、敵も味方もみな同じ。徹底して「人間」を描いているからこそ、彼らの生や死がリアルな実感を伴って胸に迫ります。
また、迫力ある戦闘シーンや、ピンチからの逆転劇など、単純にわくわくするシーンも盛りだくさん。テレビ番組「アメトーーク!」の「キングダム芸人」でも取り上げられ、ますます熱い盛り上がりを見せる。
感情タグBEST3
皆さんご承知でしょうが見せ場がありすぎて息つく暇もありません。
主人公以外の面々がとても素晴らしくホント面白いです。
次巻も買います。
どうしても複雑な大軍の動きを伴う戦術の描写は退屈になりがちだが、要所要所で個人の武による戦闘が描かれることで興味を持って読み続けることができる。今回は漫画故の非現実的なドラマチックさがあったものの蒙豪の一騎討ちの戦いが重厚感があって良かった。
Posted by ブクログ 2021年05月24日
蒙武と汗明、蒙武と蒙恬。 どれも涙が出た。 登場人物達それぞれの人生やドラマ、性格、愛を少ないシーンやセリフ、絵でものすごく表現できる、原泰久は化け物だ。
Posted by ブクログ 2020年10月20日
ただ、自分の武に傲慢だっただけの武将から、大将軍としての素質を身につけつつある蒙武が汗明を撃破します。
蒙恬の深手に激昂したようにもみえますが、人前には出さない父の愛を感じるシーンでもありました。
函谷関の裏手に5000の兵が忍び寄り、また新たな火種がおこりそうです。
蒙武は王騎の死後、将軍として円熟みが増してるけど、楚の汗明は精神的に幼稚なお山の大将って感じですネ!
にしても自身の命を顧みず蒙武を助けに行った蒙恬に感動!!
史実では悲しい最期を遂げる蒙恬だけど、そこも含めて好感度ダントツです。
Posted by ブクログ 2020年02月07日
この巻はひたすら蒙武vs汗明に尽きるという感じ。
ふと思いましたが、登場人物の何人かはトランプの絵札に似ているような気がします。
蒙鷔→クローバーのキング
騰→ハートのキング
呉鳳明→ダイヤのクイーン
オルド→スペードのキング
桓騎→スペードのジャック
という感じ?モデルにしたのかな。
Posted by ブクログ 2019年07月14日
ついに自ら戦場へと向かった楚の媧燐。
そして、秦軍の築いた方陣は総攻撃によって崩壊の危機に!
一方、楚の総大将・汗明の首を取るべく向かった蒙武。
立ちふさがるのは圧倒的な力の差だった…。
泣いた!蒙武!蒙恬!
30巻へ続く!
Posted by ブクログ 2019年06月09日
王騎将軍が不在となってから、
ちょっとお休みしていましたが、
一気に29巻まで読み進めました。
秦に対する合従策、テンションあがる~~。
授業で教えるようなことがゴロゴロ出る。
でも、授業では伝えきれない熱量がある。
あぁ、漫画ってすごいなぁ。
Posted by ブクログ 2014年06月22日
武将・李信と始皇帝を描く春秋戦国大河。動き始めた楚将・カ燐。秦軍も蒙武軍が楚軍総大将・汗明の本陣を目掛け怒濤の突撃を開始する。デカくて不気味な女将軍・カリンがきしょいの。
Posted by ブクログ 2013年06月23日
燕のオルドは、王翦(おうせん)の術にハマり、主力の山民族の大部分を失ってしまう。激戦の続く秦軍の中で、王翦の軍はほとんど無傷。それほど王翦の策略は底知れない。
楚の汗明(かんめい)・媧燐(かりん)と対峙する騰・蒙武軍。蒙武は横陣の両端に兵を集め、薄くなった中央を突破して汗明の本陣に突入する。楚の巨将...続きを読む汗明との壮絶な力比べが始まる。中華随一の武将の座は果たしてどちらのものとなるのか。
Posted by ブクログ 2013年02月27日
秦VS合従軍も、いよいよ大詰め、そして遂に秦の蒙武と楚の汗明が、一騎討ちに!
そして不気味に行動を開始した楚の女将軍!
次の巻も、大いに楽しみです( ´ ▽ ` )ノ
Posted by ブクログ 2013年02月20日
秦にとっては危急存亡のときながら、各人の奇跡的な活躍も相俟って、僅かずつだけど、戦局も好転してきている感じ。カッコいいおっさんも目白押しで、相変わらず抜群に面白いす。
Posted by ブクログ 2013年02月19日
キングダムを読んでると、気持ちが入り込んでしまいます。
絶望したり、高揚したり、読んでて忙しい。
この巻では、もうどうしようもないくらいの絶望から光が見えてくる。
その瞬間、私まで心がぐっと熱くなりました。まるで、秦の兵隊気分です。
毎度毎度、盛り上げるのがほんとに上手です!!
完結したあかつきには...続きを読む、一巻から一気読みしたいです。
次も楽しみ。待ち遠しい。
Posted by ブクログ 2019年03月13日
再読。左の戦場の大勢が、一騎打ちにより割とあっけなく決する。最強という言葉の重みが時価のように変動するなあと思った。
しかしでっかい媧燐さんのかわいい策略により函谷関が陥落の危機に。誰が防ぐんだ…
蒙恬と騰は、賁様みたいに髪を結おう(進言)。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ 2015年04月13日
もう誰が敵なんだか味方なんだか分からなくなってきたけれど(^^;)なんだかそれでも盛り上がる。大河ものならではの醍醐味か。
主人公・信の影が薄かったかな。でも、現実的にはそういう戦いもなきゃおかしいとか、主人公が出なくてもこんなに盛り上がるのってすごいなと思ってみたり。
Posted by ブクログ 2013年02月23日
函谷関での戦いの中、蒙武と汗明の対決となる。汗明は実力、戦歴もすごいのでどうなるのか。かなり熱い戦いだった。その他には、かりん将軍が作を実行する。すぐに読み終える内容だった。
Posted by ブクログ 2013年02月21日
個人的に今、一番続きが毎度楽しみな漫画「キングダム」、第29巻!
今回も以前から続いている、秦vs大連合の戦いです。
熱い!!
騰カッコいいなー!
王翦やるやん!
蒙武頑張れー!!
蒙恬・・?
・・などなど、今回も見どころいっぱいでありました。
「誰が至強か!? 誰が至強か!? 誰が至強か!? ...続きを読むドンッ」
いやー、楚軍の敵将汗明強いっすな。
ただ、本音を言えば勉強不足な読者としては戦が長引いて、登場人物が増えて、戦いの場も増えて・・・ちょっと今、誰が何をやってるのかわからなくなってきてたりも・・・。
読み返さねばね!!
次巻は楚軍の敵将カ燐が何をしでかすのか・・怖いような楽しみなような・・・
信の活躍もそろそろ見たいかなぁ。
Posted by ブクログ 2021年10月29日
誰が至強か? 全力を引き出して戦う刻が来たからだ 貴様は超越者などではない 蒙武を先頭にその本軍は完璧に汗明軍中央を撃破 函谷関を潜る準備をされたし
Posted by ブクログ 2017年11月03日
ワンピース、ナルト、エトセトラエトセトラ…
「流行りにゃのらねえ!」の初志貫徹破れまくりマイコ。
手を出しちゃってはや2日目。
…この大局終わるまでやめられないよねー。
今夜中に最新刊までいきそうだもんねー。