感情タグBEST3
胸糞悪くて胸がすく
アニメの技法が賛否両(?)論で話題になっていたので読んでみました。
ドSな女の子による冴えない主人公いびりの漫画かと思いきや、どいつもこいつもクソムシのゴミムシ。
それも他人事とは思えない感じの、愛しいクソムシです。
そうなると、今は聖母のように見えるあのキャラもいつかは本性を…?などと考えてしまう。
表紙見ればわかる通り、主人公が歳を重ねるごとに驚愕のイケメン化してるのがちょっと面白い。
この少女マンガ的な表紙、展開もやがてクソムシにぶち壊されるのでしょう。楽しみです。
まだちっ
ややネタバレになりますが、春日が常磐に告白するシーンは、私が今まで読んで/観てきた告白シーンの中で最も感銘を受けたシーンです。春日は私だ!と思って読んでいたので、あの告白の凄さが痛いほど理解でき、それと同時に、過去の自分も救われた気持ちがしました。常磐の対応も最高です。このように通じ合える人と出会えたのなら、いや、そのような出会い(希望・救い)こそ、掴み損ねてはいけないものだと心の底から思います。
Posted by ブクログ
このマンガ最高に好きだなあ。
もっと早く読めばよかった。
人の心の汚いとことか狂ったとことかの
描き方がすごくうまいから、そのぶん
優しさや、愛や、そういうところまで際立って伝わってくる。
早く次の巻も読みたい。
まあ冴えない男子がなぜか可愛い女子に
モテまくるっていう少年マンガの構造からは
まったくはみ出していないというところも
若干面白い。笑
女の子が可愛くないと
ドラマは生まれないんだね・・・(しんみり)
9巻ハッピーエンドでヨクネ!?
思春期のあれやこれやをひたすらこじらせて爆発させるような物語で、ところどころ物足りなく感じたりしつつ(多分それは、キャラ萌えだったり燃えだったり、怖さ、ヤバさ、エロさ、そういう散りばめられてるそれぞれの記号について)。
しかし続きを読みたくなるハラハラ感はありました。
そして9巻のこの、なんですか、健康的な展開は!クリスマスのシーンとかたびたび読み返します。結局俺が求めてたのはラブ要素なのか。
なににしろ、9巻がこれで、さぁ10巻でどうなるのか。このままの前向きさで、全て乗り越えてハッピーエンドか。
それともこんだけ落差をつけて壊しにくるのか。
ハラハラ待ちつつ、9巻でハッピーエンドでよかったと思うヘタレです笑
Posted by ブクログ
連載当初は主人公とヒロインの関係性が逆さになっているものの、青春の中のSMめいた世界観が喜国雅彦『月光の囁き』を彷彿とさせ、てっきりスピリッツやヤンマガの漫画だとばかり思っていたが、コミックスの表紙を見返して少年誌(別冊少年マガジン)連載だという事に驚いた。
ストーリーは、少し他から浮いている"ありのままの自分"というものを隠して、平和に暮らしている地方の中学生・春日くんの物語。(現在は高校生編) ある日、誰もいない放課後の教室で、ひょんなことから密かに恋心を抱いているクラスメイト・佐伯さんの体操服を盗んでしまう。そのことが仲村さんというちょっと変わった女の子に知られ、秘密を共有するふたりの関係性は戸惑いから理解、そして共感へと向かって行くが、それは清らかな恋という形などではなく、明らかに破滅の道へと繋がってしまう。
それに対し、第7巻中盤からはじまった高校生編では、一見普通のさわやかな青春恋愛マンガのような展開になったように見えるが、やはり一筋縄ではいかず、特にこの第9巻は少ない台詞と動作だけで、見事にその中にうごめく違和感を表現しており、より一層"悪の華"の存在感が浮き彫りになってくる。
高校野球やテレビドラマや漫画で描かれる青春は、いつも健全でキラキラと光っており、誰しもがそうなりたいと願うものの、自分の事を思い返してみても、不健全でドロドロとしたやるせなさばかりが、恥ずかしく思い出される。むしろ大人になった今の方がそのモヤモヤとした雲は晴れ、世界はクリアに見えているのではないだろうか。つまり青春の正体とは、そのやるせなさに他ならない。そう考えると、この『惡の華』は変化球に見えて、実は一番少年誌らしい青春漫画なのかもしれない。その証拠に少年、少女、小説、夢、地方というモチーフ、スタジオジブリ『耳をすませば』と一体どこが違うのだろうか。僕にはまったく同じ作品に思えてならないのだ。いや、思いたいのだ。
Posted by ブクログ
告白シーンはマジで泣けた。読んでたときにABCの未来予想図IIがかかってて余計に…でもトラウマ克服できるのかな…常磐さんは幸せになってもらいたい…
Posted by ブクログ
急展開。ラストは鳥肌だった!!!
春日は常盤さんとともに、中学時代のトラウマを乗り越えようと決意する、が……?
なんだか周囲の人物がまた物語に暗い影を落としそうな予感がする……。
とにかく次回、春日は過去と対峙する。
仲村さんもそろそろどこかで登場しそうな予感。
Posted by ブクログ
常磐文は彼氏の仲直りし、その彼も春日に謝りたいと言ってきた。春日はそれを一旦は受け入れるが、佐伯奈々子が残した仲村のイメージが頭を離れなかった。
春日は過去の自分が「依存」していたものから脱却しようと、クリスマスイブに文のバイト先に飛び込む。そして文もまた、春日といることで本当に自分のしたいことができると信じ、春日と付き合うことを決める。
春日と文の青春が輝き始めた頃、祖父が倒れたという連絡が入る。春日は、封印していた群馬のあの街に戻る決意をする。
Posted by ブクログ
生きているからこそ歩んでもいい道が描かれた第9巻。
惡の華を握りつぶすは生者の手。中学生のあの時、仲村さんに手を放された時から春日の時は止まっていました。そんな幽霊な生活のなか出会った自分を救ってくれる物語を書いてくれた女性。壊したことは事実のまま、それでも生きているからこそ自分の惡の華を握りつぶした春日がとても良かった。自分の罪を認めて、それでもなお前に進めることができる。思春期からの卒業としては素晴らしいの一言。
しかし、ここからが。ここからこそが本当の惡の華なのではないかと思います。過去と真正面から向き合うっていうのは正直本当に嫌で嫌で苦しいものですが、それでもやらなきゃいけないのが過去のツケというもの。その道中でまた惡の華がひょっこり顔を出すかもしれませんが、また握りつぶしてくれることを春日に期待します。帰ろうあの街に、
Posted by ブクログ
常盤さんにしあわせになってもらいたい。でも過去の街へ行くことによってどんな展開へ転ぶんだろう。春日くんのお父さん、お母さんにも穏やかな日々を過ごしてもらいたい。
でも仲村さんどこいったの。
Posted by ブクログ
佐伯さんの言うとおり、なんだかんだで常盤さんが仲村さんの身代わりになっている気がしてならない。
今度のこの2人はいろいろなことを共有できてるのだろうか?
Posted by ブクログ
なんだろう?この幸せな展開。
都合が良すぎて、春日の妄想なのかと思いました。
ブラック展開のための前フリ? 不穏さはあります。
順当に中学時代の自分を克服して常盤さんと健全な青春ということはあるかな?
どっちにしろ中村さんが出てこなければ。
物語は終わらないですね。
Posted by ブクログ
僕の理解力が乏しいのかもしれないけど、この展開ってセカイ系そのものじゃないんすか。
悪の華は、セカイ系のような「好きな女の子に承認されたら現実と向き合える」という安易な答えではなくて、もっと等身大の、リアリティを描いてくれる漫画だと勝手に思っていました。
とても好きな漫画だっただけに今後の展開が不安です。
ただのセカイ系なのか、それとも別の何かなのか、次の巻はすごく重要な巻ですね。
Posted by ブクログ
うーん…今回のは少々薄味でしたかね…全体的に…春日君が常盤さんに大して思い切った行動をするんですけれども、どうにも…唐突な感じが否めません! なぜあのような行動を取ったのだらうか…疑問が残りますね。
ヽ(・ω・)/ズコー
それとなんかやたらと自問自答するシーンが多かったような気がしました…エヴァにおけるシンジ君のような…中学生・高校生の頃の自分なら多大なる共感を寄せたんでしょうけれども、こうして僕も立派な大人になった以上、共感は…ちょっと難しかったですね。正直、ついていけない、と思ってしまいました…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、それでも先が気になるのは事実かな…早いところ仲村さんを出していただきたいのですが…まさか一度も登場せずに「高校編」終了なんてことはないですよね!? 作者!
などと言いつつ…さよなラーメン。
ヽ(・ω・)/ズコー