感情タグBEST3
題名が好きで読み始めたが…
これホントにヤバい漫画だと思う。
毎話事に本気でドキドキするし、読みながら自分の地方在住の子供時代と多々重なりあうし、性的な部分でも緊張してしまうし…押見先生の頭の中ってどうなってるんですか⁉️
まだまだ
この第6巻で中学生編がほぼ終了する。誰もが思春期の頃に考えたことがあるのではないだろうか。周りはクソムシ(上辺しか見てない人)ばかりであると。自分はその一部に与したくないと。しかし、有象無象のクソムシの海から抜け出すには自分は弱く、特別でも何でもない。そんな残酷な現実を受け入れることもできない、と。あえて簡潔に言葉で表現したが、悪の華の中学生編は、言い表せないような思春期の葛藤を見事に描き切っている。コマ割りなどカットごとの空気感も絶妙である。なぜこのような神のような所業が可能なのか。
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世界の全ての悪は自分自身だということに気付いてしまった時、苦しくももがくことが必ずしも正しいとは見做されないものだ。
見て見ぬふりして大人ぶる気持ち悪さを知る人には、この巻のあらゆる台詞が刺さるだろう。
負に加速するこの疾走感、大好きです。
Posted by ブクログ
展開を急ぐあまり、場面の要素そのままの説明セリフにしょんぼりした5巻だったけど……。
6巻は、警察沙汰になったその後、3人それぞれの依存とすれ違いが強調されて描かれる。
冷静さを取り戻した、というより、3人のなかでもっとも深淵をのぞいてしまっている佐伯さんの冷たい言動が、助演女優賞ものだった。
春日と仲村さんは、相変わらず子供じみた方向にもがいているが、それでいい。もっとやれ! なぜならこれは少年誌のマンガだから。
これ、100巻くらいまで続いてくれないかなー。
3人が人生を終えるところまで読みたいッス。
Posted by ブクログ
佐伯に秘密基地を燃やされ途方にくれる春日の前に警察がやってくる。追い詰められる春日の前に髪を切った佐伯が現れ…。春日がすっかりマインドコントロールされちゃってる様がコワイわー
Posted by ブクログ
終わる世界しか見えん。
登場人物の立ち位置が極端になってきて収束に向かっているのか。多分読んでいる人は主人公にこうなっている理由がわからないような。
Posted by ブクログ
親に『クソムシッ!』と言ってしまえたり、自分だけが誰かを救ってあげられるとか、誰かだけが自分を救ってくれるとか思い込んだり
恥ずかしくて、本当に愚かだなと思うのですが、そんな衝動の赴くまま暴走できるエネルギーが少し羨ましくもあります。
夏祭りの日、計画は実行され、若気の至りの行き着く先はどこなのか。
期待してます。
Posted by ブクログ
河原の秘密基地の燃え跡から、夏祭りの計画書が発見され、そこに春日と仲村の名前があったことから警察が事情聴取に来る。佐伯は春日に自首を迫るが拒否され、心を閉ざして放火したことを自首する。
これを機に北村が春日と仲村の狂気じみた行為を学校に明かし、事件の全貌が明らかとなる。
仲村は自分の中の狂気が止められないことを告白するが、春日はそれを受け入れ、夏祭りの計画を実行に移す。
Posted by ブクログ
今更だけど。。。これアニメ化大丈夫???
ってか、少年誌に載っている事がおかしい。
この変態中学生の話が、世間に認められているのが不思議でしょうがない。 「青春期の心のモヤモヤのリアルな描写が。。。」とか評価されているけど、ここまで来るとただの変態ですよ。
と言いながらも、好きな漫画なので読み続けますが。
Posted by ブクログ
煮詰まって訳わかんなくなった中学生ってのは、どうにもならんもんなのかなあ。
春日くんの両親もいろいろ扱いに困ってるようなんだが、親は何をしてあげられると良いんだろうなあ、こういうとき。
Posted by ブクログ
最早こいつらが何したいのか分からんwww
厨二病こじらせすぎだろう。。。てかこの巻で終わると思ってたよ。
命を粗末にしちゃう部分は分からんな。。理解できぬ。
Posted by ブクログ
痛かった…!
特に、うちからもでられず、親にも友達にも分かられず、
仲村さんにも会えなくて絶望している春日くんの表情に!
もう、無表情にしかなるしか無い感情、中学の時体験したことある…
そこから感情移入してしまってひどかった。
「変態」とか、「クソムシ」とか、際どいキーワードが並んでるけど、
鬱屈した青春で、ドコにも行けなくて、
ただ仲村さんが好きで、仲村さんの笑顔が見たいだけで、
でも追い詰められてしまって余計ドコにもいけない、
この巻のクライマックス感ときたら…!
震える…!
最後の仲村さんの涙、
一晩明けた後のふたりの憔悴して決意した後の笑顔、
繋いだ手、
もう、泣けるじゃなくて動揺する。
このこたちはどこへ向かうのか?
救いはあるのか?
ハッピーエンドでなくていい、
バッドエンドでもなんでもいい、
綺麗な着地点が見たい。
Posted by ブクログ
2巻かまで以前に読んでいて、その後をいっきに読んだ。
このふたりのコンビは素晴らしいなぁ。
中二病というのは、何よりもまず自意識の過剰により生まれる。
自意識が幼いときのファンタジーと結びついて、非合理的な方法で特別であろうとする心性。
だが数年あるいは数十年を経て次第にファンタジーが衰え、ただひとりのサムワンにとってのスペシャルであることに安らぎを見出せるようになる。
これは成長でも退化でもなくただの変質だ。
みたいなことは前から考えていたが、この作品ではいわば「突き抜ける」「山の向こう」というところまで描かれている。
いわばブレイクスルーの快楽に向けて、物語自身が動き出している。
期待。
Posted by ブクログ
犯罪物語になってきました。面白いけど。でも、自分の身に置き換えて考えてみると、こうなってもなお、愛し続けることが出来る自信はないかも。男→女って意味でも、親→子って意味でも。
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やっと仲村さんの弱い部分が描かれました。ある意味こっからが本当のスタートなのかもしれません。一緒に人生捨ててくれる人がいるなんて贅沢だよなぁ思春期だとしても
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主要三人少年少女が他人には思えなくなってきた。
ついにテロルを起こす。
次がラストになるのかしら。
失速せずに思春期を完結してほしい。
灰色
ちょっとズレるけど、世界はどこまで行っても灰色、という菜々子の発言。
今見ると、血の轍の静子の言葉とも被るような気もする。作者の作品の根底にあるものなのだろうか。
Posted by ブクログ
秘密基地が燃やされて、ついに警察沙汰に。
文学を捨てて仲村さんに走る春日は、本をちゃんと読めていなかった、ということだし、「私」から逃れたい仲村さんは、ちゃんと本を読めば出口が見つかったのに、という気がする。この6巻読むかぎりでは、本を読めない人の愚行が描かれており、それはまた思春期のひとつの形でもあるのだろう。
Posted by ブクログ
どんどんと失速気味。
最初のほうのがおもしろかった。
主人公が振り切れてからもっとおもしろくなると思ったのになぁ・・・。
個人的には佐伯さんをもっと掘り下げてほしいなー。
一周まわって彼女が一番『向こう側』に近いひとな気がするから。
Posted by ブクログ
気持ち悪いけどつい見ちゃう。着地点はどこ…?
この2人がお互いのことを分かったつもりになってちゃんと認識を共有しないまま共犯関係を作って何かをしようとしているのが怖い。
Posted by ブクログ
なんというかこの漫画は一冊で普通の漫画の二話分くらいの話のボリュームだから特にこの巻が良いとか悪いとかそういうのは無かったけど次の展開が楽しみな終わり方だった。
Posted by ブクログ
すべてが明るみに出たあと2人はどうするのか?
未だにこのマンガのおもしろさがよくわからないが、次巻でなにかわかるかもと期待している。