【感想・ネタバレ】バカとテストと召喚獣10.5のレビュー

この作品は頭の悪いバカな主人公たちとその周りのキャラクタが織りなす学園コメディである。
そんな主人公が周りのために召喚獣を使って戦う姿が見られるが、コメディ作品でありながら感動するものがある。
また他のライトノベルとは異なるテストというクイズ要素が随所随所にあり、飽きを感じさせない工夫が面白い。
ただの学園ギャグハーレムではなく、ちょっとした非現実要素を求める方には是非ともお勧めしたい一作。

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Posted by ブクログ

 相変わらずおバカでくだらない、腹の底から笑えるコメディライトノベル。
 タイトルの「10.5」からわかるように今回で5冊目の短編集なんだけど、中でも個人的に気に入ったのが「僕と未来と召喚獣」ですかね。
 いわれないとすぐに忘れてしまうんですけど、毎度バカをやってる吉井たちは高校2年なんだよね……ほんと。進路とかがこれほど気になるキャラクターも珍しい。
 しかも、時期がら「就職が決まらない学生が多発」というようなニュースが世間を騒がせている中ですから……本当に気になります。
 とにかく、全然クオリティが落ちないのが凄まじい! 本当に面白いライトノベル!
 オススメです!

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2012年10月07日

Posted by ブクログ

いつもながらの短編集。
しかしどう考えても本巻の一番の押しは、短編の間に挟まれたランキング。本編以外のあとがき等が本編より印象に残ってしまうのは、作品として良いのだろうか?いや、良いに決まっている(反語)。
短編では、最後の瑞希と明久の過去編がほっこりするお話で良かったです。小学校時代の明久がかっこよすぎて、高校でどうしてこうなったとは思わなくもないですが。

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2022年10月05日

Posted by ブクログ

バカ達が繰り広げる学園召喚獣戦の番外編。
今回は4本立て
といっても本編と番外編との境界線って微妙なんだけどね(笑)

『僕と兄さんと謎の抱き枕』……★★★★★
久保君の弟が兄の部屋で明久の抱き枕を発見したことから始まり、学校見学で調査をする話。
何も知らない弟と学校関係者のやりあいが、一番バカテスっぽい仕上がりでよかった。

『僕と雄二と危ない黒魔術』……★★★
翔子が持っていた黒魔術書によって色々とメンバーが入れ替わる話
話自体は面白かったんだけど、バカテスの中でこういった入れ替わりが起きるのが受け入れられなかった。

『僕と未来の召喚獣』……★★★★
進路調査でなにを書こうか迷っているところ学園長が召喚システム改良で召喚獣が未来の姿みれるような改良をした。
未来と現在の当人同士のやり取りがなかなか楽しかった。
それとムッツリーニに何が起こったか気になります。

『私とウサギの仄かな初恋』……★★★
明久と瑞希の小学生での出来事。
過去の回想ってことで笑いがないので、バカテスの良さがない
でも、嫌いじゃない。

余談だけど、最後ページのムッツリーニの妹には感激です!

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2012年12月27日

Posted by ブクログ

小数点タイトル通り短編集。どれも楽しませてもらいました。個人的には入れ替わり話が一番だったかな。あとがきで触れられてたけど玲さんもちゃんと絡んでたら更なるカオスだったと容易に予想できるがそれがなかったのは残念と言うべきか否か(笑)未来予想話は明久が存外まともだった…気がしたのは前半だけでした。過去話がイイ話なのは想定内だけど何このヒーローって感じの明久は想定外。今やどうしてこうなった…。最後にムッツリーニ妹の絵を載せたことはよくやったと言いたい。

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2012年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

手堅くまとまった短篇集。
どうやらムッツリーニには異端審問会を差し向ける必要がありそうだ。
あと、雄二。

次の11巻で本編完結らしい。
最初はあまり馴染めなかったけど
今では最新刊が待ち遠しいシリーズに。ぜひ
きれいに締めくくって欲しい。そして著者の更なる飛躍を願うのみ。

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2012年09月29日

Posted by ブクログ

やっぱり.5は面白い!

入れ替わり、未来の姿とはっちゃけた内容のオンパレードでワクワクしながら読んでいた。
10巻で真面目な雰囲気が漂う試召戦争の後の真面目雰囲気だったのでギャップがなおさら面白かった。

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2023年12月02日

Posted by ブクログ

読書録「バカとテストと召喚獣10.5」3

著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫

p54より引用
“ 姉さんに隠れて買った新作ゲームは、僕
の貯金を吸い上げて、代わりに苦い思い出を
与えてくれた。”

目次より抜粋引用
“僕と兄さんと謎の抱き枕
 僕と雄二と危ない黒魔術
 僕と未来と召喚獣
 私とウサギと仄かな初恋”

 成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
幕間や過去を描く短編集第5弾。通算15巻目。
 最近の兄の様子の変化に対処すべく、高校
見学の希望先を文月学園にした、Aクラスメン
バー・久保の弟。情報を求め、兄が持つ物物
の素材となっている人物について調べるが…。
(「僕と兄さんと謎の抱き枕」より)

 上記の引用は、クソゲーを掴んでしまった
主人公・明久の胸の内。
子供のころに、少ない小遣いを貯めて、年に
一本か二本しか買えないという状況にありな
がら、期待したゲームがクソゲーだった時の
苦痛は、心に傷を作るくらいです。PCとネッ
トの普及で、昔より多くのゲームが作られ手
に入れる機会が増えましたが、ちゃんと作ろ
うとしていない人達には、大切なお金を払わ
ないように気を付けたいものです。
 科学とオカルトと偶然で召喚システムが出
来る世界の話なので、本当に何でもありで話
が進みます。前の短編集でも、いきなり子供
が出来ていましたが、出来るようになったか
らといって何でも試してみない方がいいかも
しれません。主人公たちに拒否権がないのが、
少し気の毒に思いますが、本人たちが楽しそ
うに描かれているのは何よりです。

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2020年10月08日

Posted by ブクログ

短編もいいですね。本編とは違ってメインストーリーとして必要無くてもバカテスのキャラを使った楽しいエピソードを楽しめるのですから(^^)‬
‪今回の短編、個人的には入れ替わりエピソードがハチャメチャで楽しかったです♪‬

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2019年12月22日

Posted by ブクログ

シリーズ短編集第5弾。

第1話は、Aクラスの久保君の弟・久保良光が、兄が想いを寄せるという吉井明久という男の姿を見るために、文月学園の見学にやってくる話。

第2話は、霧島さんの持っていた黒魔術の本で、明久たちの身体が入れ替わってしまう話。

第3話は、生徒たちの未来の姿をシミュレートする新しい召喚獣のシステムを試す話。

第4話は、小学生の頃の明久と姫路さんの心温まるストーリー。ともに飼育委員になった2人が、ウサギの世話をしながら交流を深めることになります。

第2話・第3話はいつも通りのハイテンション。第4話は打って変わってイイ話です。とくに第2話がおもしろかったのですが、あまりにもコロコロとキャラクターの中身が入れ替わるので、途中でストーリーを追いかけるのが面倒になってきます。

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2014年08月10日

Posted by ブクログ

常識人視点の話が複数入ってるからかバカ度指数低め。全体的に突っ走ってく感じでなく、彼らの特性や関係性をおさらいしている感じ。
電車で読めなくなるようなギャグ展開も少なくちょっと残念。
でも、どんなに鈍くて周りからバカにされてても、大切なことだけはちゃんとわかってる明久はやっぱり魅力的。秀吉もかわいい
オマケ企画で久保くん出なかったのはネタにならないからかしら…

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

短編集。
相変わらず気楽に読めて面白い。
最後にシリアスなのが一本あるけど、それもバカテスらしさを失わず、キャラクターにより愛着が湧いてくるいいショートでした。

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2012年10月04日

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