【感想・ネタバレ】心霊探偵八雲7 魂の行方のレビュー

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Posted by ブクログ

再読。
八雲の父の生い立ちが明かされる回。
晴香の父の塩対応がたまらん。
後藤さんは相変わらずぶっきらぼうだけど、だいぶん落ち着いてきたかな。
いや、あのオラオラぶりに慣れてきたのか…希望としてはもうちょっとマイルドになって欲しい。じゃないと奈緒ちゃんに嫌われちゃうぞ!と思った次第です。

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2023年01月12日

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読書録「心霊探偵八雲7」5

著者 神永学
出版 角川文庫

p284より引用
“だが、世の中には、自分たちとは、全く
違う常識の中で生きている人間は、間違いな
くいる。”

目次より抜粋引用
“神籬
 鬼女
 解放
 その後”

 幽霊を見ることができる能力を持った大学
生を主人公とした、心霊ミステリー小説。
 小学生の大森真人は遠足に来ていた、湿地
にそびえる杉の大木の根本にある、しめ縄が
巻かれた大きな石に、友人が登って遊んだと
ころ…。

 上記の引用は、ここまでの巻で何度も登場
した人物について書かれた一文。
自分とあまりにも考え方の違う人とは、距離
に気を付けて接したほうがいいのかもしれま
せん。
飛行機による移動が当たり前になった現在で
すが、訪問する地域についてしっかりと下調べ
してから、訪ねたほうがいいのでしょうね。
 6巻の下を読む前に、こちらを読んでしまっ
て、正直失敗だったなと思いました。
序盤に、6巻の下で書かれているであろう、
物語の結果が出てきてしまって…。
長編の連作は、きちんと順番を守って読むの
が大切ですね。推理小説を結末から読んでも、
楽しめる人なら平気でしょうが。
 主人公の因縁が、巻を追うごとに明らかに
なってくるので、飽きることなく楽しめる
シリーズだと思いまうす。

ーーーーー

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2014年12月31日

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恐がりな私でも読めるちょっと霊的な本です(*´∀`)夏にぴったり(*゚д゚*)霊がわかるために辛い思いしてきた主人公がいろんな人と出会って成長していくところが好きです(*´∀`)

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2013年07月29日

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八雲・晴香・後藤は戸隠へ。
七瀬美雪と、両目の赤い男の謎も。。。
7巻まであっという間に読み終えてしまいました。

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2013年07月11日

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晴香父が可愛くて仕方ないです。ちょっとだけ八雲父の過去が垣間見えた回でした。集団になればなるほど当人の痛みに鈍感になり、酷いことをしてもわからなくなるのはひとだけの悪いところですね。そうなりたくはないと思っていても、関わりたくないと酷い状況に目を瞑るだけでも集団と結局変わりないですし難しいですね。考えさせられます。

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2013年03月29日

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晴香の教育実習で出会った子の後日談かと思いきや、6巻で生き残ったあいつがまたやらかしてくれます。
信州鬼無里というのが実在する土地だと知らなかったが、地名からして何かありそうな名前で、まあそういう土地にはそういう話が合ってもいい気がしてきた。
ここの刑事たちは、犯罪に愛情成分が含まれるととたんに思考が鈍るのが微笑ましいというかなんというか。

このシリーズを一気に連続して読んだので、このテイストにだいぶ慣れてしまっている気がする。
これ最後まだやつは終わってないよね。。
それにしても今回は本当に切ない話だった。

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2012年07月30日

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シリーズ7作目。
両眼の赤い男の過去が明らかになる。

人間の中に潜む狂気は元々その人間に備わったものなのか?それとも環境によって引き出されるものなのか?
私はその両方なのではと思った。
自分と違う者に対して、冷酷になったり周りに引き摺られないようにしたい。

七瀬美雪にまた逃げられたから、この後も怖い。

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2022年12月07日

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シリーズ7


長野の幽霊騒ぎ

と、並行して起きる七瀬美雪の逃亡


晴香の実家でお泊まりの後藤&八雲。

ほっこりするシーンも交えつつ
物語はさらなる深みへ。



どっちもハラハラしながら、
色々考えさせられる展開

七瀬美雪、強いなぁー

この先どうなるのか気になる〜

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2022年08月07日

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八雲の親父とのドロ沼対決が、
だいたい前の巻で落ち着いたので、
今回はどんな展開かと思ったのですが、
最初は長野の神隠し騒動から始まったものの、
終わってみたら八雲のルーツにまつわるネタでした。
晴香ちゃんとも不思議な縁があった感じで。

事件としては、人の業(ごう)の悪い面の最たるもの…
醜い部分があらわになるようなものだったけど。

石井刑事がエライ活躍してくれましたわ(笑)
あいかわらず、すぐ気絶するけど〜。

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2022年06月23日

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今回はまあまあかな。
たのしかったが、前回が読み応えあったので。

晴香が以前のように、ちょっとうざくてイライラした笑

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2021年02月21日

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長野に転校した真人が、憑依に巻き込まれる。
この巻、ほぼ長野。

定番メンバーの結束力の強さを発揮しただけでなく、
八雲の謎な生い立ちも明らかに。

そして、何よりも石井刑事の七瀬深雪の遭遇率の高さは、悪運が強いとしか言いようがない。。
でも、彼は確実に強くなっている。
成長か、もともとのポテンシャルの高さか?

後藤刑事もまた、奈緒の親としてどっしりしてきて、逞しくなった。

今後、どうクライマックスを迎えるのか。
楽しみ。

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2014年11月13日

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霊の見える赤い左目を持つ八雲。
霊に関る捜査を行うのと同時に、八雲の宿敵の父の出生をさらに掘りさげた物語になっている。

性善説/性悪説について考えさせられる本巻。
作者はあとがきで、物語のクライマックスを示唆しているのだけども、どうなるんだろ?

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【内容(「BOOK」データベースより)】
友だちが、神隠しにあった―晴香のもとに、助けを求める電話をかけてきたのは、晴香が以前、教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美雪を乗せていたというが…!?2つの事件の舞台は、鬼が棲むという伝説が伝えられる信州鬼無里へ!新展開のシリーズ第7弾。
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【目次】
序章
第一章 神籬
第二章 鬼女
第三章 解放
終章 その後
添付ファル 同乗者
あとがき
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2013年12月12日

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八雲父の過去が分かってきたけど、もやもやっとする。今回も美雪が怖い。。怖さに磨きがかかってる。
幽霊になった八雲父と美雪は最強コンビなのではないかと思う。

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2013年07月29日

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どんどん八雲の背景があらわになっていく。
やはりこのシリーズは事件そのものより八雲のルーツを探る方向に。

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2013年03月31日

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新章突入。
ですが、相変わらずのいつものメンバー。
と思いきや、石井さんは成長していますね~。転んだりビビったりは相変わらずですけどね。
それに引き換え他のメンバーはおバカになっていっているのかな。
普通ならあんな特徴のある人のこと、チラッとでもあの人のことじゃないかと頭を掠めると思うんですけどね。まあ、ミステリーだから途中で明らかになるのはマズイと作者に華麗にスルーさせられただけかもしれませんがね。
とりあえず何時も通り軽い読み味でそれなりに楽しく読めました。

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2012年11月09日

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「心霊探偵八雲7 魂の行方」
「友だちが、神隠しにあった」、晴香のもとに助けを求める電話をかけてきたのは晴香が以前教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美雪を乗せていたというが・・・。


心霊探偵八雲シリーズ第7弾。今回の鬼伝説では、いつもの霊との対話から事件を調べていくということともう一つ大きな軸があります。それは親子です。


鬼の伝説の元となった事件の被害者である女性とその息子、事件の真相を知るかもしれない老刑事若林とその父、親になった後藤刑事と奈緒、赤目の男と脱走した七瀬美雪(擬似親子に近い)、春香と父、そして後に明らかになる八雲の祖母と八雲・・・。この鬼伝説の真相追求にはこれらの親子関係と心情が深く関わってきたり、物語に含まれたりしています。なのでいつもの事件解決とは違う感想を覚えました。


今回キーマンは結構いました。事件を八雲に知らせる真人は勿論のこと(今回でも大きく成長する)、鬼の伝説のモデルとなった女性と息子、そして脱獄して八雲や石井を追う七瀬など。しかし、実は七瀬の深層心理を見事読みきった、そしてこれからも読んでいこうとするあの人が一番のキーマンだったのでは?と思います。ある事件と七瀬を重ね、女特有の愛から彼女を分かろうとする姿勢は今回の石井を大きくサポートすることになる・・・。


この信州で八雲と赤目男の過去が分かってきます。

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2012年09月29日

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真人からの電話で神隠しに会った女の子を探しに晴香と八雲は長野へ。
なるほど!そこに繋がってたのね。
八雲の父が闇に溺れる理由も明らかに。
あとがきにもあるように、だんだんいろんな謎か明らかになってきて八雲シリーズもクライマックスに。
物語の終着点はどこなのか。
そしてこの巻でも奈緒ちゃんがすごく可愛いくて癒されます。

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2012年06月02日

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ネタバレ

購入はしていましたが読んでいなかった八雲シリーズ

7巻です

今回は「魂の行方」親子愛が強いテーマでした
神永さんのこの八雲シリーズの作品はすべての登場人物に魂があり、そしてそれぞれの大切に思う気持ちが良くも悪くも結びついている。

そんな印象を受けます

今回もそう感じた一作でした
ネタバレを含みます

今回は八雲の父、両目の赤い男にまつわるお話でした
出生の秘密
それは今彼がそうなってしまったことをしょうがないとおもう凄まじいもの
だけど八雲は八雲の信じる信念で父親と対峙します


それぞれの愛、

神永信者のわたしには満足のいく一作でした(^ー^)ノ
9巻がハードカバーでは発売されてますね
けどこの文庫のカバー、好きなんです
待ちます


御子柴岳人よみたいとおもいます( ̄ー ̄)
評価イマイチだけど、やっぱ気になるー

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2012年04月05日

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序章
第一章 神籬(ひもろぎ)
第二章 鬼女
第三章 解放
終章 その後
添付ファイル 同乗者

不思議な事件と八雲との関係、さらに深い部分がわかる1冊。
紹介文を読んで、いつものメンバープラス過去の登場人物が出てくるストーリーなので、
4巻から一気読みをしました。
一気読みをすることで登場人物の人間性がよりはっきりと見えてきます。

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2012年04月22日

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ミステリーでもホラーでもなく、キャラクター小説として取り扱おう。そうしよう。

前にも霊が憑依する話あったけど「霊は(物理的に)人間に危害を加えられない」ことないから納得してない。

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2024年05月24日

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ネタバレ

「同情を誘ってるつもりか? あなたは、誰に創られたのでもない。あなたは、あなただ。どんな環境であれ、道を選ぶのは、自分自身だ」

今回、両眼の赤い男の過去、あのようになってしまった原因とも言える出来事が明らかになり、彼に初めて人間味を感じた。彼の境遇には同情するが、だからといって人を殺したり、誑かしていい理由にはならない。そこが彼と八雲の違いだと思った。それから、七瀬美雪の両眼の赤い男に対する執着心がすごい。まさに愛と狂気は紙一重だ。ひょっとして、七瀬美雪が両眼の赤い男を殺したのでは?と思ってしまう。

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2022年05月11日

Posted by ブクログ

03月-08。3.0点。
第四弾で晴香が教育実習で教え、事件に巻き込まれた真人。長野で友人が神隠しに。。。

途中までは、神隠し事件を捜査し、背後が不明。
ラスト近くになり、八雲・七瀬には重要な人物の過去だと判明し、一気読みになった。
物語も佳境に近くなった感じ。

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2022年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズものだしもうすぐ終わるし読んでるけど、だんだんなんだかなぁなかんじ。毎度毎度、みなさん迂闊すぎないかな。そして晴香ちゃんと後藤さんは鈍すぎないかな。ベタなキャラ関係は好きだけども。ストーリーの全てを知ってる作者さんが、登場人物にどれだけ気づかせるかどうやって気づかせるかって、ミステリーの大事な部分だなぁと思う。それがちぐはぐだと、ちょっとつかれる。内容は好きだった。いつもちょっともの悲しくて考えさせられる。

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2021年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 晴香が以前、教育実習の際に担当したクラスの児童・大森真人から、「友達が神隠しにあった」と連絡があった。
 それを聞いた八雲は、調査のため真人の住む長野に向かう。
 一方、石井刑事の元には、護送車が事故を起こし、乗っていた七瀬美雪が逃げ出したという一報が入る――

 という話でした。
 八雲が一つの山を乗り越えて、ちょっとやわらかくなってからの新生・八雲、第1弾。
 今回は、気が付けば、八雲のルーツを辿る話でした。
 最初の巻に比べれば、登場人物が見違えるくらいに変わっていて、人間の成長を感じる話になっています。

 この展開になってしまったら、次に何が描かれるのか、ちょっと不思議に思っていますが、次の巻も楽しみにしています。

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2021年01月24日

Posted by ブクログ

道を選ぶのは自分自身という境地にたどりつくまで
どれだけの辛酸を舐めてきたかを思うと遣る瀬無い。
添付ファイルの話は似たようなのSNSで見た気がした。
こっちが元ネタかな。

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2020年08月17日

Posted by ブクログ

相変わらず、感情が先走る晴香が大の苦手な私なので、晴香が絡む場面以外は面白く読めました。
大概、最初は嫌いでもシリーズを読み進めていくうちに好きになるというのが常だっただけに、イレギュラーとして逆に記憶に残りそう。
それはそれでいいような悪いような。

今回の事件は、子供たちの関係が微笑ましくて、彼らが戯れてる姿をもう少し見ていたかった感じ。

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2018年02月25日

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八雲と晴香のつかず離れずの関係が1巻に比べれば格段に前に進んでいる。
あとは八雲の表情や態度が柔らかくなっているなと感じた。
事件と関わり晴香とも関わり、八雲も成長しているのかな。

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2014年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

真人くん再び。
今回は、八雲の父親である赤い目の男の過去が明らかになる。
彼にもつらい過去があったんですね。
凛さんが本当に健気で、感動しました。子を想う母の気持ちはとても強いですね。

今回は後藤さん&石井さんコンビは別行動。
石井さんが刑事らしくなってきて微笑ましいですね。
彼の成長に今後も期待します。

七瀬美雪も火傷の後は痛々しいものの、まだまだ健在。
毎回あと一歩で取り逃がすので、もどかしいです。

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2015年05月13日

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様々な親子。
八雲の父親についてますますわかってきたぞ。
一人晴香の言動が時にうるさい。KY的。
後藤さんが良い感じ。

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2012年05月30日

Posted by ブクログ

八雲の過去がまた少しわかりましたね。
そして、父、祖母も。

今回は親子の情がクローズアップされていたかな・・・
それは作家さんにお子さんが生まれたことも大きく関係しているのかな?

定番の流れなんだけれど
毎回とても楽しめる作品です。

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2012年05月15日

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