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【あらすじ】
教育実習のため、とある小学校にやってきた晴香は、幽霊が見えるという寂しげな少年・真人に出会う。真人は晴香に「自分は呪われている」と告げるが……。一方八雲は、真人の通う小学校で起こった幽霊騒動を追ううちに、手首だけを残し、骨まで燃え尽きた謎の死体を発見する。人間業とは思えない超高温で焼かれた異常な状況。果たして犯人は人間か、それとも!? 八雲の赤い左眼が再び煌めく、人気シリーズ第4弾!!
【感想】
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心霊探偵八雲シリーズ第4巻!
晴香の教育実習先の小学校で、幽霊騒ぎが!
さらに、担当クラスの男の子は「自分は呪われている」と言い出し…
今回も複雑に絡み合う、過去と現在の事件。
果たして、八雲たちは無事に事件を解決できるのか?
これからの八雲と晴香の展開も楽しみです!
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シリーズ4作目。
晴香の教育実習先の小学校でのストーリー。
八雲も晴香も後藤も石井も一心も、皆んな根が温かくて、ハラハラしながらもどこか安心して読んでいられる。
晴香にもちょいちょい霊が見えるようになってきているのが気になる。
あと佐々木杏奈と名乗ったのが八雲の姉というのも本当なのか…
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八雲って確かに霊が見えるけれど、
見えるからこそ
「そんなことするわけがない」と確信して
霊のしわざと思われる、
人間の手による事件を解決しちゃう。
今回は小学校の怪談…
昔、火事で死んだ児童が化けて出てくる…と、
「ぼくは呪われている」と語る男の子の心の闇が、
実はひとつの事件で結びついていることを
解明していく物語。
事件自体は一話完結できっちり解決しながら、
キャラクターに関わる謎が
どんどんリンクしていってるのが気になる。
次の巻も続けて文庫化していくようなので、
乞うご期待…ですな。
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たまらん!八雲がたまらん!どーも八雲にハマる。キャラなのか?なんだかそのツボに入る微妙なキャラ設定で八雲に萌えます!笑笑
あんまりそんなことないんだけど、この八雲だけはツボにハマる。カッコいい。すごくカッコいい。
表紙もよし。ミステリーとしても読み応えよし!
キャラよし、流れよし、面白い。連作読み続けます。
こういうのお願いだから実写化しないでほしいなぁ。がっかりしたくない、、、、と、思うのは私だけでしょうか。
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このシリーズはサクサクと読めるので気軽に何か読みたい時にとても最適。
心霊現象の影が薄くなってきてる気がしないでもないけど、ミステリー仕立てで先が気になって一気に読めてしまった。
迷惑そうな顔をしつつも面倒ごとを持ってくる晴香ちゃんに付き合う八雲くん。
二人の微妙な距離感が好き。
今回の事件はきちんと解決したものの、なにやら不穏な気配を残しつつ終了。
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六年前の事件って何だろう。
教頭最低。理由は何であれ児童突き飛ばすし、担任の自殺の伝え方も酷い。
真人が可哀想。本当だったら、また幸せになれたかもしれないのに。
せめて先生が生きていれば…。晴香と八雲がいるから大丈夫だと信じたい。
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後藤刑事がどこまでも無能に見えてしまった。あれ、刑事だよね?と思う場面が。それが後藤さんのいいところだけども。また伏線が増えてしまってさらに続きが気になるところです。一心さんは相変わらず癒し。
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自分ではない、他の誰かになりたいーー。人は自分の置かれている環境が辛く苦しいものである時ほど、そう思ってしまうのかもしれない。その苦しみから逃げずに立ち向かうか、そうしないかで、その後の人生もまた、大きく変わってしまうのだろう。そして今回、新たに登場した人物、素性が分からず怖い。両眼が赤い男と関係しているのだろうか……。
「どんなに望まぬ環境だろうと、人は、それを生きなければならないのです」
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んー執念はすごい犯人だけど、なんかぶっ飛んでるよね。
死蝋ってのは知らなかったなー。
遥香がすごく頑張ってたけど、プールに投げ落とされるのは流石に笑
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相変わらずグロい…苦笑
色んな人が関わってたけど、犯人以外なんとなく大人たちは表面的なような気がして、もっと深い理由があるのかな〜ってずっと思いながら読んでたらいつの間にか終わってた( ・∇・)
結局精神科医が牛島くんを逃がしたのはなんで?八雲を弟って言ってたのは置いといて、そこ書いてあった?私が見逃してるだけ?
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12月-20。3.5点。
八雲、第4弾。逃亡した殺人犯、左手首だけ残して焼死。人体自然発火の事件か。。。
八雲と子供のからみが、優しさが見えて良かった。新たな敵のような登場人物も。
次作も期待。
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今回は、晴香の教育実習先の出来事。
晴香の教育実習先の小学校には、「自分は呪われている」という男の子がいた。
そしてその小学校で、手以外がすべて焼け焦げているという焼死体が発見された。
それはあり得ないほど炭化している死体で……?
という話でした。
今回は、幽霊とかお化けとか、死者を見る、とかの心霊要素が少なくて、純粋に素直にミステリー小説だったように思います。
黒こげの死体が誰なのか?
誰がどう絡んでいるのか……? 等々、気味の悪い情報はいっぱい飛び交っていますが、そこからどう手繰り寄せたらどう答えが出るのか……
複雑で面白かったです。
ただ、一つだけ。
解けない謎が残りました。
というわけで、次作も読まされてしまう常套手段に引っかかった感じはします。
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4も面白くて一気に読めました。
ストーリーもさることながら、八雲の時折みせる真の優しさが上手く描かれていて引き込まれます。
ただ後藤刑事の、八雲ぶん殴ってやるとか、八雲がガリガリと髪をかきまわしてとか、同じようなセリフが少し多いような…
というのは些細なことで、今回もきっちり解決され、細部まで抜かりなく描かれています。
小説でたまにある、あとは読者で考えてね、みたいな中途半端なのが苦手なので、八雲シリーズは安心して読めます。
5も楽しみです。
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教育実習のため、とある小学校にやってきた晴香は、幽霊が見えるという寂しげな少年・真人に出会う。真人は晴香に「自分は呪われている」と告げるが…。一方八雲は、真人の通う小学校で起こった幽霊騒動を追ううちに、手首だけを残し、骨まで燃え尽きた謎の死体を発見する。人間業とは思えない超高温で焼かれた異常な状況。果たして犯人は人間か、それとも!?八雲の赤い左眼が再び煌めく、人気シリーズ第4弾。
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晴香が今度は教育実習先でトラブルに巻き込まれる。さすがトラブルメーカー。
少しずつ変わる八雲と晴香の関係と、何気に少しずつ成長する石井刑事に着目したい。
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元図書委員のAちゃんに借りた本。
心霊探偵八雲シリーズの4冊目。
今回は晴香が教育実習で派遣された小学校で事件が起こる。
晴香が受け持つことになったクラスの生徒の一人、真人は、自分には幽霊が見え、呪われているから、近付くと危険だと言う。
晴香はどことなく八雲の子供時代を連想し、ほうっておくことができなかった。
一方、この小学校のプールわきのボイラー室で、火災が発生し、中から炭化した死体が見つかる。
唯一、燃え残った手首より、被害者は精神鑑定中に逃走した、父親殺しの男らしいことが分かった。
逃走中の男はなぜ、小学校で謎の死体となったのか?
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読書録「心霊探偵八雲4」3
著者 神永学
出版 角川文庫
P22より引用
“駒井の言う通り、最初から全てがうまくいく人なんていない。
失敗しながら成長していく。”
目次から抜粋引用
“発火
炎上
残火
その後”
燃える炎のように赤い瞳、死者の魂を見ることの出来る大学生
を主人公とした、長編心霊ミステリー小説。
夜の学校、校務員の病気のために新任教師が学校内の鍵を閉め
て回っていた。プールに人を見つけ注意し、警察に連絡しようと
したところ…。
上記の引用は、八雲の友人・晴香の教育実習での様子を描いた
部分での一文。失敗しなくては、成長するために直す場所がわか
らないと思います。成長するために沢山失敗するのはいいのです
が、失敗を許してくれる人に囲まれているかどうかによるので
しょうから、明暗が分かれる所だと思います。
ページ数が400近くあるのですが、煩わしさを感じない読み心地
です。
ーーーーー
Posted by ブクログ
サクサクっと読みやすい八雲シリーズ。一人で背負っていた真人がかわいそうだったなぁという感じだったけど、最後は笑顔になれてよかった。姉の存在?も今後気になるところ。それにしても、八雲の口のきき方に たまにイラッとしてしまう(^_^;)
Posted by ブクログ
―――逃亡中の殺人犯が左手首だけを残し、骨まで燃え尽きた異常な状態で発見された。
人間業とは思えないその状況を解明するため、再び八雲の左眼が冴えわたる!
「人体自然発火」の真相とは? シリーズ第4弾!!
かすみからの借りもん
うーん、今回は全然やったな
会話文の多さが目についたし、子供が子供っぽくない。
そして「んなアホな」的展開が気になる
ちょっと内容が薄い感は否めなかった。
Posted by ブクログ
「心霊探偵八雲4 守るべき想い」
教育実習の為とある小学校にやってきた晴香は幽霊が見えるという寂しげな少年・真人に出会う。真人は晴香に「自分は呪われている」と告げるが・・・。一方八雲は真人の通う小学校で起こった幽霊騒動を追ううちに手首だけを残し骨まで燃え尽きた謎の死体を発見する。人間業とは思えない超高温で焼かれた異常な状況。果たして犯人は人間か?
心霊探偵八雲シリーズ第4弾。八雲3作目の方が重いと思っていましたが、今回はさらに重いものでした。今回の事件の犯人は悲しい過去を持っています。同じ父親であるはずなのに全く幸せではない環境、そんな男に訪れたある出来事、そこで生まれた小さな子供の嘘。読んでいくうちに犯人には同情する部分もありました。
しかし、どんな過去があろうとも男の犯行には同情することが出来ません。彼がしていたことで彼自身が変わることは出来ない、それに気づかず犯行を重ね、小さな少年の心までも破壊しようとした。恐ろしいことです。
少年の心を利用した犯人の行為(筆者のアイディア)は印象に残っています。なぜなら真人少年の年代の頃は私も親に対していなくなってしまえばいいと喧嘩したことがあるからです。その意味の大きさもわかっていませんでしたから、真人少年のようにもし犯人に誘われれば同じようなことをしていたかもしれません。
また、事件に間接的に関わった今野は教師として糞ったれです、ああいう人間はどうしても許せません。
そしてもう一人関わった謎の女性。あの人は八雲と大きく関わることになる人物で非常に見逃せません。