感情タグBEST3
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今回は上下の2巻セット。
相変わらずスラスラと読める。
一心が刺された時は泣いてしまった。
今回は、後藤がすごくいい感じ!
特に奈緒との関係が好き!
後半も楽しみ!
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【あらすじ】
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる──私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す……。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!? 後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは──!?
【感想】
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赤い片目で心霊を見ることができる、八雲。
ちょくちょく読み進めてきたけども、6巻は上下巻にわかれている。
拘置所の中から殺害予告をする七瀬美雪に振り回される上巻
・・・で、下巻はどうなることやら。
(七瀬美雪のイメージは、『踊る大走査線THE MOVIE』で小泉今日子が役った日向真奈美)
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【内容(「BOOK」データベースより)】
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる―私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す…。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!?後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは―。
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【目次】
序章
第一章 予言
第二章 彷徨・陰
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「心霊探偵八雲6 失意の果てに(上)」
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は自ら呼び出した後藤と石井に告げる、「私は拘置所の中から斉藤一心を殺す」と。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。
心霊探偵八雲シリーズ第6弾(上)。今回七瀬美雪が再登場、純粋な悪の塊のような女で非常にその怖さが文脈からも伝わってきます。
物語は刑務所に入れられている七瀬美雪が後藤と石井に一心の殺人予告をするところから始まります。そんな彼女の八雲への嫉妬の強さは前回の事件で証明済みでした。しかし、前回から彼女の嫉妬は更に深くなっているように感じられ、読んでいくと彼女がいかにサディストであり殺人享楽者であり八雲の血にあこがれているかが強烈にこちらに飛んできます。
今回は七瀬が登場していることもあり、八雲にとって非常に悲しい事件となります。八雲は自らの無力さ、存在価値を自ら問いかけ、そして立ち上がり事件の真相、そして黒幕に立ち向かっていきます。
八雲がどうこの事件と七瀬美雪という悪に立ち向かうのか、そこがとても読み応えありました。また後藤刑事にも注目、常に八雲に振り回され、助けられるけど、人間として後藤刑事は八雲を助け、叱れる数少ない人物ですからね。
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まだまだ上巻で事件もこれから解決に向かうといったところだが、
このシリーズの中では一番ハラドキしたとおもう。
一心の危機など、晴香の想いだの、このままのモチベーションで続いて欲しい。
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大好きな神永氏の八雲シリーズ♪
全巻読んでいるのですが、6巻(上・下)が出版されているのに気づかず…、来月に7巻が出ることが分かって、慌てて購入し読みました(- -;)。
今回は、始まりが病院で小さな女の子の霊が出てくるところからスタートします!私のもっとも苦手とするシーン…。夜は読めないので、昼間に読み始めましたが、それでもやっぱりゾゾっとします(^-^;)。でも、いつもの通りの、八雲君と晴香ちゃん、その他の登場人物のやりとりは、事件とは別で大好きですね~!
残念なのは、登場人物の1人が亡くなってしまったので、1巻から読んでた読者の1人としては、とっても寂しく感じました(T T)
新たな展開になるであろう、次の作品が今からとっても楽しみです♪
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シリーズ6作目、上巻。
またまたショッキングな出来事が起きる。脳死状態と判定された一心…でも魂はまだそこにいるという八雲。八雲を信じて、一心がこちらの世界に帰ってくると信じていて良いかな…
それにしても七瀬美雪は、とても不気味。何としても真相を明らかにして、ちゃんと報いを受けて欲しい。
後藤の妻とのあれこれ(過去に何があったか、お互いをどう思っているか)も、この巻で明らかになる。一人で抱え込まないこと、大事。何事も共有したいし甘えて欲しい敦子の気持ちも分かるけど、私も後藤のように抱えがちな人間なので、気をつけたい。
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再読。
とうとう一心さんが…フラグ立ってたけど、いざとなるとやっぱり辛い展開。
初見の時より、ここまでの展開が早く感じた。
え?もう?早すぎるよ一心さん…って感じ。
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七瀬美雪の殺人予告、
病院での幽霊騒ぎ、
そして、一心が刺された!
八雲パパも登場で、
どうなっちゃうのの、激動の巻
奈緒と、後藤刑事夫妻のやりとりだけが
心のオアシスだわ〜
Posted by ブクログ
おお、ついに上下巻になっちゃった。
そのぶん内容もどーんとシリアスに、
いよいよ親子対決です。
八雲の叔父、一心が殺害予告を受け、
後藤・石井両刑事が寺を警護する。
しかし、たしかにふたりが見張っていたお堂の中で、
一心は何者かに刺されて重傷を負い、
生死の境をさまよう。
はたして犯人は?
本当に拘置所から殺害予告した
稀代の悪女のしわざなのか?
壁抜け、もしくは透明人間のSPEC( ^ω^ )
いえいえ、このシリーズでは
「霊的な存在は物理的な力は発揮できない」
お約束ですから。
やはり、そこに生身の人間の
愛憎が絡んでくるわけでして。
素直じゃないながらに相思相愛な
八雲&晴香カップルも微笑ましいが、
今回は後藤刑事と奥さんとの
わだかまりが解けるエピソードも良かったです。
あとは石井刑事だな…
だいぶしっかりしてきたけど(笑)
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かつてない不穏な空気に不安な展開。
一心の存在の大きさと、それぞれの登場人物の絆が試される上巻になっている。
前回からレベルアップした石井刑事と、後藤夫婦の歩み寄りに注目したい。
八雲のふらふらどこか行ってしまう癖もここら辺で直してもらって、晴香の気持ちも考えてくれたらな。
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美雪が怖い。。。拘置所にいるのにほんとなんかやりそうな気がする。
奈緒ちゃんと後藤夫妻とのやり取りにほっとする。八雲と晴香の距離が縮まってきているのも嬉しい。でも、一心さん・・・
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文庫本では単行本を上下巻に分かれるということで、その上巻。
七瀬美雪が牙をむく。厳しいストーリー展開になっていくが、この巻で一心の寺の内部とともに後藤家がクローズアップされる。
上巻読み終わった感想は、何も解決していないので、早く下巻よみたーい!の一言
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一心が刺されたことで、これまでになく自分を責める八雲が痛々しい。
なかなか内側を見せない八雲が、どれだけ一心から愛を受け取ってきたのか、改めて感じた。
一心を襲った犯人は本当に美雪なのか。
後半に続く。
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収監されいてい身でありながら八雲の叔父である一心さんの殺人予告をした美雪。
できるはずがないのに一心さんは刺され危篤状態に。
自分のせいだ、と自分を責める八雲。
こんなもの、とコンタクトレンズを踏みつけたときの八雲の気持ちを考えると泣きたくなりました。
脳死を人の死と認めていいのか、難しい問題ですね。
残された家族にとって、臓器提供を同意することは本当に大変な葛藤があると思います。
どんな形であれ生きていてほしい、と想う気持ちがきっとあるのですから。
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Oh noooooo! 一心 was one of my favorite characters how could the author do this to me!
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一番読むのがつらくなるであろう
巻ではないでしょうか。
とにかく、深刻なことが起こってしまいますし
八雲にも最大の試練が襲い掛かります。
とにかく重苦しいの極みの巻。
あの悪魔の冷笑がにくくすら感じられます。
だけれども、その一方で
一人の男は、成長しているんですよね。
覚悟の上で読んだほうがいいです。
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文庫版のイラストはほんとにかっこいいなー。
実はこの上下巻 うるっとします。一心さんの事じゃなくて うるっとします。ちょっと思い出になる1冊。
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「私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す」七瀬美雪は言った。果たして、拘置所の中から外部にいる人間を殺害することが可能なのだろうかーー。
一心を刺したナイフや犯行現場の窓枠から美雪の指紋が見つかってはいるが、なんとなく美雪に捜査を誘導されている気がする。謎を多く残したまま、下巻へ続く…。
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拘置所の中で「私は人を殺す」と言った美雪。
私が思いつく方法では全く意外性なくてこの話の雰囲気にも深さにも合わないから、早く真相が知りたい。2.3時間くらいで一気読みしてしまった。
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02月-16。3.0点。
拘置所に囚われの美雪から、呼び出された後藤刑事。「一心を殺害する」と言われ、警護に向かうが。。。
一気読み。下巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
前の巻で、圧倒的な悪意の塊であった、七瀬美雪がつかまって、平和が訪れたと思いきや……
今度は、その美雪が、八雲のおじである「一心を殺す」と言い出した。
美雪自身は、拘置所の中にいる中で、そんなことができるわけない、と思うが、実際に一心は自身の寺の御堂の中で襲われてしまう……
一心が襲われたことで、八雲自身も不安定になり……
という話でした。
八雲を傷つけたいがために、あの手この手を講じてくる相手に八雲がどう戦っていくのか、を考えないといけない状況にずるずると追い込まれていく上巻。
下巻で八雲がどのようにこの敵と向き合うのか、楽しみにしています。
Posted by ブクログ
2020/9/9
上巻やし詳細は下巻へ。
ただ一箇所、石井刑事が「殺害した」って言ってしまってるのが気になった。
一心さん死んでないから!ちょっと杜撰やないの?
だって彼らは知り合いで、責任も感じていて、切実に生きていて欲しいはずなのに。
こういう細かいとこで引き戻されることが多いのよね、このシリーズ。
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“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる―私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す…。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!?後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは―。
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読書録「心霊探偵八雲6上」3
著者 神永学
出版 角川文庫
p90より引用
“被告人のなかには、言葉巧みに刑務官に取
り入ろうとする輩がいる。それに乗れば、利
用され、破滅への坂道を転げ落ちることにな
る。”
目次から抜粋引用
“予言
彷徨・陰”
幽霊を見ることが出来る大学生を主人公と
した、ミステリー長編小説。
入院中の手術後まもない患者が、階段から
転げ落ちて死亡した。しかしたんなる事故で
はなかったようで、八雲のところにも相談が
持ちかけられ…。
上記の引用は、拘置所の刑務官について書
かれた一節。
時々新聞でも、刑務官と囚人の不適切な関係
が取り沙汰されるのを見かけます。
新聞で事件として扱われるということは、実
際にはもっと沢山の事例が、潜んでいるのか
もしれませんね。
相手のペースに乗せられないためには、相手
の調子に合わせて話すのは気をつけた方が良
いのかもしれません。
シリーズ初の上下巻となっています、もっ
と分厚い小説でも、一冊でまとめられている
ものがあるのに、なぜでしょうか。
続きが気になって買わざるを得なくなります。
ーーーーーー
Posted by ブクログ
相変わらず軽い…(褒)。蒸し暑い夜にちょうどいいヒヤリとできるプロローグの後は、いつも通りサラッと楽しめる展開です。鉄板だなあ。
進展してるんだか足踏み状態なんだか分かりにくい鈍感カップルな2人より、今作は後藤夫婦のギクシャクほのぼのなやり取りが見どころです^^
シリーズとしては大きな転機が八雲を待ち構えています。なかなかきっっつい展開なので、ここからシリーズに入るのは辛い。詳細は下巻でまとめます。
“絶対的な悪意”七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる。
「拘置所の中から斉藤一心を殺す」
拘置所内に拘束された身である美雪には不可能な殺人予告。しかし、彼女は自信に満ち溢れていた。後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは―。