【感想・ネタバレ】SANDA 1のレビュー

子どもはいつだって大人に守られるべき存在。でも、「大人」と「子ども」の境界線は曖昧です。
…なんだか奇妙な関係ではないですか?

2080年、日本。15歳未満の子どもの数は、人口のわずか0.1%になっていました。
大人は子どもに敬語を使い、彼らの寝食や教育は学校によって管理されています。
三田一重も、大黒愛護学園で保護される子どものひとりでした――雪が降るクリスマスに、同級生の冬村四織に殺されかけるまでは。
冬村は、突如行方不明になった親友の小野一会を見つけ出すため、三田に眠っていた「とある呪い」を利用しようとしたのです。
自分を信じる「子ども」の存在で力に目覚めた三田は、冬村とともに小野探しを始めたはずが、誰もいない教室でひとり佇む小野を見つけて…!?

子どもを守るための強大な力は、三田を迷わせ、傷つけます。
しかし、その葛藤を経て強くなる彼の姿は、「大人」の今に至るまでに私たちが悩んだ経験と重なり、愛しさや親しみを覚えるでしょう。

『BEASTARS』の板垣巴留先生、注目の最新作!
各話タイトルの美しさも必見です。

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面白い

面白い話の展開だと思いました。サンタだから三田。安直な名前付けだけど世界観が今までになくて凄く引き込まれます。

1
2021年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

設定がぶっ飛んでいて、笑いどころはあれど
ギャグに振るわけでもなく、現代日本が抱える社会問題にも関連する
未来が舞台になっており、相変わらず流石としか言いようがない。
老いるって衰えるばかりじゃ無い、とサンダが言うところが良かった。
つく側も傷ついてるような嘘じゃなきゃ全部無視しろというおふゆの台詞も好き。
出会い方がめちゃくちゃなのにいつの間にか好きになってしまう。
そう言えばBEASTARSもそうだった。
壁の貼り紙にcovid78とあるところも細かい。

0
2024年05月31日

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ちょっと不思議なサンタクロース

日本の人口が5000万人で子どもが5万人、気候もおかしくなり、財政等も破綻しているディストピアのようで、この辺は本当にそうなりそう(それにしても人口が減り過ぎているのは何かの伏線か)。
ある中学校で小野さんが行方不明になって半年経っても何も進展がないので、冬村さん、サンタクロースの末裔である三田君の呪いを無理やり解除して、その能力を解放して捜索を依頼する、そんな導入部です。
家がケーキ屋さんの甘矢君にしても彼女にしても、92歳の学園(整形等でアンチエイジング済)長にしても、皆さん随分キャラが濃いです。

0
2023年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見た目は思春期、中身は老人?
見た目は老人、中身は思春期??
三田も冬村も甘矢もみんなかわいいな~あと今後トナカイモチーフの何らかが出てくるでしょ!絶対。
「超少子化時代」が今後どう展開に関わってくるのかも楽しみだなあ。

0
2022年05月11日

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