義妹の付き添いで赴いたパーティーで偶然第一王子・リーンハルトと出会ったフィリーネ。
「死神」と恐れられるリーンハルトに求婚され、婚約者となったが、
彼は死別したフィリーネそっくりの元婚約者が忘れられず…!!!
父と継母から疎まれ、義妹からは嫉妬される針のむしろだった日々から一転、
豊かな王宮での暮らしに戸惑いながらも楽しみを少しずつ見つけていくフィリーネが本当に健気!
まだ自分の悲しみで手いっぱいでフィリーネの気持ちはお構いなしな様子のリーンハルトですが、
自分のことを「リーン」と呼ばせたり、不用意な発言を後悔したりまんざらでもなさそうな…???
「死神」という異名が怖すぎるのですが、
きっと何か深いワケがあるに違いないと思わせる孤独と繊細さが垣間見えます。
クールだけれど味方になってくれそうな侍女のアリア、一言も二言も多いリーンの友人たちなど
周囲のキャラも濃くて楽しい一作。
2人がゆっくり距離を縮めていく様を一緒に見守りましょう!
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ハッピー
やっと言葉で「愛してる」と言えましたね。
フィリーネは、きっと素晴らしい王妃になって幸せな家庭をリーンと築いていて、幸せなおばあちゃんになって、自分の物語りを読み聴かせているのでしょう。ハッピーエンドでとても嬉しいのですが、
新婚の様子とか、子育て幸せ生活とか番外編で読みたいです。その中でアリアとヴィルのカップルも出てきたら、もっと嬉しいなと思います。
どうぞ宜しくお願いします。
完結
リーンハルトとフィリーネがようやく結ばれました。最初は彼女のことを「愛することはない」と言っていたリーンハルトも彼女のよさに気づいて考えを改めたのですね。もう少しお話が続くのかと思ったら、意外とあっさり完結してしまいましたね。それにしても彼女が幸せになれてよかったです。
よかった!!
途中ハラハラすることも多かったけど、やっと2人が幸せになれてよかったです。この先スピンオフもあればいいな。素敵な作品をありがとうございました。