カズキヨネのレビュー一覧
-
霖雨と姫子の不器用な感じがもどかしくも微笑ましい。2人ともトラウマを抱え、姫子は死者が見えるという設定。
毎回、社会学の講義から入り、とても興味深かったです。霖雨の独特な思考回路もよかったです。Posted by ブクログ -
社会問題でもある自殺について考えさせられる
本だった。
主人公である椥辻霖雨と椥辻姫子の不器用さが
描かれていて、難しいところもあったが
もし続きがあるなら読んでみたいと思う。Posted by ブクログ -
一巻はとても面白く、二巻は微妙だったが、三巻で完結なので読んだ。結果、一巻ほど面白くはないが、二巻ほどの蛇足感はない。
一巻の対比とも呼べる内容で、『モーテ』という病を描いている。もし一巻を読んでご都合主義だと感じた人がいれば、三巻を読むといいかもしれない。終わり方は人によって解釈が分かれそうだが、...続きを読むPosted by ブクログ -
傍目にはつかみどころのない主人公、戻橋トウヤが魅力的で、狂気とも言える命知らずっぷりから巻き起こるスリリングな展開も面白く、大変楽しませてもらいました。
-
作中でも言われてたけど、今回は完全に敵地、アウェーでの知略合戦。
主人公たちが迎え撃つ側ではなく乗り込んでいく側だから、前回とはまた違う戦い方でゾクゾクしました。
事前に罠を仕掛けることができないですからね。
難易度は上がったように思います。
実行犯の登場と彼との対決が意外に呆気なくて(いや命的には...続きを読むPosted by ブクログ -
途中から語り手が変わってん?と思ったけどあっさり感情移入。
面白かったです。
文学に近いラノベですね。
徐々に伏線回収して行く書き方で一気読みしてしまいました。
切なくも希望のあるラストで良かったです。Posted by ブクログ -
ライトノベルというジャンルに収まりきらない素晴らしい作品だと思う。
全巻からの続きでアミヤどうなるんだろう。
あの天真爛漫なアミヤがどう変わっていってしまうんだろうか。とドキドキハラハラしながら読み進めました。
登場人物の誰もがもがいてあがいて切なくなりました。
幸せに未来を作ってほ...続きを読む -
古書肆・京極堂とその周囲の人々の、日常で起こったささやかな事件というか出来事を、京極堂で飼われている猫・柘榴目線で記したお話。敦子、関口&雪絵、京極堂&千鶴子が主役の3編が収録されています。さすがにX文庫で出版されただけあって、どれも乙女向きな内容で、京極堂のイメージ変えたくない人にはオススメできな...続きを読むPosted by ブクログ
-
京極堂の猫・石榴が語り手となって、敦子(京極堂の妹)、雪絵(関口の妻)、千鶴(京極堂の妻)の女心に迫る!京極夏彦さんの作品には出てこないような胸キュン、あまあまが読めて面白かった(^^)♪榎さんはやっぱり最強!?(^^;)Posted by ブクログ
-
一人MF文庫祭りを開催中。カズキヨネ氏の美麗なイラストと相まって一つの素敵な物語が作られている。イラストレーターの選別にせよ、カバーの厚みにせよ、編集部が力を入れているのが分かる。そして実際に面白い。館もののミステリを思わせる重厚感、それでいて重苦しさは感じさせないリーダビリティの高い文章、過不足な...続きを読むPosted by ブクログ
-
前作「眠れない悪魔と鳥籠の歌姫」の続編になります。前作を読んだあと続編が出てることを知ったのでさっそく購入。前作を読んでないと話はわからないと思われます。
前作の展開はどうなんかな~と思っていたのですけど、やっぱり、キャラクターが好きだったので。
前回解決しなかった悪魔についての話がメインになりま...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった!途中、語り手の視点が変わってからぐいぐいと読めた。
ファンタジーな世界観の中で描かれるシリアスなラブストーリーものかと思いきや、途中で作品の雰囲気が一転する。
子どもたちの視点と、おとなの視点とで、同じ事象でもガラリと受け取る印象が異なってしまうのが面白い。その仕掛けもうまく出来ていたし...続きを読むPosted by ブクログ -
アンソロ買って満足の第三弾。
設定が面白いなと思ったのですが、、普通に学園生活もので、そこにそれぞれの神様らしいエピソードが入ってくる、という印象でした。葛藤等はあまりない感じ。
絵も綺麗な方が多かったので満足。キャラの特徴も出ていましたし。ちょっと無個性な主人公ちゃんは最近の流行、なのでしょう...続きを読むPosted by ブクログ -
光晴を読み始めた当初“みつはる”と読んでいたのでとても納得でした
温和で優しい彼が疾風によって揺さぶられてしまったのはとても辛かったです
自分の中でとうに納得は出来ているけれど……
誰しもが感じたことのある感情でしょう。だから余計に疾風が憎くて仕方なくなります
疾風は自分の中にいるもう一人の自分の...続きを読むPosted by ブクログ -
ようやく不器用天然鈍感鬼が籠絡いたしました――!!
と触れ込みしたいほどようやくですよようやく素直になられました華鬼クン
なんて思っていたらまさかの開き直り甘々展開
けれどもやはり彼は鈍感でしたな
個人的に桃子と響の関係がこれからどうなってゆくのかドキドキなのですが
やっぱり響も花嫁(未定)を溺...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかった~!
が、現代編の登場人物たちを殆ど覚えてない~!
三吾ちゃんって誰だっけ?
あれ?精霊鬼ってなんだっけ~??
うーん、ま、いっか~っと読み進める。
まあ、2人の鬼が分かってるからおっけーってことで!
いやーまっすぐに殺しにきてるなあ、めっちゃこわい。トイレは怖かったー。
聖が絶対た...続きを読むPosted by ブクログ -
全体に☆4つではなく、
ただたんに
前半に執筆されている響と桃子のストーリーに、☆4つ
このなかなか噛み合わない
もどかしい二人の関係に、ときめきまくりました♥Posted by ブクログ