三日月かけるのレビュー一覧
-
<内容>
恋人の琴里を自殺で亡くした石田臣。琴里の机の上に置かれた花瓶の前で落ち込み悩んだすえ、無言のまま乱暴に供えられた百合の花を一本引き抜いて、持ち去っていく。
しかし、その花は決して枯れない花だった―――Posted by ブクログ -
<内容>
雪乃のクラスメイトの古我翔花は継母との確執により、雪乃の家で泣いていた……
よくばりな犬、アリとキリギリス、金の卵をうむめんどり の短編集。
神の悪夢ではなく……人の悪夢の話。
<感想>
短編だけあって、今までの壮大さがないためか、やや物足りなさを覚えるが、相変わらず、断章の世界観には圧...続きを読むPosted by ブクログ -
なんと、まさかの最終巻! これで完結とはさみしいですね。そこまで大河では続かないだろうな、とは思う反面、なんだかんだで10冊くらいは続くんじゃ? とか思ってたのに。もちっと続いて欲しかったなー。…とはいえ、文庫本未収録の短編もあるようなので、“続き”じゃなくても、今後コバルトで何本か書きためて、短編...続きを読むPosted by ブクログ
-
<内容>
田上颯姫の妹が住む街で起きた女子中学生失踪事件。
泡禍解決要請を受けて、雪乃と蒼衣は向かうものの、現地のロッジで待っていたのは事件の目撃者・愛の幼なじみで雪乃に敵意むき出しの非公認騎士の馳尾だった……
Posted by ブクログ -
<内容>
泡禍解決の要請を受けて蒼衣たちへ神狩屋がかつて暮らしていた海辺の町を訪れた。
その村は、泡禍が溢れていた。
そして、溢れんばかりの泡……
そして潔癖性の少女……
Posted by ブクログ -
うぅううう!
怖かったようぅ……。
ひたひたと迫る恐ろしさもさることながら、
グロテスクな恐ろしさと、
人の感情の悲しさがなんとも言えないお話でした。
なんだろう。なんとなくですが、シリーズ転換期のような気もします。
主人公の蒼衣君の意識に多少の変化が見られたような。Posted by ブクログ -
最後よくわかんなかったなぁ。
何で生き返ったの?
いばら姫の物語だから?
葬儀屋さんの能力だから?
両方合わさったから?
何にしても勇路くんが元気?そうでよかったよかった。
でも、蒼衣くんが王子なのには納得。
弟くんは100人目じゃないから殺されちゃったんだね。。。
リカちゃんはどう生きていくんだろ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は知ってる物語なので入りやすいです。
家に閉じ込められるという
閉鎖的空間でどう物語が進むのかなぁーと思ったけど良い。
やっぱ、細かな(痛い)描写が上手だから空間は気にならない。
雪乃ちゃんではどーしよもない展開。
閉鎖的空間でならって感じですね。
次回も期待。Posted by ブクログ -
今回は犠牲者が多いですね・・・。
一真が生き残ったのは嬉しいけど・・・変わりに・・・・・・。
今後物語りが続いていっても、彼はあの閉鎖された空間で異形と何十年も生き続ける。
これから断章のグリムを読むときは彼を1度は思い出すことでしょう。
今も閉じ込められている彼のことを。Posted by ブクログ -
痛い描写とキモい描写に定評がある甲田学人さんのシリーズ物。下巻です。
謎解き要素があるので内容には詳しく触れませんが相変わらず読みながら「いでででで」と言いたくなる痛そうな描写満載です。
しかしいつもながら、この話は大人達が怖いです。
雪乃ちゃんや風乃ちゃんはヤンデレ系とは言ってもロジックがわかり...続きを読むPosted by ブクログ -
笑美さん怖いw
そして典型的な”大人”って感じ。
勇路くんの話をもっと心で聞いてあげてれば違う結果になった気がします。
事件の結果は変わんないかもだけど勇路くんは違った道を歩めたんじゃないかと。
根はいい子だし。
瑞姫も死なないでしんだかもしれないなぁ。
でも、最後の勇路を思って微笑みながら死んでい...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻目はもっと普通の子がほしいと思ったけど今はこれでいいと感じています。
あくまで非日常の話で日常はその外側にある。
普通の子がいないからこそ外側の日常が目立って感じられて・・・・。
バランスがいいなぁ〜とここにきて感じました。
今回は人魚姫。
生々しい表現が一層増しました・・・。
皮が剥けて肉が...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかったー。
ヘンゼルとグレーテルと魔女の割り振りが意外性があって、
なおかつ、納得することができた!
たしかに昔から不思議だとは思ってました。
迷子になった彼らは家に戻ることが出来たのだろうか・・・って。
まさか、グレーテルが魔女を引き継いでいたという見方があるなんて・・・。
目は悪くなるほ...続きを読むPosted by ブクログ -
泡渦解決に赴いた雪乃が帰ってこない。
その邸は異常現象で外界と隔絶されていた。
そして救出に向かう蒼衣に語られた”生まれ変わりの子ども”の噂話とはー
このシリーズももう10巻目なんですね。
Missingシリーズよりも進化したグロテスクホラーテイスト。
作者曰く、ほんのスプーン一杯程度のグロテスク...続きを読むPosted by ブクログ -
「断章のグリム」すごく好き。どーしたらこんなぞっとする文章書けるだろうと思います。
7巻のレビューを書きたかったのだけどイメージが出てこなくて残念だった。Posted by ブクログ -
何だか悲しい話でした。
どこかでねじれちゃったものがそのまま数年経ったが故の悲劇の様な気がしました。
上巻を読んだ後の予想とは全く違った、良い意味で裏切られたと思います。
彼女はあの後どうなるんでしょうね・・・。Posted by ブクログ -
リアルに想像したら身体中が痛い様に感じて来ました。
そうとう末期です。
海や泡に関する解釈がまた面白かったです。
初の上下巻ですが、これを書いてる時点では読んでないのですごく気になっています。Posted by ブクログ