三日月かけるのレビュー一覧
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今回は本当にぞくぞくする泡渦でした。
今までで一番恐ろしかったです。
そして帰ってきましたね。
気になっていた彼ら。
思いもよらず彼らとなりましたけれど。
そして、葬儀屋の能力に疑問が…
私の記憶違いならばいいのですけれど、
あの力で蘇った人はもう普通の人ではなくなるのではないのですね。
其れとも...続きを読むPosted by ブクログ -
最後よくわかんなかったなぁ。
何で生き返ったの?
いばら姫の物語だから?
葬儀屋さんの能力だから?
両方合わさったから?
何にしても勇路くんが元気?そうでよかったよかった。
でも、蒼衣くんが王子なのには納得。
弟くんは100人目じゃないから殺されちゃったんだね。。。
リカちゃんはどう生きていくんだろ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は知ってる物語なので入りやすいです。
家に閉じ込められるという
閉鎖的空間でどう物語が進むのかなぁーと思ったけど良い。
やっぱ、細かな(痛い)描写が上手だから空間は気にならない。
雪乃ちゃんではどーしよもない展開。
閉鎖的空間でならって感じですね。
次回も期待。Posted by ブクログ -
今回は犠牲者が多いですね・・・。
一真が生き残ったのは嬉しいけど・・・変わりに・・・・・・。
今後物語りが続いていっても、彼はあの閉鎖された空間で異形と何十年も生き続ける。
これから断章のグリムを読むときは彼を1度は思い出すことでしょう。
今も閉じ込められている彼のことを。Posted by ブクログ -
痛い描写とキモい描写に定評がある甲田学人さんのシリーズ物。下巻です。
謎解き要素があるので内容には詳しく触れませんが相変わらず読みながら「いでででで」と言いたくなる痛そうな描写満載です。
しかしいつもながら、この話は大人達が怖いです。
雪乃ちゃんや風乃ちゃんはヤンデレ系とは言ってもロジックがわかり...続きを読むPosted by ブクログ -
新たな泡渦はいばら姫。
いばら姫も色々と個人的に興味深く思っていた童話です。
何時もグロいと評価されがちな甲田作品ですが、
此の巻の最後は私も初めてぞっとしましたね。
今まではすでに亡くなっている方だったり、
異端化している方が対象となっていたので、
何となくもう人間として見ていないので、
其れがど...続きを読むPosted by ブクログ -
笑美さん怖いw
そして典型的な”大人”って感じ。
勇路くんの話をもっと心で聞いてあげてれば違う結果になった気がします。
事件の結果は変わんないかもだけど勇路くんは違った道を歩めたんじゃないかと。
根はいい子だし。
瑞姫も死なないでしんだかもしれないなぁ。
でも、最後の勇路を思って微笑みながら死んでい...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻目はもっと普通の子がほしいと思ったけど今はこれでいいと感じています。
あくまで非日常の話で日常はその外側にある。
普通の子がいないからこそ外側の日常が目立って感じられて・・・・。
バランスがいいなぁ〜とここにきて感じました。
今回は人魚姫。
生々しい表現が一層増しました・・・。
皮が剥けて肉が...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろかったー。
ヘンゼルとグレーテルと魔女の割り振りが意外性があって、
なおかつ、納得することができた!
たしかに昔から不思議だとは思ってました。
迷子になった彼らは家に戻ることが出来たのだろうか・・・って。
まさか、グレーテルが魔女を引き継いでいたという見方があるなんて・・・。
目は悪くなるほ...続きを読むPosted by ブクログ -
今回の泡渦は「赤ずきん」。
黒と赤のコントラストの表紙が美しいです。
此の巻で感じたのは矢張りロッジによって
全く雰囲気とかやり方とかが異なるのだな…と。
今迄は基本的に神狩屋ロッジしか出てきませんし、
神狩屋は割と平穏に運営しようと言うお考えで、
常識的な運営方法だったので其れ程
他のロッジのや...続きを読むPosted by ブクログ -
此度の泡渦は私が童話の中で最も愛してやまない「人魚姫」。
初の上下巻2巻構成ですね。
蒼衣にとっては初めての出張となります。
神狩屋の嘗ての婚約者であり、神狩屋の泡渦の引き金となった女性、
海部野志弦の悲しい遺書から始まります。
一旦終結したと思われた泡渦は終わってはおらず、
新たな泡渦を引き起こ...続きを読むPosted by ブクログ -
遂に、人魚姫の泡渦は終わります。
生きる事は"炎"を言う風乃の言葉が印象的でした。
此処ではまだ明かされていませんが、風乃にとって炎は特別な存在です。
目覚めのアリスの「−変われ」はいつ聞いても切ないですね。
大切な物が理不尽に、成す術無く奪われていくのは酷く残酷で悲しい。
きっと此れ程自分の無力...続きを読むPosted by ブクログ -
泡渦解決に赴いた雪乃が帰ってこない。
その邸は異常現象で外界と隔絶されていた。
そして救出に向かう蒼衣に語られた”生まれ変わりの子ども”の噂話とはー
このシリーズももう10巻目なんですね。
Missingシリーズよりも進化したグロテスクホラーテイスト。
作者曰く、ほんのスプーン一杯程度のグロテスク...続きを読むPosted by ブクログ -
「断章のグリム」すごく好き。どーしたらこんなぞっとする文章書けるだろうと思います。
7巻のレビューを書きたかったのだけどイメージが出てこなくて残念だった。Posted by ブクログ -
何だか悲しい話でした。
どこかでねじれちゃったものがそのまま数年経ったが故の悲劇の様な気がしました。
上巻を読んだ後の予想とは全く違った、良い意味で裏切られたと思います。
彼女はあの後どうなるんでしょうね・・・。Posted by ブクログ -
リアルに想像したら身体中が痛い様に感じて来ました。
そうとう末期です。
海や泡に関する解釈がまた面白かったです。
初の上下巻ですが、これを書いてる時点では読んでないのですごく気になっています。Posted by ブクログ -
作者はグロくないと言い張りますが、やっぱりグロいです。
このシリーズに於ける童話の解釈が好きです。
土地柄や習慣だったり宗教的であったり、たかだか童話だと思っていても奥が深いと思ってしまいます。
もうちょっと救いがあればより良いと思いますが、これはこれで持ち味な気もします。Posted by ブクログ