断章のグリム10巻、いばら姫の上巻でございますっ!
今回はいきなりやばい展開になっておりました。いきなり雪乃たちが襲われることって少なかったような気がしますけど、今回はいきなり襲われるどころか追い込まれている感じです。
閉じ込められている以上、泡禍から逃れる手段もありませんしね。
いばら姫ということ
...続きを読むで、範囲は今のところごくごく狭い所(真喜多家)でのみ起きているのがせめてもの救いでしょうか?
この巻に限ったことではないのですが、今回もグロシーンが…。
人魚姫の「泡」とか、赤ずきんの「針の道」も嫌だったんですけど、今回の耀くんのアレが相当きつくて、一気に読めませんでした…。
仕事の休憩時間に何とかそのシーン読み抜けて、ほっと一安心です。下巻がまだ残ってますけど…(吐血
雪乃はかなり精神的に余裕なくなってますね。
最後までちゃんともつのか不安なところです。
普段はあまり出番のない葬儀屋コンビも、今回は一緒に巻き込まれているので出番が多くて楽しめました。
滝さんが意外に優しかったり、可南子さんがカッコよかったり。
可南子さんカッコよすぎます。滝さんとはやはり恋人同士なんでしょうかね?
というか、可南子さんの断章の効果がさっぱりと分かりません。
二人揃って「葬儀屋」なのかしらん?
リカさんはひぐらしの梨花ちゃまかっ!(誤字ってたらごめんなさい…)
生まれ変わりだとか運命だとかの話しでモイラの名前が出てきて吹いたり、ちょっと違うところにも反応してしまいました。
ギリシャ神話のミラと北欧神話のノルンは確かに似てますよねw
大抵の神話の神様は、どこかしら似てるものがありますけどね。
続きは日記のブログでつらつら書いてた配役予想とかデス。
基本的には、下巻読むときのメモなので、ネタばれしてます。ご注意くださいませ。
配役予想1
・いばら姫→莉緒(潜有者)
・王様→父親
・王子→蒼衣
・その他の王子たち→耀、雪乃、葬儀屋
・悪い魔女・茨→母親(異形)
・12人の魔女→祖母
家全体がいばら姫のお城。
悪夢は「生まれ変わることへの恐怖」って所かな?
長女の莉緒が死んで、次女である今の莉緒に「莉緒」という名を付けたことで、長女の生まれ変わりとする。
莉緒は、自分は長女の代わりではなく「莉緒」として見てもらいたい。弟の耀は両親に愛されているのに、自分は「今度は落とさないでね」発言により両親との仲がさらにギクシャク。
母親は異端ではなく、莉緒の泡禍によって異形化しただけと見る。
王子である蒼衣は、今のところ単独で襲われたことは無い=いばら姫を目覚めさせることのできる王子とする。夢見子の予言も蒼衣のみ。
耀、雪乃、葬儀屋は母親の襲撃を受けていることから、「いばら姫の噂を聞いて城を訪れ、茨に呑みこまれて死んだ王子たち」とする。
母親のポジションがいまいち分からないので、取りあえずいばら姫に呪いをかける魔女に…。
茨の象徴が防御・障害なので、襲い来る母親(+後半の赤ちゃん)が茨はありかしら、という感じ。
ただし何から何を守っているのか分かりません…orz
最初に母親を殺害した騎士は馳尾が妥当のような気がします。
瑞姫らしきモノも最後に出てきていますし。
いばら姫全体が「死と再生」を象徴しているものとして、耀・蛙・金魚の「発芽」のをそのまま「死と再生」とすると、耀がいばら姫の可能性も無きにしも非ず…。蘇るかどうかで変わるかな?
配役予想2
(長女の莉緒死亡の時点・童話形式のものではないと思いますが…)
・いばら姫→「莉緒」(二人共デス)
・王様→父親
・王妃→母親(潜有者)
この時点では、母親の「子供が自分のせいで死ぬ」というのが悪夢とします。
童話ではなかろうということで、王子がいませんがキニシナーナ。
「眠り=死」ということで、100眠るいばら姫は、死んで蘇るものとし、長女の死が糸車の針で眠るいばら姫。
次女は100年後、王子のキスで目覚めるいばら姫とする。
泡禍じゃない可能性も高いので、異端な予想かなとも思います。
(いばら姫上巻)
・いばら姫→莉緒(潜有者)
・王様→父親
・王子→蒼衣
・王妃→不明
・その他の王子たち→雪乃、颯姫、葬儀屋
母親の配役がはやりネック。
過去で母親が潜有者として、現時点で異形or異端化。殺しても死なないのは、いばら姫が目覚めていないから。
莉緒が潜有者は変更なし。
その他の王子たちは、外部から来る人間ということで雪乃たち騎士たちをあてはめる。
耀と祖母の配役も謎。
いばら姫で考えれば、内部にいる人間は眠り続けているはずなので襲われることはなさそうなのだが…。今のところ全く襲われていないと思われるのは祖母だけ。
ダントツは莉緒と耀の子ども組。
針に刺されて眠るのがキーだとすると、耀だけが発芽した理由になる…といいなぁ。
金魚たちは不明。目から芽はジョークかと思ったのは内緒。
なぜ芽が出るのか…。何の植物なのかにもよるかと。単純にいくなら茨が妥当か。それだと、耀のポジションはその他の王子に含まれそう…。
しかしながら、水槽の中の金魚たちは目から芽が出て、そこから赤ちゃんが出てきているのを見ると、「死んで(別物ではあるが)蘇る」が当てはまるのでいばら姫の配役もありだろうか…?
いばら姫の悪夢の効果は、死んだ人が蘇る、とすると瑞樹以外にも出てきそうで怖い…。風乃はまぁないだろうけれど…。
過去と現在で潜有者が変わっているのは、元が母親の悪夢として、莉緒がそれを継承してしまった形としてます。
母親はもともと潜有していたものが、莉緒の「今度は~」で原因で徐々に異端化したものとしてます。
全体的に分からないのが
・母親の配役
・なぜ芽が出たのか
・母親を最初に襲ったのは誰か
・耀の記憶が途切れている理由
・瑞樹らしきものの正体
潜有者が誰だー、とかは下巻見てのお楽しみですから…。
耀の記憶は、颯姫が消した可能性もありそうですが、泡禍が解決していない以上半端に消しても矛盾が生じるためと序盤で説明されている以上、無いと見る。
瑞樹らしきものがいる以上、そっちが原因かもしれないが、はたしていばら姫の悪夢にそこまでの効果があるのかどうか…。
どちらにせよ、耀の配役もいまいち分かりません。
某所では耀=いばら姫という案も出ていて、納得もできる。
母親が糸車の針というのも納得はできるので、配役がしづらいです…。
予想の2は結構異端な発想な気がしてなりませんw
むしろ、私には推理力や深読みの能力はありません!