崎谷はるひのレビュー一覧

  • 不埒なパラダイムシフト
    不埒シリーズ、スペクトルの続編です。
    天然で堅物なのにとてもステキな直隆とラブラブになって、同棲することになったマキの視点での後日談。

    相変わらずマキに対しては強引がっつりのゆるぎない攻めっぷりをみせる直隆に、何故かうれしくなります。
    お帰りなさいのキスを断固として拒む理由とかが、大真面目なわりに...続きを読む
  • 振り返ればかなたの海
    ブルーサウンドシリーズで初めて泣いてしまった一番好きな作品です。
    上手に言い表せなくて申し訳ないのですが、
    とにかく一葡が可愛くて健気で一生懸命で、切なくて、その真っ直ぐな気持ちに山下さんが惹かれていくという描写がとても丁寧で、同性愛者の難しい心情が沢山詰まっていた作品でした。

    でもドラマCDが無...続きを読む
  • 不埒なパラダイムシフト
    不埒シリーズ3

    直隆の元婚約者、真理子がとっても不愉快。
    この方の作品に時々出てくる救いようが無いほど嫌な人物。
    彼女には、不幸な過去が設定してありましたけど、ちっとも同情できない。
    そして、逆にいい女として出てくるのは、たいてい気風のいいお姉さんタイプかな?今回は、真幸の義姉とそのお友達。

    ...続きを読む
  • 不埒なパラダイムシフト
    直隆さん、こんなにあまあまの人でしたでしょうか?
    前作不埒なスペクトルでゲイの真幸に強姦?されて、あんなに毛嫌いしていたゲイに対して気持ちが解けていき、ついには真幸に付き合って欲しいと言うまでなったけれど。
    鼻持ちならないエリートだった彼が、挫折や失恋を味わって、また男も味わってしまって今迄の考え方...続きを読む
  • たおやかな真情 【イラスト付き】
    表紙に目を奪われました。垂れ下がる木の枝の下、寄り添っている儚げで切ない慈英と臣。
    記憶を取り戻したのに、自分の身の回りが慌ただしくなり焦っているのか今一つ臣と噛み合ない事に苛ついている慈英。
    臣は最初の頃から比べると、穏やかな愛で慈英を包み込んでいる気がします。もちろん、彼なりの葛藤はありますが。...続きを読む
  • たおやかな真情 【イラスト付き】
    何がどうしてそうなった?どこでどう違った?戸惑いもがく慈英と臣。記憶を失ったことで再構築された慈英はそれまで見えなかった人の心の機微と自分の無神経さに気づき、そしてそれが臣を傷つけることを知り慄く。再登場の三島の連れてきた新キャラ・壱都がくれるヒントで、慈英と臣の間に出来た壁を越える糸口を彼らと一緒...続きを読む
  • たおやかな真情 【イラスト付き】
    慈英×臣シリーズ6

    超常現象系のお話じゃないはずだけど、壱都はいい感じに神秘的だから、まぁいいか。

    できあがったCPのはずの二人ですが、まだまだとばかりに一歩一歩絆を深く強固にしていくのですね。
    ただ、その為の試練の渦中の彼らはこれまでの彼らではないです。今までの魅力的な性格も関係性も崩れ去って...続きを読む
  • ねじれたEDGE
    出会いが出会い。しかも最悪。教師という職業からも、斎との再会ではあの態度でも仕方なかったかな。
    感謝されても当然の相手に素気無くされたら、誤解が誤解をまねいて、斎が咲坂を憎くなるのもまた若さゆえだと思わせるあたり、話の持っていき方が上手いです。
    で、ネチネチと斎にやられまくる、バチが当たった咲坂。む...続きを読む
  • チョコレート密度
    タチ受け好みな方は好きなんじゃないかな。
    カップリングで好みが分かれそう

    前作では攻めポジだった城山がすっごく可愛くかった
    後輩たちの前で喘がされるこーじかわいい
    風間がすごく気持ちいい裏表ないS攻め。
    愛がわかりにくいけど、城山が甘えただけであれなんだから、うん、じゅうぶん。

    これほどまでに続...続きを読む
  • ANSWER
    崎谷センセの初読み作で、もの凄く衝撃を受けた思い出が。
    そして、今読んでもまったく色褪せていないストーリーです。

    ゲイの真芝に「ウサ晴らし」で無理矢理凌辱された30男の秦野。
    何故ゲイでもないのに肉体関係を拒絶することなく続けるのか、その心情が明かされたときの切なさ悲しさは、何度読み返しても号泣。...続きを読む
  • プリズムのヒトミ―ヤスメ―
    3つのカップルが同時進行で絶妙の関連を持ちつつ、お互い助け合いながらトラブルを乗り切っていく話。
    他の方の感想にもあるように一番かっこよくて頼りがいのある人物はムラジくんで決まりですね。
    とっても素敵でした!
  • 花がふってくる
    今まで読んだこの人の本の中で一番好き。今先生のイラストもすごく合ってる。匂い立つような幻想的な描写も、現実的な部分もしっかり描かれてて、もちろん心理描写も丁寧できちんと恋愛が描かれてて。この人の本を読んでて良いなあ、と思う部分が凝縮されてる感じ。
  • プリズムのヒトミ―ヤスメ―
    むらじくん、最高の癒し系だわ。
    趣旨は違ってしまうけど、むらじくんとミヤちゃんの話しが読んでみたい!!

    3組の中で、ヒマワリ組が1番好き。
    ヒマワリ組のCDが出たら絶対買う!
  • ヒマワリのコトバ―チュウイ―
    壊れた大人の純愛…かな(笑)。
    純愛が壊れてるんじゃなくて、壊れた大人がしてる純愛。

    崎谷先生の作品だと、ぎいっちゃんとれいちゃんに近いですねー。
  • 少年人形
    これもかなり好き嫌いが分かれるみたいなんですけどい、私個人としてはかなり好きですね。
    女装、剃毛、コスプレ、浣腸、そういえば主人公吐いてたな……。
    決して似合っている女装ではないところとか、かなり萌えました。
    はるひさんお得意の子育て系(?)の作品です。
    結局、攻めの匠的には性別なんて関係ない…!な...続きを読む
  • オモチャになりたい
    たぶんこれも好き嫌いが分かれる作品ですねwww
    私は大好きなんですけど^^;
    まぁなんというか、破れ鍋に綴蓋な二人の話。
    何も考えずにただ楽しんで読みましたw
  • 鈍色の空、ひかりさす青
    主人公がこれ以上ないくらい酷い目にあってます
    申し訳ないけど、こういうのすっごく好みのお話です
    最初に5回くらい、繰り返し読んじゃいました

    元々は同人誌でのお話とか
    ルチルさん、ありがとう

    幸せになってね
  • しじまの夜に浮かぶ月
    ブルサウシリーズ5作目
    前作の主人公・山下の友人・薙が主人公。
    なかなか酷評が付いているみたいですが、私は薙が大好きです。
    凄く人間味があって、薙の悪い部分には凄く共感できます。ボロ泣きしました。
    内に閉じ籠って、外に感情を発散するときはどうしても自分の嫌な形にしてしまう薙はいつもそのタイミングも悪...続きを読む
  • チョコレート密度
    『ハチミツ浸透圧』シリーズの3作目!今回は主人公を城山に移しての作品。
    めっちゃ濃い。まぁとにかく濃い。ルビーのあの薄さでこの濃さ。好きです。なんど読みなおしたかもわからんくらい好きな作品。でもキャラが濃過ぎてドラマCD化も続編もないとはるひんが断言してしまった(しかも二度も)作品。
    遊び人風な城山...続きを読む
  • 振り返ればかなたの海
    ブルサウシリーズ4作目
    私個人としてこのシリーズで5作目の『しじまの夜に浮かぶ月』と甲乙つけがたいほど好きな作品。
    一葡ちゃんは健気で、一途で、賢くて、頑張り屋さんでとても好きです。
    苦労ばかりしているので幸せに慣れて、山下に甘えられるようになればいいな…と思います。
    さて、攻めの山下ですがwまぁな...続きを読む