枝廣淳子のレビュー一覧
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ジョン・スチュアート・ミル
「資本や人口が定常状態にあってもそれが人間の進歩
向上をも停止状態におくことを意味しないのは言う
までもない。あらゆる種類の精神的教養や道徳的
社会的進歩の余地は従来と変わらず大いにあり
「生活の技術」を改善する余地は大きい。
したがって人類の心が経済的成功の術...続きを読むPosted by ブクログ -
語学が好きなのでさらっと、、
わかりやすく、エダヒロさんの歩んできた道といいますか、が述べられており翻訳家を目指す人は具体的な考えができるのではないかな、と思う。
語学を活かせる仕事、いいなあと思います。Posted by ブクログ -
教育学的知見が欲しくて読んだら、思いがけず今の仕事のモヤモヤの原因も判明してしまった感。
レジリエンスとは、困難な状況に陥ってもそれを踏まえて立ち直る力。言い換えると『しなやかさ』かな、と思う。
個々人の人生も、企業の事業継続も、環境保全も、かならず困難(ストレス)に直面する場面があって、それにど...続きを読むPosted by ブクログ -
今まで枝廣さんのメールニュースで断片的に読んできたことが、とても分かりやすく1冊の本になって嬉しい。全体的な概念のフレームワークとともに紹介されている、世界各地での具体的な実践事例はどれも興味深い。
以前の私は断然、環境系の取組ばかりに関心が向いていたけれど、この本を読んで改めて、今は教育というか...続きを読むPosted by ブクログ -
経済の、経済による、経済のための発展なのか。
どこまでも成長しようとするのは勝負事の考え。
「定常」とは冷えも沸騰もない恒温を意味する。
そこで人ははじめて互いにまともに生きられる。
恐竜の如く成長が止まらないならば繁栄は無理。
要はバランスを保つ力とエネルギーの循環再生。Posted by ブクログ -
著者は決して「普通の主婦」ではないけれど、同時通訳者・翻訳者・環境ジャーナリストになるまで&なってからの努力(本人は努力とは思っていない)には、この本を読むたびに大いに刺激を受けます。著者の講演会や翻訳道場に参加したことがありますが、枝廣さんは同じ翻訳者として尊敬すべき方です。第2弾もありますが、こ...続きを読むPosted by ブクログ
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翻訳者・枝廣淳子の生涯とともに勉強法、思考法を学べる。
朝2時起きでってのは翻訳者にはぴったりの時間帯らしく、その時間に海外からのメールが届くそうだ。
22:00から2:00は成長ホルモンが出る時間帯なので
我々も真似するのもいいかもしれない。
ただその場合はやりたいことをもっていなければ無駄な...続きを読むPosted by ブクログ -
いやあ02時は朝ですかね?
私的には夜(笑)
さすがに20時寝02時起きはマネできないけれど、
時間の使い方や優先順位の付け方、なにより自分のやりたいことにつっぱしる著者と自然に協力的な家族の姿ががんばろって思わせてくれた
通訳の仕事を通して環境問題に取り組む姿が凄い。
しかも説明とかわかり...続きを読むPosted by ブクログ -
システム思考とは、物事の見えている部分だけでなく、要素のつながりをたどって、全体構造を見ること。そのことによって、真の解決策を見つけるための考え方。
物事がうまくいかないのは、自分が悪い、あの人が悪いではなく、構造に問題がある。構造を見抜き、構造を変えることで、それぞれの役割が、よい影響をもたらし...続きを読むPosted by ブクログ -
翻訳者として仕事をしているが、さらに稼ぎを安定させようと奮闘中の今、思わず手に取った本。
書いていることのいちいちが、納得のいく本です。
例えば、出版翻訳をしたいが、「経験がないとね~」といわれて、じゃあ最初の経験をどうやって作ったらいーねん!!ってとことかです。
ただ、作者が東京大学出身だからか、...続きを読むPosted by ブクログ -
【本からの抜粋】
・違いのわかる夫婦
① 無視する・・・・違っていてもべつにかまわないときは、気にしません。
② 自分に引き寄せる・・・・相手を自分の色に染めようとします。
③ 相手に溶ける・・・・自分を相手に色に染めようとします。
④ どちらかの色に合わせるのではなく、それぞれの色を保ち...続きを読むPosted by ブクログ -
工業化社会になって人類はいかに地球という「資産」を加速度的に食いつぶしながら、物質的な豊かさを求めて「成長」と「発展」を追い続けるのか?
40年ほど前にこのような警鐘があったのだが。この間、物質的な豊かさは増えたにもかかわらず、その反面、精神的な豊かさは置き去りになったようにも思える。
福島第一...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとなく目に入り、2巻というのが気になったけど、パラパラと中を見てみて、読んでみたいと思った。
表題にある「朝2時」というのがまず目に入り、無理だろ…とか思いながら読み始めたが、著者も言うように、朝2時に起きるのが目標の本ではなく、目標達成のための心技体(?)の様々な手段が示された一冊。一安心。
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枝廣淳子、小田理一郎著「システム思考教本」東洋経済新報社(2010)
*当然様々な人生経験をしている人、職場経験をしている人はたくさんの暗黙知を持っています。
*自分のメンタルモデルが生み出す思い込みや暗黙の了解を克服できなければ、状況を見誤っていることにすらきづかず、同じ過ちが繰り返されることにな...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてエダヒロさんの著書を読みましたが、非常に読み易いです。私は漠然と翻訳者になりたいと思っていたのですが、この本を読んで夢により近づいた気がしました。翻訳者を目指している多くの人にとって、「どうすれば仕事をもらえるのか」という不安が一番大きいと思います。本書ではそこの部分を著者の体験を含めじっくり...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルを読むと「2時」という早い時間に起きることが重要のようだが、
これは単に著者の生活スタイルの兼ね合いで、2時起きが一番効率がいい
というだけのこと。
この本に書かれていることは、とても役に立つことでした。
自分のやりたいことの探し方のヒント、時間の使い方の工夫、
通訳者である著者からみた英...続きを読むPosted by ブクログ