枝廣淳子のレビュー一覧
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むずい。ノーフリーランチの定理が示すように万人・万物にとっての最適なシステムは存在しないのかもしれない。
それでも周りに興味・関心を抱くことがこの世界にとってより良いシステムを構築していくために必要なのかなと思います。
以下、印象的なシーン
1. 工場を取り壊しても、工場を作り出した理屈がそのまま...続きを読むPosted by ブクログ -
【要約】
複雑な状況や問題に対して「システム思考」というアプローチをすることで、
大局、全体像や構造、根本を捉えて
レバレッジポイント(小さな力でシステムを大きく動かすことができるポイント)を見抜くことができ、
「正しい介入」「正しい解決策」が分かるようになる。
「システム思考」では、ある結果は何...続きを読むPosted by ブクログ -
学習する組織を読んで、うーむわかった様な、わからぬ様な、もう一度読むのが良いかもなぁと思っているときに手に取った本。
システム思考について大変わかりやすくまとめてあります。(学習する組織を読んだ後だからすんなり入ってくる、というのもあるかと思った)
システム思考というものを誰かに説明する時に使えるな...続きを読むPosted by ブクログ -
本の題名にあるように企業の組織がより発展し持続した繁栄を維持するためには組織の成員その組織に所属する全ての人々がおのずから学べる体制、学び分析し検証でき、それを改善に繋げられるシステムになっていなければならないとする理論である。そのためにはどのような組織体系を作ることが良いのかと言うことをいろいろ...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.37
・自己強化とバランスの二つのループ。遅れの存在。
・レジリエンス、自己組織化、ヒエラルキーがシステムを機能させる上では大切。
・実行プロセスが存在する。Posted by ブクログ -
東洋思想の興味への入門書と言える一冊。
最後の極右政権への批判は、少し懐古主義にも感じた。
しかし、
「四経五書」「陽陰論」などの東洋思想に興味を持てた。
二律背反の答えを導く方法は、東洋思想なのかもしれない。
本、全体は4章構成。
人生を春、夏、秋、冬と捉えていた。
春の章はよくわからなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
近年、地震、津波、台風、大雨、伝染病などの、思いもかけない災害が頻発するようになったこともあり、「何があってもまた立ち直れる力」を意味するレジリエンスという言葉は、耳目に触れることも多くなった。
本書は、序章の「レジリエンスとは何か」に続く、「レジリエンスの基礎を知る」「折れないこころ、暮らし、地域...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.29
・地域の消費実態を把握した上で、生産計画を作ることでギャップがなくなる。
・トットネスが前進し続ける2つの前提と3つのポイントがある。
・地方からの新たな物語が必要。Posted by ブクログ -
翻訳家ってどうやってなるんだろう?どんな能力が必要で、どうやって仕事をもらうんだろう?という疑問を著者の経験をもとに解説。必要な能力、翻訳の仕事の現実などについて知ることができた。読んで思ったことは、「こりゃ普通の人には無理じゃないか?」で、読み進むほど「私も翻訳家になれる!」とは思えなくなった…
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わかりやすかった。アニマルウェルフェアとは、食肉や採卵用の家畜を、その本来の動物らしさや尊厳を大切にして扱うこと。日本の家畜の扱いがひどすぎるし、そのことが知られていないために消費者側もエシカルな選択ができないのが問題。バタリーケージや妊娠ストールで飼育されるのではなく、食べられる運命にある家畜たち...続きを読むPosted by ブクログ
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勉強になった。プラスチックは悪とは限らず、食品を密閉するなど食品ロス削減になったり、ガラス瓶のかわりに用いられることで軽量化して運搬の二酸化炭素を減らす、など…海洋のプラスチックのゴミは漁具が多いとか、それがゴースト化して海洋生物に害を与えているとか、マイクロプラスチックは化繊とか剥離したタイヤとか...続きを読むPosted by ブクログ
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課題が顕在化したときに、それは何が原因なのか、その課題は今後どのような影響を与えるのかについて構造的に分析し、どこにどのように手を入れるのが有効なのかを広く長い視野で捉える重要性が書かれていた。
「思いやりの境界線を拡大する」という表現がしっくりきた。Posted by ブクログ -
システム思考はこれからのリーダーに必須のスキルだと強く感じた。目の前の課題に対して対症療法をいくら行っても構造自体にアプローチしなければ根本解決にならない。Posted by ブクログ
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表題のテーマを5章に分けてわかりやすく解説。最新のデータと取材により、日本と世界の汚染の現状、その問題に対する取り組みを紹介する。
第1章プラスチックとはどんな物質なのか……増える消費と廃棄
第2章海洋プラスチック汚染――その現状と影響
第3章プラスチック汚染を減らすために――世界の取り組みの動向
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課題解決のための視野を広げるために役に立ちそう。もっと関連書籍を読んで理解を深めたい。地球温暖化とか、貧富の差とか、解決すべき課題の捉え方が分かる。Posted by ブクログ
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経営の名著ということで購入。
複雑に構成される主張を一方向に流れる「文章」という体裁で解説しているため、論理と論旨を追うには行ったり来たりする必要があった。それはまるで本書で紹介されるシステム思考を彷彿とさせる。
内容は一言でいうと、「いかに自立した組織を創造するか」である。主張はすばらし...続きを読むPosted by ブクログ -
システムとはどのようなインプットに対してどのようなアウトプットを出すのか。
システムは複雑化してが、インとアウトをしっかり構造化すれば、そのシステムの効果が理解できる。やはりここでも構造化が重要である。
実際の経済の長期モデルは全て人口と資本の二つの構造をつなげ、それらが互いにどのように影響を与え...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な均衡から成り立つシステムとその捉え方、事例、落とし穴とその対策がきさいされており、参考になる。
システムというなのもと汎用的な概念がうまく抽象化されており、良著
レバレッジポイントという発想。小さな変化が挙動の大きなシフトをもたらす場所をいかに見つけ、介入すべきか。アンディグローブのハイアウ...続きを読むPosted by ブクログ -
ループの作り方や,改善に向けたポイントなどについて,解説だけでなく具体例も用いて説明している.ループ図を使うための良い書籍だと思う.Posted by ブクログ