山本直人のレビュー一覧

  • 数学的に話す技術・書く技術―文系の人も使える!
    題名に「文系の人も使える!」と付いている通り、数列、対数、ベクトル、確率、行列、微分・積分等、高校で習う数学の単元について日常生活の事例を交えながら楽しく学べ(復習でき)ます。難しい数式は出ませんのでサラっと読めちゃいます。ただ、ちょっと物足りないと感じる方がいるかも。。。
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき
    色々と参考になる言葉はある。
    が、概ね、今のところで見方を変えてやってく、という方向性が多い?


    ホークスの達川コーチのエッセイは、実に失敗談が多い。キャリアを重ねるとついつい自慢話が多くなる人が目立つ。プライドは心に秘めながらオープンに接していく。

    本当に大切なことは、地位ではなく役割。

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  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき
    50歳前後で働き方に悩んだり、転機を迎えたりする様々な人々のドキュメンタリー。

    あとがきの言葉が最も印象的でした。いわく。
    50歳は様々なものとの別れの時期のはじまり。その一つ一つが衝撃となる。だからこそ50歳になったら、人生を見つめなおし、会社に頼らない、真の自立を模索する必要がある。
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき
    50歳は子どもの独立、親などとの別れがある時期。
    賞賛欲を求めていた人は、歳をとると感謝欲にシフト。
    誰かに役に立つことを、目指すことで空白感がなくなる。
    部下に任せれば済む仕事も一緒にこなし、夜も親身に付き合うのは単なる寂しがりや。
    自分の時間と自分の場所の2つを確保すること。
    どんな時も変わらな...続きを読む
  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき
    ちょっと思ってたのと違った。変化の大きな今における50代の葛藤を書いたもの。少し下の世代が冷笑的に見て溜飲を下げたりできるような内容かと思ったがさにあらず。良い意味で裏切られた。
    さまざまなミドル層のサラリーマン達の人生の岐路とも言える50歳前後での変化への対応の成否をストーリーを交えながら紹介。
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  • 50歳の衝撃 はたらく僕らの生き方が問われるとき
    (個人的な事情ですが)こんなときにこんな本を読むというのも何かのめぐり合わせでしょうか。さまざまなエピソードが満載の一冊、年齢を重ねた社会人には何かしら得るものがある一冊なのではないかと思います。どのエピソードが心に響くかは読み手の置かれた状況により異なると思いますが、ひとつ言えるのは、拗ねず・妬ま...続きを読む
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    時代が変われば売れるための戦略だって
    まあ変わるのです。

    ただ、注意事項として、
    タイトルの事柄は明確化されていません。
    まあ、言えるのはインターネットのせい?
    テレビ離れのせい?とでも言っておきましょうか。

    要するに、テレビ神話は終わったわけです。
    そりゃあ、番組にある種の人たちばっかり
    続い...続きを読む
  • 電通とリクルート
    電通とリクルート、この2者が作り出した「人々にとっての価値」の対比が面白い。今後どうなるのだろうか。
  • 電通とリクルート
    電通モデルを発散志向の広告、(ネット広告モデルのルーツとしての)リクルートモデルを収束志向の広告と位置付けた論述展開。
    この2社をツールとした中での戦後から今に至る日本の消費分析が「なるほど」という感じで読めました。

    電通は元栓を押さえることで収益の基盤を確立することで圧倒的なシェアを実現し、リク...続きを読む
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法
    マーケターとはなにか?を知りたい、入口に立った人向けの一冊。

    特段新しい内容は書かれていませんが、私自身が数年マーケターとして経験したことを補完してくれる内容でした。

    わかりやすくマーケターの役割、求められる資質など書かれています。キャリアパスについての章は少し内容が薄い感じでした。

    マーケタ...続きを読む
  • 電通とリクルート
    電通をはじめとする大手広告代理店の収益は、マス・メディアとの長い歴史の中で育まれた関係を維持することでもたらされてきた。広告ビジネスには、外部からの印象以上に、きわめて「農耕的」な風土がある。
    それに比して、リクルートは次々とメディア自体を開発して、クライアントを開拓してきた。対比的にいえば、明らか...続きを読む
  • 電通とリクルート
    1980年代から両社が拡散志向広告と収束志向広告で相互補完してきた歴史を通して、広告と消費社会の30年間がざっと分かった。

    2007年に両社が資本提携したという「オチ」もインターネット時代の広告ビジネスをとりまく現状を考えれば必然だったんだろう。

    なんにしても両社ともすごい会社だ。
  • 世代論のワナ
    ビジネスの視点から世代論の功罪について説明した本。世代論の概説には役立つし、学ぶところも多いのだが、引用元が明確でなかったりと、根拠にやや欠けるのが難点。ベター候補。
  • 話せぬ若手と聞けない上司
    まさに「話せぬ若手」のどんぴしゃ世代の私としては、
    自分を客観的に見ているよう気分にもなり、
    主観的に「分かる分かる」と思える部分もあり、
    かつ文章も伝えることに主眼が置かれているのでおもしろく一気に読めました。

    借り物の夢を抱いて、昔(成功したとき)の自分にすがりつき、
    目の前の課題に及び腰にな...続きを読む
  • 世代論のワナ
    世代論が及ぼすコミュニケーションにおける”弊害”にスポットを当てつつ、その被害を被ることが最も多い「イマドキの若者」のリアルを著者なりにまとめた一冊。

    視点が興味深かったですね。
    でもこれはマーケターなら一度は感じたことのあるジレンマだと思う。
    ある人間の塊の特定の特徴を強調して、レッテル化する行...続きを読む
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    マーケティングとは、人の行動を知ること。つまりは人の行動学なのである。

    よくマーケティング本にありがちな難しい内容ではなく、読みやすい本。

    12/01/27-11
  • 世代論のワナ
     若者のカテゴライズとして、昔は「太陽族」「タケノコ族」と若者の文化を表していた。それが「新人類」など、若者の経済行動を表す言葉に変化し、現在では「ロストジェネレーション」など就職を表す言葉に変化した。

     このころに逃げを目指す上の世代、割を食ってる下の世代の資本分配の壁が生まれ、上が下を揶揄する...続きを読む
  • 話せぬ若手と聞けない上司
    若者に歩み寄ろうとする大人の意見を聞かせてもらえる本でした。
    若者として、こんな大人もいるのだから、せめて自分がおじさんになったとき、こんな著者のように、若者に歩み寄っていける精神をもっていたい。

    そう思える本でした。
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    「売れないのは誰のせい?」この本のタイトルであるが、個人的には、売れないのは顧客よりもやはり供給側に責任を帰するんじゃないかと思った。もちろん社会が徐々に変化していくなかで、それに対応したマーケティングをしていくのは容易なことではないけれど、近年、マーケティングとしてとてもよい成功例として挙げられる...続きを読む
  • 話せぬ若手と聞けない上司
    博報堂で若手育成に力を注いだ山本氏。
    大変勉強になることばかり書いてあるのだが、私が注目したのは山本氏の「優しさ」だ。
    文章の節々から優しさが滲み出ている。
    本当に若手社員のことを考えていることが伝わってくる。
    この人の言うことならどんなことを言われても素直に聞ける気がする。
    私もこういう上司に恵ま...続きを読む