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人生100年時代。その中で「50歳」はちょうど折り返し地点です。まだ半分も「生きる」時間は残っています。
けれど、50歳を目の前に、若い頃にはたくさんあるように思えた選択肢が、歳を重ねるにつれて、減っていくように感じている人も多いのではないでしょうか。
「50歳」。あなたはここでどんな決断をし、どんな行動を取るのでしょうか。そして、そこに「正解」はあるのでしょうか。
本書では、様々なビジネスシーンで見聞する事実をベースに、25の葛藤物語を描いています。
どれも50歳前後のミドル世代が直面しやすい、人生を左右する「衝撃的な経験」ばかり。
他人から見たら、たわいもない出来事に感じる話もあるかもしれません。
けれど、どれも現実に自分が直面したら、そう簡単には解決できないのではないでしょうか。
50歳前後で多くの人が、「これからどう生きる?」という人生の課題を改めて突き付けられています。
会社の方針転換についていけずに右往左往し、本意とはいえない職場に異動する人もいるでしょう。
自分の健康に不安を抱える中で、子育てや介護といった家族の問題に奮闘する人もいるはずです。
順風満帆な人は一握りに過ぎません。多くの人は、50歳を迎えて、「自らの未来」があまりにも茫漠としていることに気づき、そして立ちすくんでいます。
けれど、50歳前後で受ける様々な“衝撃”は、実は貴重な経験でもあるはずです。
そこで生まれた「葛藤」や考え抜いたうえでの「決断」は、必ず明日の糧になります。
50歳になった人にも、これからなる人にも、本書を読めば必ず、何かの力を得ることができるはずです。
Posted by ブクログ 2019年01月09日
サラリーマンであれば、誰でも経験する人生の岐路。勤続が長い場合は、ある程度経験を重ねてきたからこそのジレンマが潜む。往々にして50歳という年齢は、その岐路になる場合が多い。自分も今年で50歳。本書では、様々な岐路に立ち新たな道へ踏み出し、うまくいったケースとそうでもなかったケースが描かれる。
本書で...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月19日
色々と参考になる言葉はある。
が、概ね、今のところで見方を変えてやってく、という方向性が多い?
ホークスの達川コーチのエッセイは、実に失敗談が多い。キャリアを重ねるとついつい自慢話が多くなる人が目立つ。プライドは心に秘めながらオープンに接していく。
本当に大切なことは、地位ではなく役割。
も...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月02日
50歳は子どもの独立、親などとの別れがある時期。
賞賛欲を求めていた人は、歳をとると感謝欲にシフト。
誰かに役に立つことを、目指すことで空白感がなくなる。
部下に任せれば済む仕事も一緒にこなし、夜も親身に付き合うのは単なる寂しがりや。
自分の時間と自分の場所の2つを確保すること。
どんな時も変わらな...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月23日
ちょっと思ってたのと違った。変化の大きな今における50代の葛藤を書いたもの。少し下の世代が冷笑的に見て溜飲を下げたりできるような内容かと思ったがさにあらず。良い意味で裏切られた。
さまざまなミドル層のサラリーマン達の人生の岐路とも言える50歳前後での変化への対応の成否をストーリーを交えながら紹介。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月22日
(個人的な事情ですが)こんなときにこんな本を読むというのも何かのめぐり合わせでしょうか。さまざまなエピソードが満載の一冊、年齢を重ねた社会人には何かしら得るものがある一冊なのではないかと思います。どのエピソードが心に響くかは読み手の置かれた状況により異なると思いますが、ひとつ言えるのは、拗ねず・妬ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月15日
50歳を社会人にとって、第2の自立と位置づけ、
小説スタイルで事例を紹介し、50歳における自立を綴った内容。
自身、その年齢が近づいてきているが、色々納得できる点が多かった。
20・30・40と経る中で、考え方も変わってくるし、体力も落ちる。
決して同じ考え・レベルを維持する必要などどこにもないとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月11日
はたらく僕らの、という言葉が示す通りある程度出世した男性向けの本。自分のような万年ヒラの女性にはなかなか刺さりませんでした。それでも唯一刺さった言葉は、再就職した妻が言った「別に、ものすごくやりがいがあるって程じゃなくても、仕事ができるって、本当にありがたいのよ」というセリフ。やりがいとか出世とか、...続きを読む
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