山本直人のレビュー一覧

  • 電通とリクルート
    電通を発散志向広告(マスメディア)、リクルートを収束志向広告(情報誌)と定義。異なる2社をモチーフにし、人々の消費行動の変遷を分かりやすく解説。情報との付き合い方を考えさせる一冊である。
  • 電通とリクルート
    広告業界の変遷も含めて、2社を比較して整理されて書かれている印象。

    発散志向広告 電通
    収束志向広告 リクルート

    「元栓のうまみ、毛細管の凄み」なんていい方はぴったりあてはまるイメージですね。
    過去から現在までの変遷について、思い込みもあるとは思いましたが
    一読の価値はあったかなと。
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    普段なじみのない人にマーケティングのことを知ってもらおうという導入本。また昔はやった広告をプロの解説付きで振り返るのにもいいかも?
  • 電通とリクルート
    電通とRのビジネスモデルとここまでの歴史的背景、長所短所を分かり易く描いている。

    この本から見るとあえて具体的には書かないけど、Rが外から見て評価されている点と、身につけると有効なスキルが顕在化する気がした。あくまで一意見だけど現場の人には一見の価値はあるかも。

    電通を『元栓』、Rを『毛細血管』...続きを読む
  • ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて―
    ネコ型社員の特徴 1. 滅私奉公より、自分を大切にする 2. アクセクするのは嫌だが、やる時はやる 3. 自分のできることは徹底的に腕を磨く 4. 隙あらば遊ぶつもりで暮らしている 5.大目標よりも毎日の幸せを大切にする
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法
    マーケティングとはお客さんが「買う理由」を作ってあげること
    買う理由とは、動機(モチベーション)

    人は未知のモノを目の前にした時は、とりあえず既知の概念を援用する

    マーケッターの発想
    大きくする・小さくする
    増やす・減らす
    ゼロにする・無限大にする
    くっつける・分ける

    一度くっついたカテゴリー...続きを読む
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    [ 内容 ]
    「買って下さい!」と連呼すれば売れるというものではない。
    「高いから買うな」というコピーが当たることもある。
    モノを売るのは難しい。
    「売るための知恵」の集積、それがマーケティングである。
    「午後の紅茶」と京風キムチからブランドの正体を掴み、スーパーの腕利き店員と自虐CMから効果的な売...続きを読む
  • 電通とリクルート
     駆け足で読んだから、そこまで深く理解出来たわけじゃない。でも、電通とリクルートという二大情報発信企業の違いは分かった。岩波とかに比べると、新潮新書は分かりやすいね。
  • 電通とリクルート
    【感想】
    広告をとおしてみる社会学で、奥が深い。


    【ポイント】

    25/消費の「量的拡大」が広告の使命であり、それを達成することで企業は
      広告活動を評価してきた。

    26/最も大切なことは、人々のこころの中にある「辞書」を書き換えること 
      「土用の丑の日の鰻」、1972の「金...続きを読む
  • 電通とリクルート
    風呂場で半分くらい一気読みした。
    いろいろ考える、というか、考え直すテクスト。

    --
    後半は飛ばし読み。
    本論とは関係ないが、NHKホールの音響の悪さには同意。
  • 電通とリクルート
    広告の、そして営業の雄と言われたかつての2大巨頭に関する本。広告は、そのデザインのみならず、消費者に対しその購買意欲を感化する目的を内在している。しかしながら、昨今では若者の消費傾向が変わったからか、そのアプローチの仕方も従来ほどは機能しなくなってきている。若者にとってはやはり、それがおりなす物語で...続きを読む
  • ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて―
    個人的には「隙あらば遊ぶつもりで暮らしている」がツボだった(笑)ただ、先行きの見えない不況の中、滅私奉公だけでは歪が出てくるのは間違いないと思った。
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法
    まさにマーケターの実務家目線で書かれた本。マーケターの考え方の基本から、アイデアの発想法、いろいろな前提条件が急激に変わっている潮目である今日の悩み。マーケターという職について、数年ぐらいの人とが読むときっと頷きっぱなしと思います。
  • マーケターを笑うな! 「買いたく」させる発想法
    基本的なマーケターの仕事が書かれている。基本だが、昨今、おろそかになりがちなので、ちょっと反省。メイン読者ターゲットは、新入社員か学生か。でも、教える立場になっている私のようなものにも参考になる。
  • マーケティング企画技術―マーケティング・マインド養成講座
    4P price,product,place,promotion

    ニーズ思考とシーズ思考

    SWOT分析 Strength,Weakness,Opportunity, Threat

    属性→機能的ベネフィット→情緒的ベネフィット→コンセプト

    コンセプトを築く
    事実を顧客にとっての概念にする
    ①受...続きを読む
  • ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて―
    自分もまさに「ネコ型社員」
    自分の意に反してまで人に評価されたいと思わない。
    やる気がない訳ではないが、団体行動や心にもないお世辞を言うことが嫌い。

    この先どうしていけば良いかが見えなかったが、時代の流れとともに「ネコ型社員」発生の経緯・性質を理解できた。
  • ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて―
    『ネコ型社員の時代―自己実現幻想を超えて』(山本直人、2009年、新潮新書)

    現在の日本社会において「ネコ型の社員」が増えているという。いったい、ネコ型社員とは何か。筆者によれば、高度成長期に見られた「会社人間」でも、自己実現を目指す社員でもない、ネコのような社員だという。以下の特徴があるという。...続きを読む
  • 話せぬ若手と聞けない上司
    (S)

    新入社員研修を担当していた著者の経験に基づく若手の思いや、上司との付き合いについて書かれた本。
    多数の若手と話している著者らしく、さまざまなエピソードがリアル。世代間の分かり合えない状態を若手側の思考から解きほぐそうとしているが、最後の打ち手のところまで落ちていないところが残念。

    「コミ...続きを読む
  • 売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門―
    この本はマーケティング入門ではなく、広告入門って感じです。いままでも何冊か広告代理店関連の方の著書を読んだけど、さすがに気の利いた言葉をたくさん知っているなーと感心します。CMのキャッチコピーの変化から時代の変化を読み取っていく切り口なんかも斬新でした。