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Posted by ブクログ 2011年10月23日
電通の発散志向とリクルートの収束志向の「広告」という対比的な文脈で書かれた本であるけれど、決して二項対立的な位置づけではなく、むしろ相互補完的な二つの役割を担うシンボリックな企業として語られていて、とても面白かった。特にリクルートの果たしている役割というのが自分のイメージでは、職に関するものに限定さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月20日
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電通は発散型広告。リクルートは収束型広告。
営業っていうのは、ゼロから仕事を作ること。電通や博報堂とかの代理店の営業は営業ではない。リクルートのように自らメディアを開発して、そのためにあちらこちらに営業へ行くわけではない。いわゆる総合広告代理店の営業は代々にわたって引き継がれた取引関係を...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月27日
電通モデルを発散志向の広告、(ネット広告モデルのルーツとしての)リクルートモデルを収束志向の広告と位置付けた論述展開。
この2社をツールとした中での戦後から今に至る日本の消費分析が「なるほど」という感じで読めました。
電通は元栓を押さえることで収益の基盤を確立することで圧倒的なシェアを実現し、リク...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月25日
電通をはじめとする大手広告代理店の収益は、マス・メディアとの長い歴史の中で育まれた関係を維持することでもたらされてきた。広告ビジネスには、外部からの印象以上に、きわめて「農耕的」な風土がある。
それに比して、リクルートは次々とメディア自体を開発して、クライアントを開拓してきた。対比的にいえば、明らか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月03日
電通とリクルートの二つの企業を、「広告」という共通項に基づいてその歴史や、そういった歴史を生んだ社会的な背景を書いた本。
電通はテレビや新聞などのマスメディアを利用した発散志向広告であるのに対し、リクルートはインターネットや情報誌などを利用した収束志向広告という風に対比し、その時代に人々はどういっ...続きを読む
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