酒見賢一のレビュー一覧
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1巻はなんかキャラ描写に手探り感があってぎこちなかったのだけど、2巻では人物像のデフォルメ振り切ってきて面白くなってきた!
諸葛亮が表情で物を言うところが多く、描き方が巧みだなあ…と。
黄月英かわヨPosted by ブクログ -
原作未読。緒里先生の三国志なら買わなきゃって……。
「戦火に油を注ぐ男」とかチンピラ劉備とか号泣合戦三顧の礼とか楽しい、読みやすい。
関羽張飛のおっかない見開きとか、流石です。
黄氏かわいいPosted by ブクログ -
毎巻レビューに書いている気がするけれど、私にとっては三国志は敷居が高い。
登場人物が多いし、地名も事件もたくさんあって…。
長年ずっと敬遠してきた。
で、マイ・ファースト三国志がこれだったわけだけど、ほんとにいいんかい!と自分に突っ込みを入れてしまう。
四冊目にもなると、もうだいぶ読み慣れてくる。
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敵味方を問わず、お馴染みの登場人物が次々に逝く、「終わりの始まり」とも言える第四部。
劉備も関羽も張飛も、そしてまだ存命ではあるが孔明も、この本を読んで既刊の様々な「三国志」から得たイメージが大きく変わった。何というか、「英雄」という遠い存在から、もっととっつきやすいイメージがしやすい人物として感じ...続きを読むPosted by ブクログ -
中学生の頃にアニメで見てからずっと忘れられなくて、原作が後宮小説と知り購入。
原作はアニメには無い大人な表現と、軽快なストーリー展開が良い。アニメはどちらかと言えばお子様向けな、本当に夢見がちな物語だけど、小説はまさに歴史小説。
比べてみると面白いです。 -
サンゴクシャン最大の見せ場赤壁編。
正史と演義の世界を縦横無尽に行き来しつつ愛情溢れるツッコミが素晴らしい。
仁義なき戦いに出てきそうな呉の連中よりも孔明の方が妖しく怖い。Posted by ブクログ -
1~4巻までが最初に手に入り、その後、8~13巻が手に入った。そして、最後まで手に入らなかったのが5~7巻。
やっと手に入って、読み始めることに。
読み始めると、ついつい読み続けてしまう。
この巻では、費の公山不杻(本当はけものへんだが、字が入っていないので、これで代用する)、叔孫輒と、孔子たちと...続きを読むPosted by ブクログ -
ハチャメチャ三国志だ。呉の国の要人が皆広島弁をしゃべるところが愉快だ。話が展開するにつれ、三国志演義の世界に近づいてくるのはやむを得ないところ。Posted by ブクログ
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ようやく文庫本の第3部が刊行されました。続けて読みたいところですが、いかんせん作者の酒見さんの遅筆?!なのか前回の発行から間が空くのでお話が何処まで進んだのか思い出し思い出しの読書です。それでも、読み始めると酒見流の独特な作風に引きずりこまれます。
題名からわかるとおり、これまでの三国志などのイメー...続きを読むPosted by ブクログ -
前巻最後の、顔穆の壮絶な死の件を読んだ後、「一体どうなるんだ??」とものすごい緊張感とともにこの巻を開いた。
顔穆を殺した子蓉が、真のターゲットたる顔回宅へ現れる。
ただならぬ展開・・・なのだが、回の父、路とのしれっとしたやりとりがどうにも可笑しい。
いい箸休めになった。
後半はまた、少正卯と顔儒と...続きを読むPosted by ブクログ -
第二巻で出てきた「子蓉」なる魔性の女性が大活躍する。
古書店などでもなぜかこの巻ばかり見かけるのは・・・やはりそのせい?
顔回も辛うじて勝てたという感じで、まだこの人物とは次の対決もありそうな雰囲気。
完結は13巻だそうで、まだまだ先は長そう。
新刊書ではまず見かけない。
古本屋で見たらその都度買っ...続きを読むPosted by ブクログ