渡辺淳一のレビュー一覧

  • 新釈・からだ事典
    2011.06.08. 病理学の先生に勧められて。読みやすく、素人でもすんなりわかる。春から勉強している生理学、病理学、医学総論などのビミョーな知識がつながっていく感じです。
  • 幸せ上手
    たくさんいいことが書かれていたのだろうけどあまり心に残っていない・・・
    既成概念を壊すべきというのはとても賛同できる。
  • 化身 上巻
    50歳を目前にした評論家の男性が、銀座のクラブで出会ったどこか垢抜けない若い女の子に目をつけ、美しい女として育て上げながらも、その女への愛に溺れていく…

    …あらすじだけ読んだらまったく痴人の愛にそっくりじゃないか!とおもいました。笑

    痴人の愛も、先がなんとなく読めちゃうし、どろどろしているし...続きを読む
  • 幸せ上手
    自分の感性が求めるもの、感覚で納得できることを大切にするべき/自分の価値観がわかっていれば、概念に捉われることなく、どんなことがあろうと自然体でいられる/男と女、違うことを知る・よく話し、互いの意見をよくきき、ともに考え合う。
  • 新釈・からだ事典
    メディカルエッセイ

    酒は口に入れたらすぐに飲み込む
    心臓は四つの部屋に分かれている
    白血球=自衛隊
    骨髄=血球成分をつくる
    肝臓の働きは幅広く複雑である
  • 幸せ上手
    図:新刊なのに予約せず手に入ったwww 渡辺センセイの本だけどエロくないですw


    内容説明
    人間力がグングン向上する、「幸せ癖」をつけるために最適なドリルとは!?

    『自分の心と身体との付き合い方しだいで、人生で得られる幸せは大きく変わってきます。
    格別立派なことでもありませんが、これは、わたしが...続きを読む
  • シャトウ ルージュ
    内容(「BOOK」データベースより)
    フランスの古いシャトウで、毎夜くりひろげられる美貌の妻の「調教」。そして、異国の男たちによって弄ばれる妻の裸身をのぞき見る夫の若い医師―。はたしてこの背徳の行為は二人の運命に何をもたらすのか?恋愛小説の第一人者が、現代の男女の「愛と性」というテーマに正面から挑ん...続きを読む
  • 幸せ上手
    父の勧めで一応よんでみた。
    一言で言うと、「中庸」を保ってバランス良く生きて、
    完成された「人体」という仕組みに無理をさせずに、
    あまり肩肘はらずにやればいいんじゃなぁ~~い
    というゆるい感じの本でした。

    基本的には渡辺さんがおれ、こう思う、ってのをせつせつと書いてある感じ。前半の元、医者だったの...続きを読む
  • 遠き落日 上
    小学生の頃伝記で読んだ野口英世。
    千円札の野口英世。
    わたしの知ってる野口英世が、どこにもいない。
    驚きすぎる。。。天才と狂人の紙一重。
    驚くべき金銭感覚の欠陥。
    金を無心しているだけの「上巻」ともいえそうな本編。
    だんだんにいい加減嫌気がさしてきて、無心の際の本人の手紙の文面なんかは読んでいてイラ...続きを読む
  • 流氷への旅
    北海道が恋しくなって読んだだけで渡辺淳一先生はあまり得意ではありません。
    案の定北海道の情景はとても心に沁みましたが主人公には全く感情移入できず。仕事への姿勢が適当すぎるのと、愛する男を信用できないところに全く同感できない。
    こういう女ってかわいいよなって考えながら書いているんだろうけど、こんな...続きを読む
  • シネマティク恋愛論
    1995.1.25 1版 400
    肉体に刻みこまれた愛の深さ『愛の嵐』。妻子ある男と人妻の恋『恋におちて』。男を追いすぎた年上の女の悲劇『夏の嵐』。妻が夫以外の男に揺れる時『終着駅』。愛の不毛の行きつく果て『情事』――。14の名作映画をテキストに、さまざまな愛のかたちを論じ、恋のこころを説くエッセイ...続きを読む
  • エ・アロール それがどうしたの
    高級老人ホーム内の恋愛沙汰を、1話完結形式でまとめてあります。とにかく面白い。弘兼憲史さんの「黄昏流星群」シリーズみたいに、中高年の恋って自分にとっては楽しいし興味があります。・・この先恋とかしなくなるのかなあ・・とか思って生きるのは非常に楽しくないので。それにしても出てくる登場人物が個性的すぎる。...続きを読む
  • 桐に赤い花が咲く
    自分の在り様を求めて低迷する姿を、事件と絡めて書き出している。自分がどこに所属しているかだなんて、自分にも他人にもわかるもんじゃない、よ、なー。
  • 失楽園(上)
    こんな世界があるのか。肉体的にここまでのめぐり合わせになると、もうどうしようもないんだね。ここまでくると、絶対愛なのかわからないけど。精神の前に肉体がくるって、人間である動物としては、この上ないものだけど、ちょっと絶対愛とは違う気がする。ここまでマッチしてしまうと、お互いが乗り越えるべき困難や理解を...続きを読む
  • 失楽園(下)
    上巻よりすらすら読めました。というかもう行く末がわかっていたので。わかるようなわからないような。自然の結果といえばそのとおり。人生突然そのようなことになるかもしれない。自分が隠れ持った性度にもよるのか。それにしても様々なエピソードも強烈だった。
  • エ・アロール それがどうしたの
    一風変わった本
    テーマが老人春小説という見慣れない物
    タイトルで本を決めるという毎日を繰り返していたらこれに出会いました。
    ホント、不思議な感じです・・w
  • エ・アロール それがどうしたの
    高齢者恋愛小説?うーん、お話はいいと思うのだけど〜  うまく説明できないけど、文章があまりスキではない・・・かも  でも「エ・アロール」(それがどうしたの?)って思えるような歳の重ね方がしたいと思いました(自分に自信が無ければ言えないと思うから)
  • 愛の流刑地(下)
    これ程までに愛せる人に巡り会えた二人が愛を貫く為に選ぶ道。
    もちろんそれを選んだのは冬香。菊次は冬香の残した罪を探す旅に出る。
    誰にも理解されない愛の裁きを受け
    そしてそれこそが冬香の望んだ流刑地であったと言うことを菊次は知る。
  • 失楽園(上)
    内容(「BOOK」データベースより)
    凛子と久木はお互いに家庭を持つ身でありながら、真剣に深く愛し合ってゆく。
    己れの心に従い、育んだ“絶対愛”を純粋に貫こうとする二人。その行きつく先にあるものは…。
    人間が「楽園」から追放された理由である“性愛=エロス”を徹底的に求め合う男女を描き、人間とは何かを...続きを読む
  • 源氏に愛された女たち
    うーん。まあまあでした。
    納得できる部分もあったり、納得できない部分もあったり。
    しっかりと自分の価値観みたいなものを持ちつつ読んだほうがいいのかも。
    ただ、男女のどうしようもない違いなど、勉強になりました◎◎なんだかんだ、結構言い当てられてた。
    源氏の女性論も、自分のスタンスみたいのを持って読んだ...続きを読む