失楽園(上)

失楽園(上)

628円 (税込)

3pt

凛子と久木はお互いに家庭を持つ身でありながら、真剣に深く愛し合ってゆく。己れの心に従い、育んだ"絶対愛"を純粋に貫こうとする2人。その行きつく先にあるものは……。人間が「楽園」から追放された理由である"性愛=エロス"を徹底的に求め合う男女を描き、人間とは何かを問うた、渡辺文学の最高傑作!

...続きを読む

失楽園 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 失楽園(上)
    628円 (税込)
    凛子と久木はお互いに家庭を持つ身でありながら、真剣に深く愛し合ってゆく。己れの心に従い、育んだ"絶対愛"を純粋に貫こうとする2人。その行きつく先にあるものは……。人間が「楽園」から追放された理由である"性愛=エロス"を徹底的に求め合う男女を描き、人間とは何かを問うた、渡辺文学の最高傑作!
  • 失楽園(下)
    628円 (税込)
    美しい季節の移ろいの中で激しい愛の炎を燃やす凛子と久木。人間の中に潜む底深い性の悦びと妖しさに気づき驚き、周囲から孤立しながらも、永遠に自分の中に相手をとどめておきたいと願う。性愛の極致を描いた男女小説の名作。新聞連載時から圧倒的な反響を巻き起こした注目の大ベストセラー。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

失楽園(上) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    タイトル借りした本でしたが、とにかく当たりだったんじゃないかなぁ!と。
    あまり癖のない文体で読みやすかったです。面白かったし。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月06日


    不倫もの。日経新聞連載だったらしく「おじさんの妄想する不倫」って感じで、ぎりぎり読める官能小説。「女体の神秘を思う」「女は「やめて」と叫びながらも諦めたように…◯◯は熱く燃え…」こういう小説があるから女性の身体と性をいいように誤解する人がいるのでは…勝手に久木がムラムラしてやってるだけじゃないか、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年12月30日

    溺れるほど、自らの日常を破壊する程に堕ちていく二人。男女の恋愛における絶頂期には、このような状況が訪れる。しかし、それとは異なるのは、この恋愛が、世間一般からは許されぬ、不倫だからである。

    学生時代、講義を受けず、朝から晩まで恋人と情事に耽り、このままで大丈夫だろうかと不安になる感覚。堕ちるだけ堕...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年01月13日

    あの名作を再読。

    性の規制緩和とか、今読んでも爆笑表現が満載。

    上巻の最後、栃木から帰れなかった日。
    お昼前に東京について、そのまま仕事にもいかずに
    ダラダラと部屋で過ごして、何となく夜の10時になってしまうという
    一日がいつの間にか終わる感覚、ここは好きだ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月28日

    2012/08/28

    役所広司と黒木ひとみが出演してるくらいしか知らなかったので,なんとなく手に取った.そして,深みにはまってゆく...通勤電車で.

    ・その経過を確認することで満足し,納得する.
    ・軽恋愛,軽音楽と同じように重くしない.
    ・そのハンディキャップを埋めるために,男はこれらの付加価値...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    お互い家庭を持つ身である久木と凛子。そのはかなくも切ない不倫を描いた不朽の名作。
    エロスを描いた文学作品興奮します。
    「久木は凛子の浴衣をむしりとり全裸にする。」ああエロス。
    ただし電車などの公共の場では読みづらい・・・。それだけが難点です。早く映像でも見たい。
    もちろん想像できるのが本のよいことで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大人の恋愛って
    どんなものなの?って興味津々で
    購入。
    これは・・大人の恋愛というより・・
    行き場のない恋愛・・
    こんな恋愛は・・したくない・・

    1

    Posted by ブクログ 2015年02月15日

    出版社に勤める久木祥一郎は、53歳で出世コースから脱落し、閑職に回されてしまいます。そんな彼が、37歳で書をたしなむ松原凜子と出会って男女の仲となり、そのまま二人はおたがいの身体に溺れていきます。

    久木は凜子を、二度にわたって鎌倉への旅行にさそい、身体をかさねます。さらに久木は、凜子の書の授賞式に...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月13日

    もう行き場が無くて、互いにすがるだけで、そうしておかないと闇に落ちてしまうことが分かっていて――――、それなのに求めてしまう。だからこそ求めてしまう男女の話。不倫経験はないけれど、理性が吹っ飛ぶ時の感覚をわたしは知ってる。幸せの傍らに確固とした切なさや痛みがあるのを、冷静に見ているのに、なのに、止め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    こんな世界があるのか。肉体的にここまでのめぐり合わせになると、もうどうしようもないんだね。ここまでくると、絶対愛なのかわからないけど。精神の前に肉体がくるって、人間である動物としては、この上ないものだけど、ちょっと絶対愛とは違う気がする。ここまでマッチしてしまうと、お互いが乗り越えるべき困難や理解を...続きを読む

    0

失楽園(上) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

渡辺淳一 のこれもおすすめ

失楽園 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す