ひろさちやのレビュー一覧

  • 人生はあきらめるとうまくいく
    がんばらない生き方について考えさせられる。
    日本はがんばりすぎる人が多く、結果を出しても更なる要求がなされていることに共感する。
    欲を少なくするよう努めること、
    自分にとっての幸せの軸を考えて生きることにしたいと思わせられた。
    がんばりすぎた自分に疲れた時、
    読み返して自分の羅針盤をリセットしたい本...続きを読む
  • [新訳]正法眼蔵 迷いのなかに悟りがあり、悟りのなかに迷いがある
    『正法眼蔵』道元著 新訳
    1.購読動機
    僕は無宗教です。しかしながら、人間だから身体と心の修養が必要と考えています。
    心については2020年からインプットを増やしています。
    目的は、外界と自己の内部を対比したいためです。

    2.学び
    鎌倉時代の原書です。
    貴族出身の道元が庶民に仏道を伝える目的の本書...続きを読む
  • 捨てちゃえ、捨てちゃえ
    こだわらず、世間を捨て、欲望を捨て、自分を捨てる。
    迷うということはどちらでもいいということ。どうしてもこれだ、という時は迷わない。
  • 「狂い」のすすめ
    『狂う』とはなんだろうか。
    少なくとも常識的なことではないと思う。
    しかし、そんな常識は普遍的かというと、時代に左右されていくらでも変わってしまうものだったりする。
    そんなコトを教えてくれた1冊。ちゃんと理解できたかというと、たぶんできていない。難解でもある内容だった。
  • 諸行無常を生きる
    ○一夜賢者の偈
     過去を追うな。
     未来を願うな。
     過去は既に捨てられた。
     未来はまだやってこない。
     だから現在のことがらを、
     現在においてよく観察し、
     揺らぐことなく動ずることなく、
     よく見極めて実践すべし。
     だだ今日なすべきことを熱心になせ。
     誰か明日の死のあることを知らん。
     ...続きを読む
  • 日本仏教史
    伝来〜現代における宗教としての仏教のあり方をわかりやすく教えてくれている。
    各時代、権力に使われてきた宗教、それに抗った高僧、修行僧。どの開祖もそれぞれテーマを持って時代の権力と戦い、従わざるえなかった…
    人間界でこの状況、なんとなく日蓮の考えに惹かれてしまう。
  • 人生の超難問 Q&A(集英社インターナショナル)
    歯に衣着せぬ論調が小気味よく、それでいていちいち真理をついているところが凄い。
    宗教学者として、高所から諭したり、達観していて雲の上の人的発言ではなく、あくまでも泥臭く、言いにくいことをスパッと言い切ることで、人生の難問に対する答えが凡人にも見えてくる。
  • のんびり生きて気楽に死のう
    著名な仏教哲学者によるエッセイ。地位・カネ・名誉にこだわらず、のんびり生きましょうということが書かれている。私もいいかげん疲れたんで、そろそろペースダウンしようかと。
  • 終活なんておやめなさい
    教員免許更新講習で紹介された本。宗教家の本なんて初めて読んだ。本題の哲学的な部分よりも墓参りの起源とか年中行事の意味とか民俗的な解説の方が面白かった。でも中々深い事も書いてありタメになった。
  • 仏教に学ぶ「がんばらない思想」
    プロローグで激流のニジマス、淀みのニジマスという例を出して、競争社会に出るとエネルギー効率が悪いという話をしている。
    そこで著者はゆったり生きる生き方を全編を通して提案する。
    前篇では仏教に基づく著者の労働観や身分観の話を海外の例とも対比しながら説明している。
    日本は労働神事説だという点は興味深いの...続きを読む
  • 終活なんておやめなさい
    終活のテーマとなる葬儀、位牌、墓、法事etcが、実は仏教のあるべき姿とはかけ離れたものであり、基本的には宗政複合体の利益維持のために「つくられた」後付けのならわしにしか過ぎないということを、軽妙な語り口で解説されていく。
    死後のことにあれこれ悩んで少なくない金銭を費やすより、生きているうちに家族と、...続きを読む
  • 「狂い」のすすめ
    ひろさちや節炸裂。
    金太郎飴のようだけど、ついつい読んでしまう(笑)

    目的を定めるから、今、この時が不幸だと錯覚してしまう。なるほどなぁ。
  • 捨てちゃえ、捨てちゃえ
    意識していないと忘れがちになる事が沢山書かれて
    いたように感じました。
    拘りなく心を楽にするノウハウが書かれていたと
    思います。
  • 「貧乏」のすすめ
    現代の日本人がいかに資本の論理に振り回されているかわかった。
    貧乏でも楽しく生きていきたいと思います。
  • 「狂い」のすすめ
    最初に書いておきますが、本書を読むにあたっては、幾つか前提として注意しておきべきことがあると思います。

    ①著者は宗教学者(仏教学者)であるということ。従って、宗教的な見地から、物事の1つの見方を提示しているということを理解して読む必要があります。
    ②言いたいメッセージだけを捉えるべきこと。細かな事...続きを読む
  • はじめての仏教 その成立と発展
    如来とは何か? 菩薩とは何か? 極楽浄土とは? 実はよく知らなかった仏教の意味をていねいに解説してくれる、すばらしい本。
    仏教に対する理解も深まるし、仏像を見るときにも助けになる。
    日本仏教の展開についてやや駆け足に感じるが、紙数の都合もありこれは仕方がないと思う。著者の他の本も読んでみたい。
  • すらすら読める 正法眼蔵
    難解な正法眼蔵をすらすら読もうと思ったのが甘いのか。本文以外の解説を拾い読みしている状態。どこかで正法眼蔵の引用に出会った時にこの本へ戻ることとしよう。
  • 捨てちゃえ、捨てちゃえ
    こうしなければならないという考えを捨てて、楽しくしようと心がける。

    『私だけが我慢すればみんなが幸せになれる、といった考えは絶対にしてはいけない』
  • 「狂い」のすすめ
    こういう人も絶対数必要なんだと思います。

    それはさておき「ひろさちや」というPNは、ギリシャ語のフィロ(愛する)とサンスクリット語のサティア(真理)に由来するものだそうです。
    つまり、真実を愛する。

    ブッディストかっけえええ!!
  • 捨てちゃえ、捨てちゃえ
    題名で掴みはOKである。
    捨てちゃえ、捨てちゃえとはいかに・・・。
    ものすごくいい題名だ。

    身近な「捨てる」である、「こだわり」から徐々にレベルアップしていき「世間体」「欲」ときて最後は「自己」を捨てるという仏教的な構成となっている。(と勝手に私が思ったのであるが)

    一番印象的だった言葉は「少欲...続きを読む