終活なんておやめなさい

終活なんておやめなさい

913円 (税込)

4pt

3.6

団塊の世代が70歳まであと3年、「終活」が定着しつつある。お墓、葬式、遺言、相続などの法律や費用面をガイドした情報はすでにあるが、欠けているのは思想面、考え方の面である。巷にある「周囲に迷惑をかけないため」をメインとした終活指南のアンチテーゼとして、仏教思想家が、知的ベースを押さえながら、自由な終活を提案する。

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終活なんておやめなさい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年10月29日

    教員免許更新講習で紹介された本。宗教家の本なんて初めて読んだ。本題の哲学的な部分よりも墓参りの起源とか年中行事の意味とか民俗的な解説の方が面白かった。でも中々深い事も書いてありタメになった。

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    Posted by ブクログ 2015年07月29日

    終活のテーマとなる葬儀、位牌、墓、法事etcが、実は仏教のあるべき姿とはかけ離れたものであり、基本的には宗政複合体の利益維持のために「つくられた」後付けのならわしにしか過ぎないということを、軽妙な語り口で解説されていく。
    死後のことにあれこれ悩んで少なくない金銭を費やすより、生きているうちに家族と、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月31日

    自分たちの知らなかった仏教の、本来教えんとする部分について知ることができます。
    故に「随分空虚な考えだなあ」と感じることもありました。

    後半からは「人と人との助け合いの大切さ」や「自分の感情を大切にすること」に内容が移ってゆく感じがします。
    それを見ていると「終活」とは、本来なすべき義務をなさず、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月03日

    遺言書は、無用、無視、無視、というところ、いいですね。   阿弥陀仏に導かれて、みんな、お浄土に行くのだから、それで御仕舞い。 あれこれと、故人の事を、思い煩うことはなく、忘れるという供養もあるそうです。 死という物は、老いという形で、みんなの中で、日々育っているようです。自分の中で、深まり行く死を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月27日

    宗教関連の本については、この本の著者の「ひろさちや氏」の本は何冊か読んでいて、記憶に残っています。

    宗教学や「お経」の勉強をしたことの無い私には、彼の考え方の是非を論ずることはできません。しかし、彼が解説している「お経」の内容や、本来仏教とはどのようなものであり、どのように変わってきたかの説明はと...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年11月02日

    正論。その通り。ブッダの教えとは、別離の苦しみ・悲しみのために、心を覆われたままでいることを執着であると悟ること、過去ではなく今を生きること=故人を早く忘れること。
    葬式仏教と檀家制度による民衆の管理は、はキリシタンの葬儀を禁じた徳川幕府の指示。奈良南都六宗は、葬式を行わない。戒名は、在家者ではなく...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年06月21日

    お盆はホトケを迎える神道行事 葬式の三つの仕事①死体の処理②霊魂の処理③遺族の心の処理 自分の人生経験のありったけを譲り渡す。それこそが相続 

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