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Posted by ブクログ 2015年07月29日
終活のテーマとなる葬儀、位牌、墓、法事etcが、実は仏教のあるべき姿とはかけ離れたものであり、基本的には宗政複合体の利益維持のために「つくられた」後付けのならわしにしか過ぎないということを、軽妙な語り口で解説されていく。
死後のことにあれこれ悩んで少なくない金銭を費やすより、生きているうちに家族と、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月31日
自分たちの知らなかった仏教の、本来教えんとする部分について知ることができます。
故に「随分空虚な考えだなあ」と感じることもありました。
後半からは「人と人との助け合いの大切さ」や「自分の感情を大切にすること」に内容が移ってゆく感じがします。
それを見ていると「終活」とは、本来なすべき義務をなさず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月03日
遺言書は、無用、無視、無視、というところ、いいですね。 阿弥陀仏に導かれて、みんな、お浄土に行くのだから、それで御仕舞い。 あれこれと、故人の事を、思い煩うことはなく、忘れるという供養もあるそうです。 死という物は、老いという形で、みんなの中で、日々育っているようです。自分の中で、深まり行く死を...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月27日
宗教関連の本については、この本の著者の「ひろさちや氏」の本は何冊か読んでいて、記憶に残っています。
宗教学や「お経」の勉強をしたことの無い私には、彼の考え方の是非を論ずることはできません。しかし、彼が解説している「お経」の内容や、本来仏教とはどのようなものであり、どのように変わってきたかの説明はと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月02日
正論。その通り。ブッダの教えとは、別離の苦しみ・悲しみのために、心を覆われたままでいることを執着であると悟ること、過去ではなく今を生きること=故人を早く忘れること。
葬式仏教と檀家制度による民衆の管理は、はキリシタンの葬儀を禁じた徳川幕府の指示。奈良南都六宗は、葬式を行わない。戒名は、在家者ではなく...続きを読む
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