ひろさちやのレビュー一覧

  • ひろさちやの「最澄」を読む
    自利の願い、他利の願い

    世界がぜんたい幸福にならないうちは
    個人の幸福はあり得ない ― 宮沢賢治

    仏教の本質は、「他人を救いたい」ということなのであり、そこに願いがあるこということ・・

    なんとなく世をはかなんで仏教を勉強したいと思ったり、この世がいやになったから何か得られないかと思って仏教を求...続きを読む
  • 般若心経二六二文字の宇宙(小学館文庫)
    祖母が亡くなったあたりで、しばらく色々考えた頃に読んだ本。
    父方のお経が般若心経なので、意味を知りたかったこともあり、知ってみて、さらに般若心経が好きになってみたり...
    でも、忘れちゃったので、もう一回読み直さねば。
  • 「狂い」のすすめ
    お釈迦さまの教えに従って、筆者の中で噛み砕かれた言葉で、今を楽しむ考え方が書いてある。
    世間というモノに自分を合わせようとする無駄さは分かるし、世間というモノがだいたいの型に集約されるのは分かるけど、各人の狂い方は千差万別だと思う。
    だから、自分の言いたいコトだけ言って「どうせ狂人の言うコトですよ」...続きを読む
  • 仏教に学ぶ「がんばらない思想」
    どんなものにも、あらゆる人間に
    レーゾン・デートル(存在理由)がある。

    そういうことを、教えてくれます。
  • 「狂い」のすすめ
    ひろさちやさん。彼の文章が好き。
    確かになーと思う一方で、要するに敗者哲学では?と思ってしまう自分もいる。
    でも、お金があるからといって幸せだとも思えない。
    欲を満たせば満たすほど、僕らは乾いていく。
    そう考えると、この生き方の方が良いのかな、と思えた。

    就活する前に人間の絆は読んでおこう。
  • 「狂い」のすすめ
    本当に、人生に「やる気満々」の人は不要な本。

    だからそこが面白い。

    思考をリセットするにもお勧めな一冊。
  • 「狂い」のすすめ
    価値観について知りたくて読書。

    一般的とされる価値観、解釈、常識とされるものとは一体なんなのかを考える。

    「狂っている」
    のは何を基準としているのか。

    「変だ」
    は何を基準にして変だと感じるか。

    自分の基準を見つめ直し、疑ってみる作業は面白いと思う。特に東南アジアの国とか行くと自分の価値観が...続きを読む
  • 「世逃げ」のすすめ
    良書です。
    世の中ギスギスしていて疲れていませんか?
    効率化、向上、改善・・・努力、努力、努力。
    ポジティブに前向きに頑張れ、自己啓発で擦り切れそうな時に読む本です。
    この本の良さをわかる人は、十分に努力した人だと思います。
    この「世逃げ」が実践できれば、人生がラクになると思います。
    私も少し世逃げ...続きを読む
  • 奴隷の時間 自由な時間
    幅広く宗教を学んでいる人の話は、おもしろい☆

    特に宗教好きな私はわくわくしちゃいます(^^)♪

    でも、この本はあまりマニアックな部分はないので、一般的にも楽しめるでしょう。

    お金より時間が大事ということを、おもしろいエピソードで紹介。

    仕事に追われている人にぜひ読んで欲しい一冊です。
  • 般若心経二六二文字の宇宙(小学館文庫)
    無宗教な自分にも素直に読むことができました。
    「ゴムの物差し」は心に響きました。

    心穏やかに過ごすノウハウがこの本にはあるかと
    思いました。次は聖書に関する本でも読んで、仏教とキリスト教の

    違いについて知りたくなりました。
  • お葬式をどうするか 日本人の宗教と習俗
    [ 内容 ]
    釈迦もキリストも、葬儀に格別な意義を持たせてはならない、と戒めた。
    しかし、なぜ日本人は、お葬式に宗教的こだわりを持つようになったのか。
    戒名、末期の水、年忌法要、墓の問題…。
    本書では、習俗であるお葬式が、神道、仏教、儒教の影響を受け、いかに儀式化されてきたかを解説。
    特に、現代の「...続きを読む
  • てのひら般若心経(小学館文庫)
    これを読むと、心が落ち着くのです。

    ほとけさまのものさしを、持とう。

    ちょっと内容薄めなので★4だけど、私の大切な本。
  • 「狂い」のすすめ
    いい意味で力が抜ける本。
    周りを気にして肩肘貼って生きていたのが馬鹿らしく思える。

    「自分」をもっと大事にしたい。
    わがままでもいいじゃないか。
    この広い世の中、私一人くらい自分の好きに生きても問題ないでしょ。

    お金の話以外はだいたい私の考えと同じ。
  • 仏教に学ぶ八十八の智恵
    「仏道とは、中道である、と断言していいと思う。」
    「一歩一歩歩み続けていくこと、その中に真実があり、悟りがある」
    「大乗仏教の根本思想は「空」の哲学である。・・・空とは、
    とらわれのないことーただそれだけのことだ。」
  • 「狂い」のすすめ
    世の中が狂っているから、自分が狂うことで正常になろう、という意味で「狂い」という言葉を使っている。
    宗教(特に仏教)での例えが面白い。
    読んでいて、心が楽になりました。
  • 「狂い」のすすめ
    [ 内容 ]
    今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。
    世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。
    そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。
    当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「ただ狂え」、狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。
    そうすれば、か...続きを読む
  • すらすら読める 正法眼蔵
    何度も挑戦を繰り返している「正法眼蔵」の訳。

    これは原文ものっていて、読みやすかった。

    うーん、オリジナルの読破は可能だろうか・・・
  • 「狂い」のすすめ
    仏教的考えで非常に共感できた。

    あまり反芻出来ていないので上手く説明できませんが、いまの常識に疑問を持てということが印象に残ってます。
    非常識な世の中においての非常識な意見は常識。
  • けちのすすめ
    けち、じゃなくってニーズベースで求めればいいんだって腑に落ちました。
    あと、不安からたくさん買い込む癖など、この本を読んでからはだんだんやらなくなり、買い物のときには本当に自分に必要なものか考えるようになりました。・・・甘いものはちょっと別ですが!
  • けちのすすめ
     足りるを知る 資本主義は悪魔みたいなもの ほしがらない けちの精神でする。
    一番大切なのは家族。命を掛けられないような友達ならいらない。家族がたいじ。
    欲望にけちになる。やはり足るていることを知る。資本主義のゆきずまり、右肩あがりのゆきづまりの今の
    世の中を生きる心がけとして必要なことかもしれない...続きを読む