中村真理子のレビュー一覧

  • 卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 1
    どんな感じの作品かなと読み始めて中村真理子さんの画と気づく。
    画からヤノハという人物の強い意志(野心)を感じる。この先どう進んでいくのか。
  • 卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 6

    あくまでも個人の解釈による物語

    日本の歴史の中で諸説入り乱れるところの「邪馬台国」「卑弥呼」の物語。
    「魏志倭人伝」と「古事記」「日本書紀」を組み合わせ、
    読み応えのあるストーリーになっている。

    物語は佳境に突入しつつある感じで、
    ここから読んでも面白いですよ。
    歴史物好きには良いと思います。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 2

    中大兄皇子が恐い

    段々と中大兄皇子が暴走気味になってきて、少し見ていて恐かったです。天上の虹に比べると女性陣の出番が少なく、中大兄皇子と大海人皇子のBLっぽい絡みが目立つ感でした。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 1

    新解釈過ぎる

    大海人皇子が蘇我入鹿と皇極天皇の息子。衝撃的な新解釈でした。中臣鎌足の素性もビックリ設定。ただ物語は上手く流れて進んでいて読みやすかったです。夢殿の救世観音像からの始まりは良かったです。
  • ガラスの椅子(1)

    昼ドラマ風

    お嬢様と兄と、お屋敷と…みたいな上流階級の家族のゴタゴタと、何故か家族が脅迫されるミステリーのコラボ
  • 卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- 2

    日本最古のミステリー

    日本という国の歴史と、日本列島の歴史この二つの歴史の繋がりを、解き明かすストーリーが、この漫画にあるような気がします。日本国の古名がなぜ、ヤマトなのか?そして、日の本日本になったのか?そういった歴史のロマンを感じさせる漫画なのかな。九州から、畿内へ、国の中心が移る過程を描いていただきたい。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 11
    行信による入鹿怨霊鎮魂、封印から第一回につながるところまで。
    最終回が良い。
    中大兄と大海人を描いているところは好き。


    話全体のベースは、梅原猛、井沢元彦の流れの怨霊とその鎮魂、徳の諡。
    勝者の歴史で敗者を鎮魂する。
    法隆寺や聖徳太子の不思議な部分をうまく絡めて、扶桑略記などの話も盛り込んだ形。...続きを読む
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 3
    有間の死から百済滅亡まで。

    中大兄、大海人、額田が心のうちを語るところが好き。

    百済滅亡で大海人が隠れて半島へ。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 9
    鎌足の死から壬申の乱前夜まで。

    天智の死は扶桑略記ベース。
    中大兄と大海人の本音のぶつけ合いがやっぱり良い。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 8
    近江京遷都から鎌足が倒れるまで。
    大海人の人望高まる。
    紫野の和歌。
    大友がだいぶ出てくるようになってきた。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 5
    斉明の死から白村江の戦いの直前まで。

    入鹿の亡霊云々のエピソードをうまく使ってる。
    大友が初登場。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 5
    白村江前夜の朝鮮半島で、豊王頑張るの5巻。

    ちらりと出てきた藤原不比等の「日本書紀」の改竄ありありの方針が気になる。どれほど都合よく書き換えられていくのか。それを主導したのが、あの幼子の将来と思うと、あの時の大海人や鎌足の想いが哀しいなぁ。赤子とはいえ、読者として感情移入した結果が、というね。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 1
    古代史まんがで読んでない…読むぞ!ということでひとまず1巻を購入してみました。
    法隆寺夢殿の話から始まるのには心が踊りました…!
    なので最後まで読みたいと思います。
    中大兄の顔立ちがなんともうけつけないですが、がんばります。豊璋=鎌足、大海人=入鹿と皇極の子
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 8
    きたー!
    額田王と大海人の恋の歌の応酬!!!
    これはすっきりする。
    そして中大兄の激怒っぷり。
    鎌足がいなかったら、中大兄は大暴走してつぶれていただろうなあ。

    この巻から存在感を増してきた讃良さま!顔が中大兄そっくりで怖い・・!
    大友くんは十市を大事にしてて良い青年になっているよ。
    鎌足がいなくな...続きを読む
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 7
    神童と言われた割に、軽率なほどすべてを表に出す定恵が単純すぎて。
    この国の基盤が成り立ち始めた時代の、政治のトップを担う人々なのに、愛憎による心理戦ばっかりだなぁ、とちょっと食傷気味かも。それはそれとして、理想とか大義とかの背骨も欲しい。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 4
    愛情を与えてもらえなかったという、コンプレックスの塊の中大兄皇子。
    普段は、それを覆い隠し気丈な振る舞いをしていますが、ひとたびその重いが決壊すると、孝徳天皇の最後のようなことになるわけで。
    斉明天皇もその暴牙にかかってしまいました。

    そんな指導者が導く白村江の戦。
    その結果は、5巻で。

    大海人...続きを読む
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 4
    っつか、中大兄皇子がマザコンのキモイお人にしか見えなくなって来ているのだけど……。
    何と言うか、新解釈過ぎてびっくりする所が多いと言えばそうなのだが、まあ、そういうこともあるよねって方向で。だって、誰も見ていないんだから。このびっくり新解釈でどこまで行くんですかね。壬申の乱までやるんですか?
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 3
    有馬皇子死亡。額田王登場。百済滅亡。

    状況が予想を超えて動き続ける中で、大海人皇子が朝鮮へ密かにわたります。
    向こうで何を感じ取ってくるのでしょうかね。それが、今後の大海人皇子の政略に影響してくるんでしょうか。

    額田王との別れが、瑕疵になりそうな予感。不倶戴天の相手の目の前で、別れの宣言。そして...続きを読む
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 2
    入鹿への憧れが、翻って憎しみになって今の中大兄皇子になってます。
    その心理を利用しているのが、大海人皇子と。

    二人の愛憎と野望に巻き込まれていく宮廷。中大兄皇子に負けた人達が哀れです。
  • 天智と天武-新説・日本書紀- 3
    有間皇子の処刑エピソードはよかったが、額田王と再会したものの宿敵の中大兄皇子に奪われてしまうエピソードに「あれれ?」と思い始め、大海人皇子が海を渡って半島に乗り込む展開に「ぽかーん……」と感じている第3巻。中村真理子さんの画が好きなだけに最後まで読みたいと思っているのですが。