五十嵐大介のレビュー一覧

  • ディザインズ(5)

    続編希望!!

    絵も美しくて、物語もとても良かったです!キャラクターや設定も凄くて。。ただ、まだまだ読みたい!読み足りないです。オクダは結局何者?あんなに会話無視で自分の事ばっかりしゃべったり。。オクダの過去や、人類の未来、また再開して明らかにしてほしいです。
  • 海獣の子供 5
    とにかく絵が綺麗でこの世界に引っ張り込まれました。内容ももちろん◎
    最後まで読んでしまうのがもったいなく、じっくり読みました。
    人にオススメしたいけど、どんな物語か言葉にならず「とにかく読んで」しか言えない。
    今このタイミングにこの物語に出会えて全身がよかったと叫んでます!!
  • 海獣の子供 1
    ここ近年で、類をみない感嘆と感動を覚えた作品。原作の扉絵だけで「う…あ〜⁉️」と声を上げてしまうほど。何もいない水平線から、海の生き物たちがどわーっと蠢いて出てくる描写は、漫画(静止画)なのに「動」を伴う。五十嵐大介氏は、動画に近い漫画を描く作家だ。デジタルを用いての漫画がぎょうさん増えたけど、この...続きを読む
  • 給食アンサンブル
    中学生6人の、給食を軸にそれぞれの悩みを描く短編集。それぞれのキャラクターが魅力的でうまくつながってる。読み終わってとても満足感のある1冊でした。
    そしてなにより表紙のイラストがステキ!大好きです。
  • 海獣の子供 5
    とにかく迫力が凄かった!!あと、絵がとても綺麗。内容は私には難し過ぎて理解出来なかった部分も多いけれどそれでも面白かったし、また暫くしたら読み返したいなと思う作品。地球や宇宙や私たち生き物についても考えさせられ、おそらく考え方が変わりました。
  • 海獣の子供 2
    「僕たちは、何も見てないのと同じだ。
    この世界は見えないもので満たされていて、
    宇宙は僕たちに見えているより
    ずっとずっと広いんだよ。」
    「俺は宇宙は人間に似ていると思う。
    …人間の中には、たくさんの記憶の
    小さな断片がバラバラに漂っていて…
    何かのキッカケで、いくつかの記憶が結びつく…
    その、ちょ...続きを読む
  • 海獣の子供 1
    映画の予告が良かったので原作を読んでみることにしました。本来は交わるはずのない海と地上と、この世とあの世との境界が綻びて繋がっているかのような不思議な世界感に魅力されました。ミステリアスかつ世界の海をまたぐ壮大なストーリーで、続きをどんどん読みたくなりますね。
  • ねこの小児科医ローベルト
    緊急事態ではあるけど、子どもを育てている人にはけっこう体験のある吐き下しの風邪。しかもたいてい夜中に起こる。
    そこにこんなお医者さんがかけつけてくれたらいいなあ。

    その「よくある」病気が、まずしく、生活の設備も医療器具も伴わない国で起これば死に直結しかねないことまで書かれていて、短いけれども広がり...続きを読む
  • 海獣の子供 4
    この壮大な物語の前には言葉を失う。
    アングラードは言う。
    「僕はごらんの通りおしゃべりだけど、言葉のない世界を持っている。(略)」
    「言語は性能の悪い受像機みたいなもので、世界の姿を粗すぎたりゆがめたりボヤかして見えにくくしてしまう。」
    「‟言語で考える”って事は決められた型に無理に押し込めて、はみ...続きを読む
  • 海獣の子供 1
    人に生まれ、生物としては人の形態を取っているが、別の生き物の様に見える特別な存在を描く作品は色々あると思うが、萩尾望都先生の数々のSF作品を読んだ時の様な感触を抱くのは何故だろう…
  • 給食アンサンブル
    それぞれの悩みを持つクラスメイト6人の心の変化を給食メニューに絡ませながら描いたオムニバス。次第に6人の関係性が繋がって一気読み。登場人物のみんなが本当にいい子!読んだ中学生たちも素直に影響されてほしいな。
  • ディザインズ(3)
    緑の中で蠢く生物の息遣い、雨で濡れそぼる森、木々を渡るヒューマナイズド・アニマルの疾走感。
    生命の営みは壮大で美しいのに、人間の争いの卑小で醜い有様ときたら。
    HAが人類を見限る日は近いようです。
  • ディザインズ(3)
    絵の美味さは現時点でも5本の指に入りそう。
    構想の現実感も絵と併せてストーリーに色を添えるでしょう
    音楽は・・想像するだに楽しみです。
    映像化は間違いなしでしょうが。人を選ぶでしょうね
  • ディザインズ(3)
    動植物への描き込みの緻密さにも息を呑むけれど、それ以上に、人間ではないものが世界をどのように知覚しているか、を表現する技法に圧倒される。少女の姿をしたカエルが、密林に降る豪雨を通じ、皮膚感覚によって周辺一帯の情報を察知するシーンは凄まじくも美しい。

    今後のイルカたちの進退や、オクダの真意のありか、...続きを読む
  • ディザインズ(3)
    五十嵐大介版けものフレンズ、と言うわけでもないけど、動物の要素を入れられた人間、と言うよりヒト化した動物HAの話。
    人間の愚かさを何度も見たキイ(!)の思考に感染するイルカが、今後どうなる。
    オクダはどうなる。
    たのしい。
  • アフタヌーン 2017年12月号[2017年10月25日発売]

    トルフィン!

    あんな表情するなんて!長い連載だからできる奥深い引きに完敗ですw

    マージナルオペレーションとフラジャイルは安定の面白さ♪
  • ディザインズ(2)
    人間同士の陰謀や策略の醜さが、身体をグロテスクに改変されたHA達の環世界の美しさを際立てている。
    テクノロジーの飛躍には、何か倫理観を狂わせる麻薬のような成分が含まれているなと思う。
    狂わないと発展もないのだ。
    ヒトという種が生き延びるための遺伝子の策略なのかな?
  • ウムヴェルト 五十嵐大介作品集
    表題作以外はショートショートな短編集。
    五十嵐大介の作品は自然への畏敬、畏怖の念が皮膚感覚で染み込んでくる。それでいて、あまり泥臭さはなく、透明感があるんだよね。唯一無二の才能です。
    『ディザインズ』の前日譚、『ウムヴェルト』のカエル少女のアクションも爽快。
  • ディザインズ(2)
    設定は奇抜で、描写は過剰だけれど、物語性が強いから読みやすい。
    ハードボイルドだけれど、ドライになり過ぎないというか。

    今巻は良いところで終わってしまって、続きが大変気になるところ。
  • ディザインズ(1)
    五十嵐大介作品は初読。

    人間の要素を遺伝子に混ぜて造られた動物たちの物語。

    キャラクターも台詞回しも設定も筋書きも、作り込みが細かくて格好良い。
    漫画としても、一枚絵の見せ方や、効果線の使い分け、液体や光の表現などが出色で、漫画であるからこそできることが詰め込まれている感じがする。