五十嵐大介のレビュー一覧

  • 海獣の子供 1
    前作『魔女』同様、圧倒的な描写力に構成力!
    ジンベエザメの群れに遭遇する見開きのページには、鳥肌が立ちました。
    とにかく自然の描写がすごく上手くて、引き込まれます。
    また、今作はしっかり漫画としてのエンターテイメントというか、ミステリーな要素もあってとにかく続きが気になるっ。
    大好きと感動が止まらな...続きを読む
  • 魔女 1
    とにかく圧倒されました。
    独特の世界観。独特の絵柄。独特の物語。
    けれどもそれが、全ていい!

    面白いを超えた、伝える力、伝えたい思いのある漫画です。
  • 海獣の子供 1
    大好き五十嵐大介シリーズ。
    魚大好きな私にとって、これ以上無いほどの作品。
    圧倒的な描写力と、新品世界観で魅了させられます。
  • リトル・フォレスト(1)
    これは何回も読んでます。とくにお腹の空いたときに。
    卵を油で揚げるときの擬音が、「じーくじくじく」なのがとても印象的です。健康で、ご飯をおいしく食べられる事がどれだけ幸せなのかに気づきます。
    それだけに、最後の終わり方が残念な感じ。なにもそこまで、急いで地に足つけなくても、と思った。
  • 魔女 1
    この人の描く白と黒は、濃密だ。
    膨大な数の生物が、蠢いている不純さがある。
    小さなコマの小動物の視線に「ぎくり」とする。
    五感にクる。五十嵐大介の漫画、おすすめです。
  • カボチャの冒険
    田園を舞台の猫マンガです。
    愛猫のカボチャと共に〜田舎へ移り住んだ作者。
    隣家まで100メートル。
    隣家の畑が周りに広がり、自分の家の庭にも果物のなる木がたくさん。
    動物に遭遇した地点の描かれた絵が楽しい。
    リスもちょろちょろしているような土地柄、ちょっと行けば、狐やカモシカや熊までいるらしい…

    ...続きを読む
  • 魔女 1
    「まいった」はい。「魔女」を通して語られる壮大な宇宙の物語。言葉の外側にある世界のほんの一握りをそっと掬って目の前に差し伸べられたような、抱擁と絶望。やられてしまった。怖い、とてつもなく怖い作品だと思います。10代の頃に出会っていたら、僕はきっと違う人生を歩んでいたに違いないでしょう。それほどまでに...続きを読む
  • カボチャの冒険
    五十嵐氏の愛猫「カボチャ」があまりにもわが家の猫にそっくりで驚きました。
    姿だけでなく行動も似ています。
  • 魔女 1
    この人の漫画はなんてすごいんだろう。

    考えさせられる話ばかり。。。


    なんだかすごい引きずり込まれる話なのです。
  • 海獣の子供 4
    生について、
    この世界について、
    宇宙について、
    人間について

     言葉でなく感覚で教えてくれる漫画です
  • 海獣の子供 4
    買っちゃった!新刊待たなきゃいけないのに買っちゃった!
    面白かった。

    次巻で完結するそうだけど、想像するだけで楽しみで死にそう。
  • リトル・フォレスト(2)
    いち子ときっこの関係性が良い。終わり方もとても素敵だった。読んでいると何でも簡単そうに思えて、小豆を育ててみたりしたくなる。雨の多い年はあきらめる、というところなど潔いと思った。
  • リトル・フォレスト(1)
    読んですぐに2巻も注文した。雪かきを手伝うからカレーを一緒に食べよう、というのがなんだかいい。これを読んで、初めてスグリのジャムを作ってみた。秋には栗の渋皮煮に挑戦したい。
  • 魔女 1
    様々な人種の、様々な文化圏の、様々な少女達が魔女となり得ます。
    不思議な雰囲気も魅力ですが、五十嵐大介氏の作品は、作中の食べ物がとても美味しそうで、その点も見所です。
  • リトル・フォレスト(1)
    東北地方の小森という集落を舞台に、都会から逃げ戻ってきたいち子の自足自給の日々をゆるやかに綴ったスローライフ物語。
    ここに描かれている日々は、おそらく著者自身の体験によるものなんだろうと思います。
    所々にはさまれる写真や料理のレシピ、作物とのふれあいから農作業に使われる道具の1つ1つにまで、著者がこ...続きを読む
  • 魔女 2
    世界観 メッセージともによかった

    「PETRA GENITALIX」 「うたぬすびと」
    どちらも好きだったけど
    うたぬすびとの孤独感は
    共感するところもあり 心に残っている
  • 魔女 1
    独特の世界観で描かれた魔女の話
    視点によって善にも悪にも見えるヒトの見せ方はリアル
    自然とヒトと社会の調和とかテーマは壮大
  • そらトびタマシイ
    五十嵐先生の作品はやはり”美しい”。『一漫画』ではなく、『一芸術作品』であると言っても過言ではないと思う。それほどまでに心躍らされる魅力が、どの作品にも確かに存在する。心が奮い立つほどに壮大で、鳥肌が立つほどに繊細。華麗で、それでいて泥臭い。不可思議でありえないような物語でも、五十嵐先生の手に掛かれ...続きを読む
  • 魔女 1
     アニメ映画「魔女の宅急便」でキキは友人ウルスラに、魔法は血であることを告げるシーンがある。
     魔を司る女たちの血。受け継がれるのは知識だけではないということを、この作品もまた訴えかけてくる。端正ではないがその極めて泥臭く見せかけているコマの中に詰め込まれた情報量の豊かさは特筆すべきだろう。
     世の...続きを読む
  • 魔女 1
    魔女=メラとかギラとか使う人、ではなく、自然と人間との橋渡し役という本来?の姿で書かれている。読んでいくうち五十嵐ワールドに引き込まれます