五十嵐大介のレビュー一覧

  • 魔女 1
    魔女にまつわる物語。短編集。
    圧倒的な絵の力でグイグイ読まされる。
    五十嵐さんは漫画家というより芸術家ですね。
  • 海獣の子供 1
    夜に感じる海の広さ、深さ、こわさ。
    だけどどこか惹かれてやまない。
    そんな何とも言えない感情がぎゅっと作品に詰まっている。
  • そらトびタマシイ
    土産 陶器
    そらトびタマシイ あたまに鳥の羽根
    熊殺し神盗み太郎の涙
    すなかけ 絵描きと砂がにじみでる女性
    le pain et le chat
    猫アレルギーとパン屋
    未だ冬 雪山遭難 春
  • SARU 下
    ちょっと展開が魔女的だなぁとも思うが。しかし,今時の他の漫画と較べりゃあ良いのさ。

    うーん,五十嵐さん好きだな。
    伊坂さんので感じた不気味さをよりはっきりとさせた感じかな。

    たぶんそういうのは伊坂さんより圧倒的に五十嵐さんのほうがうまいと思う。伊坂ファンだけども。
    きっと伊坂さんが色々悩んでる中...続きを読む
  • 魔女 1
    本屋で表紙の子の瞳に引かれて購入。素晴らしい画力と世界観で感動しました。海獣も猴もはなしっぱなしも好きだけど、魔女は五十嵐さんを知るきっかけになった本なので思い入れは格別。読んだ人しか分からない感覚があると思います。
  • SARU 下
    五十嵐大介最高傑作にして、金字塔!宇宙規模のスケール感と、優しく緻密な描写が共存する怪作。オカルトと呪術と民族紛争とすべてがごっちゃ。めちゃくちゃ面白かった。『魔女』はここに完結した、と思う。
  • 海獣の子供 1
    どのページも額に入れて部屋に飾りたくなるくらい綺麗。
    コミックサイズでモノクロなのが非常に残念!
    前に行ったマンガ展で見たカラー原画、
    本当に緻密で、
    マンガってすげー!と底力に感動したのだ。
  • SARU 上
    自分、こういう絵柄がものすごく好きな事を発見した。
    伊坂さんの原作はまだ読んでないので…。
    下巻を買うか悩んでる(笑)

    いや、その前に地元の書店で見つからない…。
  • 海獣の子供 3
    続きが見たい。
    もう世界観を表すこの絵が最高です。
    浸りたい。この水の惑星、神秘、嵐、生き物たちの、圧倒的な美しさに感覚すべてをゆだねたいです!
    もう物語の細かいとことか、謎とか、もう、好きにやって。読むからって感じです(笑)。
  • リトル・フォレスト(1)
    東北地方のどこか。
    のどかな田園にかこまれた小さな集落、小森。

    ここで生まれ育った「いち子」は、都会の生活に疲れ、村に戻ってきた。

    食べるものは、自分の手で耕し、育て、収穫し、手間ひまかけて料理して、ようやく口に運ぶことができる。
    生きることは食べること。簡単にはいかない。

    季節の恵みを味わい...続きを読む
  • 海獣の子供 1
    五十嵐大介さんの、ちょっとくせのある緻密な線画にうっとりする。そのうえストーリーがいい。キャラクターも魅力がある。
    海に対しての憧れや親しみ、それから恐怖。混沌とした感情が丁寧に描かれた登場人物たちの表情や、背景や、コマの1つ1つから読み取れるような気がする。
    そして唐突にやってきたラストシーンに震...続きを読む
  • 魔女 1
    まず第一にこの著者の絵柄が大好きです。それだけで自分には読む価値が大いにありました。
    次に迫ってきたのは世界観、強いメッセージ。厭世感に共感しつつも自身も批判されているようななんともいえない気持ちになりました。まだ第1集しか読めていないので次巻もはやく読みたいです。
  • 魔女 1
    思いの他セカイ系でびっくりしたと同時にファンタジーでありながらリアル感溢れる物語に一気に引き込まれました。
  • リトル・フォレスト(1)
    生きることは、食べること。
    暮らすことは、まわりの環境とともにあること。
    自分の手の届く範囲で生活することの大切さを思い出させてくれる一冊です。
  • 海獣の子供 1
    やたらといろんな本屋に陳列されているので興味本位に購入したらめっちゃアタリ。

    ジュゴンに育てられた二人の少年と、学校では人となじめない問題女子との3人を軸に物語りは進みます。

    美しい海中の風景をうまくマンガで、しかもモノクロで描けているのがすごい。
    しかも、深海魚とか珍しい海の生き物が出て...続きを読む
  • カボチャの冒険
    カボチャの可愛さは当たり前として(にゃんこだし、三毛子だし)、作者様の暮らしがステキすぎ。

    カボチャは自然が一杯のところで、優雅にノビノビと暮らしていりのね~!と読みながらニコニコ(orニヤニヤ)

    にゃんこ好き(三毛好きだとなおよし)で、田舎暮らしが好きな人にはどストライクでしょう。

    ...続きを読む
  • リトル・フォレスト(1)
    レビュー 東北のとってもとっても田舎の村で、楽しそうに自給自足をする少女のお話。

    もうほんと奥深い田舎の話で、もしかしたら都会の人は想像がしにくいかもしれない。
    でも、無い物は作って工夫して生活していく生活は、元々人間の原点なんだよなぁ。

    つーかお腹すきますよ。この本読んでたら!(笑)
  • そらトびタマシイ
    五十嵐大介氏の短編集。

    ちょっとだけ奇妙な雰囲気が漂う作品ばかりです。
    氏が近年書いている作品とは少々ティストが違って、これはこれで結構好きです。
    表題作のそらトびタマシイが1番好きかな。
    すなかけも好き。
  • 海獣の子供 4
    五十嵐大介の底なしのセンスと世界観!

    この人にしか生み出せない作品なんだろうなーって心から思わされる

    驚くべきは全編に渡ってボールペンで書かれていることでしょうか
  • 海獣の子供 1
    すごい!
    スケールでかいです。
    海と陸、隣あっていて、すごい近い存在だけど、
    海に住んでいるものは、陸では呼吸することさえできない。
    陸の生き物は海に入ると、
    呼吸することさえできない。

    こんなに近いのにお互いの世界で生きることができない
    海と陸。
    こんな近いところにあるのに、
    海のことぜんぜん知...続きを読む