加藤元浩のレビュー一覧

  • Q.E.D.―証明終了―(1)
    Quad Erat Demonstrundum――天才少年、燈馬想が事件の謎を"証明"する!――「Q.E.D.」数学をかじったものとしては気になる文字列。それがきっかけでこの漫画を手に取った。燈馬君はMITを卒業した高校生……と、どこかで聞いたような推理漫画ではありがちな主人公像。しかし、物語の端々...続きを読む
  • Q.E.D.―証明終了―(9)
    月刊誌に出張連載(本来は隔月誌連載)された「凍てつく鉄槌」。他1編を加え、どちらも”夫婦”が描かれているのが感慨深い1冊。
  • Q.E.D.―証明終了―(17)
    13巻登場のアラン・ブレードが性懲りもなくやって来た!な今巻。男は大きな子供だが、”女心”は実に深いと考えさせられる。
  • Q.E.D.証明終了 超合本版(3)

    QEDにハズレなし

    執筆されたのはかなり前のはずなのに、古びた感じは全くない。この巻では、前巻の「魔女の手の中に」の後日譚が描かれる。「そうきたか」と思わせる手腕はさすがだが、流石に強引ではと思わなくはなかったので星4つ。しかし、面白くないわけではない。未読なら必読。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(26)
    安定のおもしろさ。……なんだけど、いや、可奈ちゃん賢くなりすぎでしょ!?(ひどいw)
    もちろん、事件の捜査でも的を射た質問繰り出してたから、地頭はいいと思ってたけども?
    頭脳の燈馬くん、荒事と人情担当の可奈ちゃん、てコンビが好きだったのに~!
    世界の名だたる超難関大学から引く手あまたて、ジャンプしす...続きを読む
  • 捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書
    読んでいて絵が浮かぶような描写で、読みやすいライトなミステリーでした。ちゃんとどんでん返しもあって、押さえるところは押さえてます。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(23)
    「ふぅ・・器物損壊罪になるところだった」
    「ビルを折ると怪獣罪で地球追放です」

    傑作長寿ミステリ、第1シーズン50冊+第2シーズン23冊+マガポケで最新話まで一気読み。

    MITを15歳で卒業して日本の高校に入学しなおした天才の燈馬くんと、相棒役兼暴力装置のヒロイン水原さんのバディ物ミステリです。...続きを読む
  • 空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(5)
    いよいよ佳境!
    今までのあらゆる撒き餌がつながって、大活劇スタート。
    今回は殺人もどきやらマネーロンダリングやらカーチェイスやらインサイダーやら、派手でわくわく。
    各々悪巧みで大忙し(笑)
    風月が敵方のガブリエルを高く評価し、信用しているところがいい。
    おもしろかった!
    次巻でいちおう終了らしい。空...続きを読む
  • 空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(1)
    主人公たちが犯罪には手を染めてはいるものの、知恵を働かせて金を稼いでいるという感じで面白いです。
    ミステリー感は薄めです。
  • C.M.B.森羅博物館の事件目録(3)
    ミステリーといっても解く謎の種類がさまざまでいつもワクワクします。
    必ずしも人が亡くなったりするわけじゃないのがいいです。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(21)

    Q.E.Dらしい作品

    Q.E.D.シリーズを好きになった理由として、数学的な話題が出て来ることがあったため、この21巻はまさにQ.E.D.という感じです。
  • 捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書

    小説版QED

    アイドルからキャリア官僚になった警視庁捜査一課課員という
    三題話でつくられたような主人公を筆頭に、
    個性豊かなキャラクターが生き生きと動くミステリー。

    分厚い作品ですが、一気に読めます。
    思い切りの良い主人公のモノローグが痛快です。
  • Q.E.D.―証明終了―(7)

    数式の美しさを味わえます

    理系ではなかったから、いまだに不思議。
    なんでこんなに美しい式が成立するだろう。
    途中でネタには気づいただけに、
    興味は作者がこの式をどう表現するのか。

    後編は、巻き込まれる発端がくだらないだけに、
    主人公たちの仲の良さを感じることができます。
    読後もさわやかな小編。
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(19)
     19(+50)巻なので基本構造は割愛。
     安定して面白い推理マンガ。

     海外を舞台にマフィア絡みの事件を追う「ドッペルゲンガー」。
     社会派だったり国際犯罪絡みの事件でも「本格」的な文法で安心して読める。
     政財界をも納得させる美人占い師の謎の死を巡る愛と陰謀の渦巻く事件も、しっかり本格「春の風...続きを読む
  • 量子人間からの手紙 捕まえたもん勝ち!
    主人公キック、思いきりがよく頭の回転も速いので見ていて気持ちがいい。けど、警察内部のゴタゴタにストレスたまる…。1作目をあまり覚えてなかったんだけど、なんかもう一人、レギュラーになりそうな印象の子がいたような…
  • 捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書
    漫画家さんが書いた小説でした。設定も固くないし、タッチも軽いのですが、事件自体はなかなか濃く解決編までとても面白く読めました。

    キャラクターが個性的でそれもよかったです。
    次作も楽しみです。
  • 量子人間からの手紙 捕まえたもん勝ち!
     シリーズ第2作目。突っ込みどころも多々あるものの、前作より文章がこなれてきたように思える。相変わらずのマンガ的な展開なのだが、スイスイ読めて面白い。おふざけもあるが、警察小説としても読める。
  • 捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書
     作者はミステリーを得意としているマンガ家で、今作が初めての小説となる。残念ながら、コミック作品は全く読んだことがない。文庫版の表紙イラストは作者本人ではなく、私的にお気に入りのtoi8さん。

     元アイドルが警察庁のキャリア官僚になり、警視庁捜査一課で事件解決にあたる。たたき上げの刑事や変人刑事が...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(18)
    [精霊の家]

    浩宇(ハオユー)「ご足労おかけします燈馬老師(ろうし)」

    可奈「老師?」
    想「先生って事です」

    ん?日本語で話す時に「老師(ラオシー)」を「ろうし」ってわざわざ直して使うの?
    ハオユーは中国語で喋ってて、想が同時翻訳でろうしって言ったのかな?


    [学園祭組曲]
    文化祭準備の風景...続きを読む
  • Q.E.D.iff ―証明終了―(17)
    「ポプラ荘の殺人ゲーム」

    ポプラ荘というホテルで行われる推理ゲーム。
    説明されたルールは、

    ・これから何かが起きる。
    ・それは明確に謎だと認識できるはず
    ・解いたら商品
    ・48時間外界と遮断される

    というもの。

    参加者の中に猟銃持ってきてる猟師が居たり、夕食時に可奈の「なぜ食事が?」ってちょ...続きを読む