感情タグBEST3
楽しんで読めました。
読んでいると、加藤さんの漫画が頭に浮かぶ。まさに。
加藤さんの漫画が好きなだけに、あれを小説で読んでもなぁという先入観があって、これまで食指が伸びませんでした…
読んでみたら小説を活かした設定で、ちゃんと加藤さんの世界でした。
とても楽しんで読めました。
きちんと内容の本質を踏まえたタイトルだったんですね… 実はちょっとタイトルもサブタイトルもダサいと思ってしまってすみません…
たぶんターゲット層などの考慮からイラストが加藤さんじゃないのかなとは思いましたが、つくづく加藤さんの絵じゃないのが残念。
加藤さんの絵が表紙だったら、もっと早く買っていたかも。
小説版QED
アイドルからキャリア官僚になった警視庁捜査一課課員という
三題話でつくられたような主人公を筆頭に、
個性豊かなキャラクターが生き生きと動くミステリー。
分厚い作品ですが、一気に読めます。
思い切りの良い主人公のモノローグが痛快です。
Posted by ブクログ
漫画家さんが書いた小説でした。設定も固くないし、タッチも軽いのですが、事件自体はなかなか濃く解決編までとても面白く読めました。
キャラクターが個性的でそれもよかったです。
次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
作者はミステリーを得意としているマンガ家で、今作が初めての小説となる。残念ながら、コミック作品は全く読んだことがない。文庫版の表紙イラストは作者本人ではなく、私的にお気に入りのtoi8さん。
元アイドルが警察庁のキャリア官僚になり、警視庁捜査一課で事件解決にあたる。たたき上げの刑事や変人刑事が登場し、いかにもコミック的な展開ではあるが、テンポがよく読みやすい。ミステリーではあるが、大方の読者は途中で犯人の目星がつくと思う。作中のキャラで読む作品なのだろう。シリーズ化されており、あと2冊出版されている。